諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

天知迦流美豆姫を祀る大鏑神社を考察する。その18

2023年09月06日 11時37分41秒 | 神道
続きます。

その天知迦流美豆姫が、息子である大山咋主と共に福島県郡山市の大鏑神社に祀られていた。

長々と説明してきましたが、これって本当に凄い事です。天照大神の本来の姿である天知迦流美豆姫を祀っているのですから。

これは仏教者ではありますが、法相宗を広めた徳一法師が独自の仏教圏として奥州・会津を成立させたからだと思えます。

それなら何故、大鏑神社には源義家による大蛇討伐の伝承が残っているのか。

これは会津磐梯山の手長足長を騙して調伏した真言宗の開祖・空海の存在が影響していると思えます。

徳一法師は会津を中心に自分の仏教感を伝えた。それを打破したいと考えた真言宗の空海一派。

日本の仏教は神道の枝葉として信仰を広めましたが、実質は違う。神道の神々を妖怪や鬼、そして大蛇に落とした。それらを退治した伝承をでっち上げ、大蛇退治の伝承を大鏑神社に残した。

或いは会津の神道の徒を迫害し、悪の大蛇として殺した。その話が大蛇退治として残った可能性も考えられると思います。

天知迦流美豆姫の神名を残すのは天皇家や朝廷側にも不都合です。しかし、祟りを大変恐れる天皇家と朝廷です。天知迦流美豆姫の神名を消す行いに恐怖した。

神道は受代苦の考えが有ります。受代苦は「人の苦しみを神が代わって受けて罰を受け苦しむ。或いは死ぬ」事です。この大蛇退治の伝承も私には神道の受代苦に思えてなりません。

この受代苦で一番辛い目に遭った神は一番尊い神と言えます。そうなるとやはり天知迦流美豆姫の神名が浮かびます。

勿論、対峙された大蛇は天知迦流美豆姫と大山咋主の親子神で間違いないと思います。

そして民衆も大蛇討伐に後ろめたさを感じていた。だから本来の日本の地主神であり、日本の要の神である天知迦流美豆姫の神名をこの地に残したと考えます。

会津には瀬織津姫を祀る神社も多く点在しています。この瀬織津姫と天知迦流美豆姫の名前を比べると分かると思いますが、天と地の違いはありますが、同じ川を意味する神名です。

ハッキリ言ってしまえば天知迦流美豆姫の神名を簡略化した、尊さを落とした、更には天知迦流美豆姫の神名を隠す為に瀬織津姫を創造したと私には思えます。

瀬織津姫には人間説あります。水の女、祓いの女と呼ばれ、川や湖沼で人々の衣類を脱がせ祓い清めをしていた。それが川の織姫伝説として福島県には多く伝えられている。それが人間説での瀬織津姫です。

天皇家・朝廷側は天知迦流美豆姫を自分達の祖神として、天照大神として蘇られた。

そして天皇家には「お湯殿の女房」と言う女性がおり、天皇の衣類を脱がせ祓い清めをする儀式が残っています。これっ、瀬織津姫の祓い清めと同様の手法です。

天照大神の手前、天知迦流美豆姫の神名を出すのは不味い。そこで天知迦流美豆姫の尊さを落とした瀬織津姫を登場させたと考えられる。

これまでも何度か語りましたが、宗教間では争いが生じます。

瀬織津姫とされた水の女、祓いの女は賽の河原の奪衣婆に落とされたのもその為です。

会津も徳一法師の仏教圏ではありますが、会津人の宗教感では仏教と敵対する神道であっても、真実を隠す事を良しとしない。

だから大鏑神社に天知迦流美豆姫を残して信仰を続けて来てのではないでしようか。

以上です。大変長くなってしまいました。

以前、「天知迦流美豆姫の神名は瀬織津姫によってカモフラージュされているのではないか」的に記事を書きました。

ネットで検索したら、私のこの考えを非難する人も数名おりました。

その方たちは瀬織津姫を宿している、瀬織津姫の声を聴けるとした瀬織津姫を語るスピリチュアルヒーラー達だと思えました。

「瀬織津姫の本来の姿は天知迦流美豆姫ではないか」と語られたら、自分達の霊感商法が上がったりになります。

今回のブログを書いていて「ののの備忘録」と言うブログを書いている「ののさん」に何度となく自分のブログに誘導されましたが、その内容は断定的に書いていて理由は書かれておらず、読んでも仕方がないものでした。

これっ、スピリチュアルヒーラーそのもののブログです。キリスト教や神道の知識が全くない。その上、どっかの本を読んで結果を書き写しただけの内容。自分では考えていない。

大本教の出口王仁三郎の本といずのめ教団の岡田茂吉の本まで読めと言われましたが、岡田茂吉は大本教に異を唱えて脱会しています。それをどっちも読めと言った矛盾に気が付いていない。

私も神道の記事を書いています。読んでくださる方も多く居る様です。その私を自分のシンパに加え、私のブログを読んでくださっている奇特な方々も総取りしようとする意志が見えました。

だから「ののさん」の矛盾点に付いて質問し、「ぼけなす」とまで言われましたが、逃亡されて行かれました。


「ののさん」は自分のブログ「ののの備忘録」を読めと言ってきましたが、神道やキリスト教の歴史を知っていれば、笑い話にもならない妄想禄であることが簡単に分かります。

こんなレベルの人にも騙される人がいる。だから私を信じろとは言いませんが、全ての本来の宗教は「神と自分」。それで完結します。

神を語る者、神を名乗る者、神を宿していると言う者の話は信じないだけです。目的は貴方のお金と自分への信仰心です。

人間なんて大したことないのです。仏教者だって無我の境地とか言いながら、自分の名声を広める為に自分の銅像なんか造ったりします。

無我の境地なんて笑わせます。皆、欲があるのです。欲が無ければ生きて行けない。それが人間です。

欲も人間には大切です。欲が無ければ自殺したくなりますし。

まっ、何時もながらシドロモドロな文章になってしまいましたが、私を含めて人を妄信しないでください。

「人と言と者」で儲かると書きます。スピリチュアルヒーラーの目的は自分への信仰からの優越感と貴方のお金です。腹の中では「馬鹿な奴」と笑っています。それがスピリチュアルヒーラーと言う人間です。

変な話になっちゃいましたが、くだらない悪意の人間なんかに騙されないでください。


ではでは。






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