「あきんどスシロー」のペロペロ事件で、昔の自分を想い出した。

ネットでユーチューブが発展しなければ、こんな事件は起きなかったでしょう。

目立ちたいのですよ、凡人は。私の様に変に目立つタイプの人間は、目立つことに嫌気がさしていて隠れて生きていますが、ユーチューブで注目を浴びたい。アウトローを演じたい。悪役レスラー気分を味わいたい。そんな気持ちからあんな事件を起こしたのだと思います。

それにしてもやっちまいましたねぇー。スシローの株価を1700億円もぶっ飛ばすなんて。或る意味、予想以上に注目を浴びてしまった。そりゃ、親子共々、スシローに謝りに行きますわね。

でも、金額は1700億円なのです。他の回転寿司チェーンも影響を受けているでしょう。

それに世界中に日本人の馬鹿さ加減を宣伝してしまった。この負を金額で表すと1兆円越えかも知れません。本当にやっちまいましたね。

既に名前や年齢、通学している学校名までもネットで知れ渡っている。

スシローも許す訳にはいかない。「ごめんなさい」を受け入れたら、「ごめんなさい」で何でも許されるのだと世間から思われる。同様の事件が何度でも続く。

そうならない為にも謝罪を拒否するのは当然でしよう。

実は私、小学四年生の頃、崖の上から石を投げていて同級生の頭に当たったことがあります。それでパトカーに乗せられて警察署に連れて行かされました。

新築の餅撒きを待って多くの人が崖下に石を投げていた。私も真似したら崖下から登って来る同級生に当たった。勿論、故意ではない。

病院に行ったら頭蓋骨陥没で死ぬ可能性がある。生きたとしても障害が残る可能性があると言われました。

小学四年生で人殺しになる寸前だった。父親には「お前のせいで財産の全てが持って行かれる」と怒鳴られるし、あの時は本当に生き地獄だった。今の私だったら自殺していたかも知れない。

結果、同級生は死なずに済んだ。障害も残らなかった。その同級生から「人殺し」と罵られたが、生き延びてくれて本当に良かった。亡くなっていたなら、今だって鬱が酷いのだ。本当に生きてなかったかも知れない。

「人殺し」と罵られて嬉しかった。その言葉は私が人殺しにならなかった証明なので。

さて、ペロペロ少年に話を戻します。私の主観ですが髪を金髪等に染める奴にろくな者はいません。だから私、水商売の女性が嫌いなのです。

17歳で髪を染めている。これは刺青の手前の状態。自分には何もない。それを肯定したくないから人とは違うカッコをしたがる。没個性で詰まらない人間だと私は確信しています。

裁判となると慰謝料は2000万円～3000万円程度に落ち着くらしいです。こんな金額を受け取ってもスシローの損害には焼け石に水。

スシローは以前、「おとり広告」事件を起こしていたから、その恨みで仕返しにペロペロした可能性もある。「

「おとり広告」は詐欺と言われても反論できない。それで多くの客が憤慨した。無駄足を踏んだ。その罰がスシローに当たった。私はそんな風にも思います。

この事件はスシロー側にも問題はあったかも知れない。真摯に一生懸命働いていたら、客もペロペロする気持ちにはならない。凡人であってもそれが人間だと思うし。

また支離滅裂な話になってしまいました。ペロペロ少年の心境は地獄にあるでしょうが、あの時の私の心境よりはマシだと思います。2000万円～3000万円で裁判では許してもらえるので。

あの時、同級生が死んでしまっていたら一生地獄。3000万円程度で助かるのなら、ペロペロ少年も生きていける。

もうふざけないだろうし、真面目に生きていける。それが自分への戒めになり人生は良い方向に向かう。そう考えたいですね。

諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。