続きます。
火鉢は炭さえあれば使用出来ると考えていましたが、大事な事を知りませんでした。それは灰です。
私、火鉢と七輪は同じシステムだと思っていたのです。火鉢に焼けた炭を入れれは良いものだと。
違ってましたね。そんな事をしたら陶器の火鉢は炭の熱で割れてしまいます。そうならない為に炭が必要だったのです。
七輪の場合、珪藻土の陶器??で出来ていますが、炭の熱で割れない為に厚く造られている。灰は穴の開いた中蓋??を通して灰受けに落ちる仕組みとなっている。その珪藻土で造られている中蓋も炭の熱で良く割れるそうです。
七輪より大分薄い火鉢は熱によって割れてしまう。それを防ぐ為に断熱材として灰が必要だったのです。
それで1.8キロの灰をヤフオクで落札。200円でしたけど送料は760円。痛い出費です。
早速、灰を入れたのですが私の手炙り火鉢の4分の1しか埋まらなかった。
火鉢は嵩上げとしてレンガ、砂、粘土等を下に引いて灰を被せるみたいです。全体の4分の3は最低でも灰で埋める必要がある。そうしないと火鉢が熱で割れる。
試しに1.8キロの灰を入れ、炭を引いてから熱した炭を少量置いたのですが、それでも火鉢はかなり熱くなる。もしかしたら割れるかも知れない。
その他、色々試したのですが、炭は保温材でもあることに気が付きました。灰が熱を保てば少量の炭でも温かい。だったらあと4キロの灰が必要。それでまたヤフオクで5キロ近い炭を落札。送料が1100円掛かり2000円近い出費となりました。
つまり、手炙り火鉢を使う為に1.1万円掛かったと言う事です。
うーん、これだったらエアコンの電気代や石油ファンヒーターの石油代の方が安かったかも。
でもこのペースで行けば、オガ備長炭は10キロで3月いっぱい持つかも知れい。2100円程度で3か月持ったら電気代よりは安くなる。しかも炭火で焼けば何でも美味しい。その点を考えれば良かったのかな。
もう少し暖かくなったら七輪を購入し、屋上で焼肉も焼ける。鳥の胸肉も炭火で焼けば大変美味しい。
どんな肉でも炭火で焼けば、お店よりも断然美味しい。ちょっと楽しみ。
私の人生、楽しみが少ない。こんな小さな楽しみでも生きる糧になる。良い事だ。早く残りの灰が届かないかな。
それにしても今日は寒いな。火鉢から離れられないや。
ではでは。