諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

京都アニメーション放火殺人事件の青葉被告に死刑判決。この事件の深層を考えてみた。

2024年01月26日 16時21分05秒 | ニュース
復讐。

私、愛する者が殺されたのであるならば、復讐は決行すべき最愛の行為だと考えていますが、青葉被告の行為は自分の作品が盗用されたと妄想した逆恨みの行為です。同情の余地は無いかな。

本人はもしかしたら数年の懲役を覚悟して、建物の一部を延焼させるだけの犯行を目論んでいたのかも知れませんが、36人もの命を奪ったのです。死刑は当然です。

死刑無くしては36人の命を奪った責任は取れない。死刑でなくては日本の秩序は守れない。死刑があってこその日本。日本の秩序は死刑があってこそ成立すると思います。

それにしても自分の作品が盗用されたと考える。

そりゃね、私も小説を書こうと立案したりしていますが、調べてみたら似たようなストーリーは結構あるものです。

それを盗用されたと考える気持ちも分かります。多くの作家はゼロから発案しない。何かしらモデルと言える事例や小説を参考にする。

私も人の記事をリライトしていました。盗用されるケースも多いですし、青葉被告の主張も真実なのかも知れません。

でもねぇー、京都アニメーションの作品って、萌え系の美少女がてんやわんやの騒動を起こしたり、特徴の無い普通の男を好きになったり、キャビキャビキャビキャビしているものがメインでしょ。そりゃ、作品も似るってもんですよ。

彼の生い立ちにも同情の余地があります。父親に虐待され、両親は離婚したそうですからね。そして軽犯罪も犯している。まともな人生は歩めない。

私は犯罪はかろうじて犯してはいませんが、出会いと別れ、期待と挫折の人生です。

青葉被告の想いが私の心に入って来て鬱になります。本当は彼の事は考えたくない。

私も心の怨霊を最大限に増長させたら、青葉被告になってしまう可能性は大変少ないがゼロではない。そう想う自分に恐ろしさも感じます。

青葉被告は犯行時よりも正気に戻っている筈です。多少は反省しているでしょう。

でも、犯行時は自分を抑えられなかった。心の沸点を超えてしまった。魔物になった。

被害者の肉親から強い憎しみを受けている。自身も大火傷を負った。一人で生きるのは困難になった。彼も今は死を望んでいると思います。

うーん、私、色々考えたのですが、青葉被告は萌え系アニメの作者になりたかった。京都アニメーションに作家として迎えて貰いたかった。

しかし、無理だった。自分に限界を感じた。死にたくなった。

自分が自殺しても自分が憧れた京都アニメーションは続いていく。自分の人生の唯一の夢である京アニ。それが観れないのは心残り。

だったら共に消滅させたい。京アニが無くなれば心残りが無く死ねる。そう考えたのかも知れない。

アニオタって恐ろしいのですよ。アニメと現実の世界を行き来している。現実とアニメの世界が分からなくなってしまう。

自分がアニメの中の主人公だと思い込んでしまう。アニメの世界だから暴力や人殺しなどは当たり前。そんな精神状態になってしまう。

アニメは夢を与える部分はありますが、精神を乱し心が混乱する要素は確実にあると思います。

人間は洗脳されます。催眠術がその証拠です。スピリチュアルでの霊感商法もそうです。もしかしたら宗教全般もそうかも知れない。

宗教の狂気の面は歴史が証明して言いますが、アニメもまた宗教的要素がある。恐ろしい部分は確実にあります。

今回の事件はアニメの恐ろしさが焙り出された。亡くなった36人には何の罪もありませんが、解釈する者の心によってはアニメも悪に変貌する。

この事件の深層には、そんな部分も有るのかも知れませんね。


ではでは。










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