昨日珍しく夢を見ました。釣竿が折れてた夢を。
私、以前は毎日名作の夢を見ていました。何時もうつ伏せで寝てしまうので、胸が圧迫されて夢を見るのだと思います。それが私の数少ない楽しみでした。
それが重度の睡眠時無呼吸症候群と診断され、CPAPを装備して寝る様になったら殆ど夢は見なくなりました。眠りが深くなったからだと思います。体の面では良かったのでしょうけど、金銭面(毎月4760円かかる)と僅かしかない私の楽しみが無くなったのは辛いですわね。
まっ、それは仕方ありませんが、昨日久々見ました。部屋で探し物をしていたら釣竿が出てきたのです。ブルーとホワイトのファッショナブルな奴が。
釣竿はシーバスロッドです。シーバス、つまり鱸をルアーで釣る竿です。2.7メートル程の長さです。メーカーはケンクラフト。釣具チェーンの上州屋から出ているメーカーで竿の名前はオーシャンブルーだったと思います。
実は私、この竿のの3.6メートル、3.3メートル、3.0メートル、そしてデザインは違いますけど2.4メートルと4本も持っています。この釣竿、値段は高いのですが上州屋で出しているからか人気が無く、中古で買うと頗る安い。当然わたしゃ新品では買いません。ヤフオクと中古釣具チェーンのタックルベリーで購入したものです。
ここでチョット脱線しますが、私、このタックルベリーを経営してみたかったのです。タックルベリーはフランチャイズの中古釣具店です。私の家の空き店舗で出来ないかと思ったんです。その当時大変儲かっていたみたいですし。
何でもオープン初日には100万円の売り上げが仙台の某店で有ったと聞きます。それでは私も私もと思ったんです。釣りは好きだし、釣具の知識もありましたので。
そしたらテリトリー制で私の空き店舗では駄目と言われました。それどころか仙台でも駄目と言われたんです。既に仙台のテリトリーは埋まっていると言われて。それだけ儲かっていたと言う事ですね。
そして3.11の東日本大震災。仙台の釣り場は崩壊しました。私がヘラブナ釣りで通っていた与平衛沼、県民の森の4連沼も土留めが決壊し、魚がいなくなりました。
渓流魚は放射能に汚染されています。海は釣り場が地盤沈下で無くなったり、放射能だったり、津波で多くの方が流されたりで釣りになりません。釣り好きの人は山形の酒田港まで通うようになってます。こんな事になるとは・・・・・・・・。
私、もしタックルベリーのフランチャイズに加入してたら大変な事になってましたわ。宮城県の釣り人は激減してます。こうなると釣具なんて売れないです。フィッシャーマンや上州屋も店を減らしましたし、売り上げは激減したと思いますよ。
現に今、タックルベリーの釣具の価格は激安です。そりゃそうです、釣りが出来なくなったのですから。これは私、読めなかったです。
私の母親の実家は福島県いわき市で梨園を経営しています。自然との闘い、天候との戦いです。でも放射能までは想定していなかった。だから伯母は梨園を廃業しました。
自然相手でも大変なのに災害、更に放射能では太刀打ち出来ませんよ。つくづく商売と言うか、個人経営は難しいと思いますね。
続く。
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