諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

禍の連鎖。自殺の連鎖。その3

2021年06月03日 02時22分33秒 | 人生
続きです。

話しをノイローゼになり、私の家で働く事になった伯父に戻します。

伯父は中学卒業時、総代をしたそうです。昔の神童。少なくても兄弟では一番の秀才です。

その秀才が事業に失敗した。ショックだったと思います。そのすぐ下の弟は自転車屋から身を起こし成功していましたし。

その秀才が情けなくも妹夫婦の下で、最低の仕事である新聞販売店の従業員となる。伯父には娘と息子がいる。何時までもノイローゼではいられない。真面目に働いてくれました。

っと言っても心の内は悶々としていた筈。それを感じ取ってか私の親父も悶々とする。互いにストレスを感じていた。母が兄と夫の板挟みになる。そのストレスの捌け口は私へ。

両親のストレスは全て私に向かった。私にストレスをぶつけなければ、平常心を保てない。私の心は疲弊した。そのストレスを溜め込み、誰も信用しない人間となった。

私は子供の頃から良い思い出なんてありません。だから直ぐに破れかぶれになる。直ぐに諦める。生への欲求が無くなっていた。どうにでもなれと思っていた。

新聞屋の息子は大抵ぐれます。隣町の販売店の息子は少年院へ行きました。ぐれずに親の後を継いだ者いたが、50代になって自殺してます。従兄もそう。

皆、不幸になります。こんな職業を選ぶ奴は世の中の事が分からない屑だと思います。家族に対して迷惑。成功してもマイナスの人生になります。誰かがその禍を受けますので。

また愚痴っちゃいました。この話を書くのは心が痛むのです。でも、決別しなければならない。続けますね。

その後、伯父は私の家の新聞販売業を辞めて転職します。転職先はあの豊田商事。私は当時、大学生でした。

伯父はテレビでCMを流している有名な会社に入れて、有頂天になっている様でした。

そして上司を連れ立って母の兄弟に営業を仕掛けます。

私の家にも来ました。チラシ入れの最中に。

従業員がいる前で「今の会社では給料が立つ位貰っている。お前の所ではどんなに働いても貰えないもんなぁー」と言います。あんまりだと思いました。

新聞販売店は超3Kです。休日なんて年に2日。配達する者が集まらないから、休刊日しか休めません。だから給料は高いのです。

私が勤めた証券会社の初任給は当時144000円(額面)でしたが、うちでは当時260000円+αからスタート。拡張すれば+数十万です。

しかも家族向けのアパートも無料。伯父にはそれ以上の給料を払っていました。決して安くはありません。

しかし、豊田商事で伯父は1万円が立つくらいの給料を貰っている。多分、200万円以上でしょう。

それで「これが本来の自分の実力だ」と、自分の価値を認識し悦に入っている感じでした。

そして妹夫婦の下で新聞販売業していた自分を恥じた。その思いを私の両親にぶつけた。だからこその発言だった様に思えます。

私は小学生から自転車で新聞配達をしてました。身体を使って働くのが馬鹿に思えてました。だから高校の頃から株や不動産に興味を持ち、楽して稼ぐ事ばかり考えていた。

それで分かってました。金の運用でそんなに儲かる訳がない事は。


続く。






コメント (6)
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