諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

禍の連鎖。自殺の連鎖。その5

2021年06月07日 15時40分52秒 | 人生
続きです。

永野一男会長の刺殺事件はテレビ放送されました。ショッキングでしたね。殺される瞬間をテレビで流したのですから。

当時の永野一男は32歳。その若さで豊田商事を創立し、2千億円を騙し取った。

刺殺されたのは残念ですが、それで私の家は助かった。

でも、刺殺されたことで事件は闇の部分が残った。被害者は10%の金しか戻らなかった。

それ以上に気の毒だったのは永野一男の母親。息子が刺殺されたのに被害者に謝っていた。こんな親不孝は無い。複雑でした。

そして私の母の兄弟ですが、10人兄弟中、7人の兄弟とその息子達が豊田商事の金を買った。合計金額は約1億円。1億円騙された。

伯父は豊田商事が詐欺だと知っていたのか。

知らなかったと思います。自分でも給料で金を買っていましたから。

伯父は責められました。特に長兄とその息子から。

その長兄は以前に大豆相場で800万円も損を出していたのに、2000万円も金を買った。その息子は800万円買った。

それだけではない。長兄は伯父を連れ立って近所の農家の人達にも金を売って損害を与え、村八分同然となった。

伯父とは反りが合わない金持ちの弟はどうなったか。

実は買っていたのです。伯父からでなく東京で別の社員から。その金額は3000万円とか3600万円とか言ってました。

私の母方の家系は山っ気がある人間ばかりと言う事です。私も高校から株や不動産に興味がありましたから、やっぱり血筋なんでしょうね。

そして私の母が金を買った兄弟から恨まれた。

「何で一番近くにいるお前は金を買わなかったのか。詐欺だと知っていたのか。知っていたら何で教えてくれなかったのか」と。

田舎の人は純粋です。純粋だから簡単に騙される。そして純粋な善にも悪にもなる。

田舎の人が飼い犬を虐待するのも純なる悪の部分から。犬とはそう言う生き物だから、虐待しても何とも思わない。故に人を傷付ける事を平気で言います。

そうなると私の母も私に当たりたくなる。「お前のせいで兄弟から責められている」とまでは言いませんでしたが、そんな雰囲気が感じられました。

そして伯父は兄弟と疎遠になった。付き合いのあるのは金を買わなかった私の母親とだけ。

その後、風呂掃除の機械を買って商売していましたが、それも上手く行かず市の清掃業務に従事していました。


続く。

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