諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

高良玉垂命はその名の通り神功皇后だと思うのだが・・・・・。その2

2021年06月17日 13時06分18秒 | 神道
続きです。

そうは言っても不審な点があります。

八幡神社の主祭神は応神天皇。配神は神功皇后です。その上で神功皇后の同神である高良玉垂命を祀るものなのだろうか。

勿論、同神の神を一緒に祀るケースはあります。でも、大抵の八幡神社は応神天皇と神功皇后はご一緒に祀られている。そこに当たり前のように高良玉垂命を祀る。そこが不審です。

そして神功皇后は女神。高良玉垂命ではなく「高良玉垂姫」として祀るべきではないのか。

女神でも伊弉冉命の様に姫と表記せずに「命」と表記するケースもある。そこも不審。

「姫」の本当の意味は「女の家臣」です。「姫」は卑下した言葉です。その点も「瀬織津姫」は本来の日本の地主神の女神を隠す為に創造された神名だと考えます。天照大神を天照姫とは言いませんから。

そう言う事で「高良玉垂命=神功皇后」とは断言できない。だったら誰が高良玉垂命なのか。

八幡神社に関連する神であるのは間違いない筈です。そして尊い神である筈。そうなると住吉大神しか残っていない。

実は私の家の家紋は長州藩毛利家と同じです。天皇家の家系で天皇家に次いで威厳がある一品親王の「一品」から採っています。品の字に航海の神・住吉三神の象徴とされるオリオン三ツ星を充てた家紋とななっています。

そして不思議ですが、私が鬼渡神を知る切欠となった旧鬼渡神社である永井神社にも住吉三神が祀られている。因果を感じています。

この住吉三神ですが、意外な事に祓い清めの神です。伊弉諾尊が黄泉の国での穢れを清めて産まれて来た神ですので。

この話を書くと長くなるし、伊豆能売が今一良く分からないので今回は省略しますが、祓戸四神で言うと海中にいる訳ですから住吉三神は速佐須良姫になると思います。

まっ、それは兎も角、住吉大神は神功皇后に憑依し三韓征伐を行った。勝利した。朝鮮の地を手に入れた。そして朝鮮半島の地に住吉大神荒魂を祀った。

住吉大神荒魂は住吉大神の戦闘バージョン。武神と言える。

つまり朝鮮半島は住吉大神によって調伏された事になる。高良が高麗の事であるならば、住吉大神は高良を名乗るに相応しいと言えます。


続く。







コメント (2)
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