諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

墓って一体何なんだ。

2023年02月27日 09時34分21秒 | 
あっー、墓である。一体、墓って何なのだ。

私は神道や民俗、考古学には興味があり、或る程度の知識はあると自負していたのだが、墓に付いては全然考えて来なかった。

墓に付いて書かれている本は大抵、墓相や宗派に付いてである。黒い墓石や赤い墓石、自然石、ふざけた形の墓は凶であるのは分かっている。分かってはいるが、それが本当に正しいのかは全然分からない。

墓相に付いて語っているのは多分、仏教に詳しい人なのだろうけど、仏教ってそもそも日本には誤訳に誤訳を重ねて伝わっているのである。

正しい仏教など誰も知らないし、断言も出来ない。だから多くの宗派がある訳だし。

うーん、この分野は大変難しいぞ。自分の考え、知識、思想を総動員して自分で納得しなければ、自分の墓が造れないぞ。

大抵は自分の家の宗派に従うものなのだろう。

しかし、私の家系は浄土宗から曹洞宗に改宗している。宗家の永井直勝が死の間際に改宗したのだ。

永井直勝は生前、東京都新宿区信濃町に浄土宗の一行院を開基している。それなのに笠間藩時代に曹洞宗の永井寺(えいせいじ)を開基して、自分の菩提寺にしているのだ。

何故なのだ。その理由を知りたい。簡単に改宗して良いものなのか。

永井家四代の永井尚長は、浄土宗の総本山である東京都・芝の増上寺で徳川家綱の法事奉行をしていたが、同じ法事奉行の内藤忠勝に刺殺された。増上寺の中で殺されたのだ。浄土宗から曹洞宗に改宗したから仏罰が当たって死んだのだろうか。

私の家は現在も浄土宗である。しかし、不幸が続いているのだ。事故死だらけだ。長男は夭折している。障害を持っている。私も長男。鬱で苦しんでいる。真面な状態でないのは自分自身で分かっている。

全てが仏罰だとは思わないが、運が悪いのは間違いない。この運の悪さは何故なのだ。浄土宗を続けているからなのか。

仏教は分からない。何が正しくて何が駄目なのか全然分からない。ただ、浄土宗のままではいけない感じがする。

永井直勝に聞いてみたい。何故に曹洞宗に改宗したのかを。

っとは言え、私は曹洞宗に改宗したとして墓を求めても、誰も私の墓に参拝する者はいない。何れは無縁仏としてどっかに移される。

それは嫌だ。私は永遠なる自分の墓を持ちたい。自分の墓の中で土の中で永遠の眠りに付きたい。

法律では勝手に自分の墓を造ってはいけないことになっている。しかし、私は自分の墓を造ってやる。何としても。

私の人生は困難と辛さ・悲しみ・後悔の連続だった。死後の世界では何としても安らかに眠りたいので。


ではでは。






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