諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

本来??の桃太郎のモデルは、応神天皇で間違いないと思う。その3

2020年11月21日 12時41分46秒 | 伝説
今回のお題、書いている本人が判らなくなってしまいました。どうしたもんかなぁーと思いながら続きます。

さて住吉三神ですが、航海での指標となるオリオン三ツ星の神格化と言えますので星神ですが、航海の神ですから海神なのも間違いないところです。

そこで大変困ったを事を思い出しました。神奈川県横須賀市の走水で日本武尊の行く手を遮った海神・渡神の存在を。

横須賀市に走水神社が鎮座しております。祭神は日本武尊と弟橘姫です。

走水の海上で暴風雨が発生。それを鎮める為に日本武尊の妻である弟橘姫が入水し、暴風雨を止めた。この暴風雨は渡神であるとされています。

鬼渡神は「海でも山でも川でも直ちに渡り行く故、鬼渡神と申す」と坂上田村麻呂に自己紹介しています。つまり海神でもあり山神でり、水神・川神でもある。

そして山神・大山祇神の別名は和多志神。つまり渡神、鬼渡神。

つまり大山祇神は山神でもあり海神でもある。海での名前は大綿津見神と私は考えております。

仲哀天皇の父親である日本武尊が海神である渡神と対峙している。住吉三神も海神。そうなると仲哀天皇が住吉三神に呪い殺されたと言うのも辻褄が合います。

その仲哀天皇は桃太郎のお爺さんなのか。

仲哀天皇は次期天皇を先妻??の息子である忍熊皇子にしたかったかどうかは不明だが、忍熊皇子ら先妻??の子等は応神天皇と次期天皇の座を争った。そして忍熊皇子達は滅んだ。

仲哀天皇や忍熊皇子親子は鬼だったのか。

仲哀天皇の「哀」。忍熊皇子の「忍」。これらの文字から不遇で悲哀に満ちた人生を送った敗者である事が分かります。

「福は内、鬼は外」、敗者は鬼。そう考えると日本武尊、仲哀天皇・忍熊子親子は鬼に分類されるのかも知れません。

しかし、桃太郎のお爺さんは山神に守られていた。山神・大山祇神は海神・大綿津見神と同神だとしたら、住吉三神と大山祇神(大綿津見神)は対峙している事になる。それが判らない。

住吉三神はイザナギ命の禊から産まれた。っと同時に綿津見三神も産まれている。っと言う事は住吉三神と綿津見三神は兄弟神。若しくは同神の可能性がある。住吉三神は山神・大山祇神と言えなくも無い。

仲哀天皇の父親・日本武尊は、白い巨猪に姿を変えた伊吹山の荒神による雹に当たり体調を崩して亡くなった。

伊吹山の荒神は八岐大蛇、つまり山神。

海に置いては海神・渡神、山に置いては山神・八岐大蛇の攻撃を受けて亡くなった。

息子の仲哀天皇は星神であり海神でもある住吉三神により呪い殺された。自然神に殺された。

そうなると山神に守護されている桃太郎のお爺さんが、仲哀天皇である訳が無い。こりゃ、やっちまったなぁー。


続く。








コメント (2)
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