諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

瀬織津姫は大麻の香り。 その2

2013年09月21日 21時10分22秒 | 瀬織津姫

つづきです。

「甘い香りがする、花の香りが・・・・・、花が無いのに」と少々興奮気味のY氏。確かに金木犀の香りがしました。辺りを見渡すと橙色の金木犀は無し。

でも、ちょっと遠くに木蓮??の白い花が見えました。私は花の知識は全然無いので分かりませんが、木蓮??も金木犀に似た香りなのではと思いました。また、隠れた場所に金木犀が咲いていて香って来るとも考えられます。私には「そんな事もあるわいね」としか思えませんでしたね。

その後もY氏はご自身のブログや著書、講演会で「甘い香りが・・・バニラ?、花の香・・・・・ユリ? 墨の香り??、甘露、甘露!!」と再三語っています。

講座で花の香りがしたとしても、ご婦人の香水って事もあります。物理的に説明できなければ、実体験をしても中々信じられるものではないと思いますね。

ただ、私はY氏が嘘を言っているとは考えていません。

Y氏と西会津へ泊りがけで神社の参拝及び渓流釣りに出かけた時、東北自動車道のY氏のクルマの中、福島市近辺でUFOを見た事があります。

Y氏が「UFOだ!!」と叫び、フロントガラスから前方を指指すと、そこには確かにUFOとしか表現できない物体が浮かんでいました。

色はガンメタリック。形は縦長の菱形。空中で浮かんでいた、もしくは停止してました。Y氏談では回転しながら止まっていたと言っていましたが、近眼の私にはそこまでは見えません。

そしてUFOは、暫く停止した後、急に垂直に上昇しパッと消えたんです。

この動き、鳥や飛行機、ヘリコプター、アドバルーンでは説明出来ません。やっぱりUFOとしか言い様が無いです。これ、物理的に説明できない実体験と言えます。後日分かったのですが、福島市はUFO発生のメッカで、UFO博物館??もあるようです。

こんな事があったもんですから、「Y氏がセスナみたいな馬鹿でかい鳥を見た」、「運転中、急に鳥の羽が発現した」、「白い三角形の飛行物体??を見た」等々の話も嘘とは思わなくなりました。

何故、Y氏にこんな奇跡が頻発するのか。

まあ、簡単に言うと上を向いて生きているからですかね(笑)。神を疑わず生きていると言うか、祝福されていると言うか、恵まれた人生を歩んでいるからだと思います。

それに引き換え、私は下を向いて歩いているんでしょうねぇー。肉親に起きた不幸、因縁から頭が離れないのでね。

でもね、私も子供の頃は、結構目立ちたがりで積極的な男だったんです。でも、積極的に行動すると、それが不幸にぶつかる原因と考えられるケースが多々あったんです。

そんなもんですから、全てにおいて消極的になりました。結果、不幸を避ける事が出来るようになった気がしています。

坂本九さんの「上を向いて歩こう」と言う歌がありますが、私が上を向いていたら不幸を避けられない気がします。姓名判断で凶名の坂本九さんも上を向いて歩いていたせいか、日航機墜落事故で亡くなりましたしね。

私、何時も思うのですが、上を向いて良い人と、悪い人に分けられるのではないかと考えます。神は不公平なのか、親の因果が子に報いって事なんでしょうかね。

常に悪い事が起こる、最悪の事が・・・・・って考えて生きていれば、最悪な出来事が起こっても諦めが付くと言うか、何とか対応出来ます。それで私、何とか生き延びて来た様に思えるのです。

だからと言って下向いてばかりだと、何の為の人生かと疑問に思っちゃいますわね。人生って、ホント難しいですよ。このブログのテーマの様に諸行無常です。しかし、何のために生きているんでしょうかねぇー。

まっ、私、何の事は無い、私はまだ、何も分かっちゃいないと言う事なんだと思いますね。

 

つづく。

 

 

 

 

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瀬織津姫は大麻の香り。 その1

2013年09月20日 01時20分33秒 | 瀬織津姫

今回のタイトル、「瀬織津姫は大麻の香り」ですが、誤解されると私、お上に御用になってしまう可能性があるので、最初に弁解しときます。

私は大麻なんて所持していません。吸ってもいません。ネットや図鑑で大麻の写真を見た事はありますが、現物は見た事ありません。当然、触った事もありませんし、香りを嗅いだ事もないです。無罪を主張します。

タバコだって吸いませんし、ギャンブルもしません。お酒も、ほんのチョット嗜む程度です。お酒飲んでも自分の運命を深刻に受け止め、シンミリ、どんよりする人畜無害な私です。根暗かも知れませんが、酒乱ではありません。

クルマの運転だって、酒気帯び運転なんて絶対しませんし、余りにも運転が下手で安全運転しか出来ません。本当に悪い事など致しません。

これから書く大麻の香りに付いての考え・実感は、全てに置いて私の想像であり妄想です。くれぐれも大騒ぎして警察に通報なんかしないで下さいね。誤解されて警察に捕まり留置所なんかに入れられたら、惨め過ぎて泣きますよ、私。

それでなくても不運続きで、注射恐怖症の私です(関係ないか・・・)。これ以上、辛い思いはしたくないので、そこんとこくれぐれも宜しくお願い致しますね。ホントですよ。

さて、前回、8月15日から約一ヶ月に渡って、「青麻神社と瀬織津姫」のタイトルで瀬織津姫と大麻の関連を書きましたが、今回はその番外編です。

実は今月の一日、岩手県奥州市水沢公園内に鎮座する陸中一ノ宮・駒形神社にて、瀬織津姫を巡る吟遊詩人(書いてる私も恥ずかしい)のY氏と共に、綿飴のような甘い香りを体験しました。

大麻と瀬織津姫の関連を考えていて、実際にその香りを体験するって、中々のミラクルでしょ。

私、因縁の家系故、警告と言うか、威圧と言うか、不のミラクルは再三体験して来て、その意味での神や、神の眷属の存在を確信してます。

でも、今回の綿飴の香りは祝福の祓い清めに感じました。そして、この綿飴の香りは駒形神社ならではと考えています。

さて、この甘い香りに付いて知ったのは、上記のY氏からです。

Y氏とは今から4~5程前、私同様、鬼渡神を調べている福島県在住の方がいまして、「鬼渡神はセオリツ、セオリツ」と自分のブログで勝ち誇ったように連呼してましたんで、「瀬織津姫とは何ぞや」と思い、瀬織津姫をネットで調べててY氏のブログに辿り着き、コメントしたのが最初です。

瀬織津姫は私の故郷、福島県いわき市の根渡神社、栃木県の荷渡神社に祀られていますから、確かに鬼渡神であります。

鬼渡神の神社は会津地方と言うか、南東北中心に60社以上確認され、水神である事をコメントでY氏に伝えた事が切欠で、確か1~2月後にY氏が仙台に来仙。

地元の瀬織津姫・鬼渡神関連の神社や多賀城界隈、そして塩竃神社を案内。

塩竃神社ではY氏の協力者が以前、巫女さんをやっていたとかで、塩竃神社の禰宜さんの話を1時間以上聞く機会を得ました。

しかし、その日は平日。私は太ってて馬鹿面。Y氏は70年代のアイドル張りの長髪。禰宜さんには私ら、怪しい二人連れと思われたんでしょうねぇー。

しかも、私、以前読んだ本で、塩竃神社はナガスネ彦が祀られており、ナガスネ彦の石碑の写真も見ている事から、その旨聞いてしまったんです。

禰宜さんは「そんなの初耳だ」と言っていました。しかし、塩竃神社にナガスネ彦が祀られていると先代旧事本紀に書かれていますし、禰宜さんが分からない筈ないと思います。

多分、危ないこと聞く奴と警戒されたんでしょうねぇー。少々、怪訝な態度取られまして、「信仰心がある様にみえない」、「何の目的で・・・・」とか、逆に色々尋ねてきました。

私は因縁の家系故の信仰と言いますか、神社とは本来、呪いの封印の役割の為にあり、その方面で信仰を考えているのですが、禰宜さんには分かって貰えなかった様です。

まあ、Y氏も「お昼はお寿司!!」モードに入られた様で、禰宜さんに塩竃のお勧めのお寿司屋さんを聞いたりしてましたからね。そりゃ、不審に思うでしょうね。私だって「何しに来たんだ、コイツら」と思いますよ。

寿司屋の質問では、禰宜さんはかなりセレブな方の様で、全国的に超有名で漫画「将太の寿司」の「まぐろの哲」モデルにもなった超高級寿司店、「すし哲」を薦めたりしたもんですから、貧乏な私め、どんだけお金取られるか気が気で無かったですよ(私の意見で、塩釜港と言う地元資本の回転寿司店に連れて行きましたけどね)。

話は変な方向に行っちゃいました。禰宜さんにお会いする前の塩竃神社に戻します。

塩竃神社には、禰宜さんとの約束の時間前に付き、神社内をチョット散策しました。そしたらY氏、突然歓喜の声を上げ、「甘い香りがする、花の香りが・・・・」と言い出したんです。

 

つづく。

 

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オリンピックより、放射能でしょ。

2013年09月17日 02時42分32秒 | 東日本大震災

先日、私の親父はとんでもないこと言い出しました。「福島へ震災の作業をして来る」と。

私の親父は30才近くまで自衛隊で働いており、現在は自衛隊OBで創られている隊友会に属しています。その隊友会の仲間が国からの要請で、続々と福島へ復興作業に行っている。それで自分も隊友隊の仲間と自衛隊時代を懐かしみながら働きたいと言うのです。

何でも日給1万6~8千円だか出るそうなんです。食事・宿舎込みで。

しかし、私の親父の年齢は、既に70代後半。どっから見ても爺さんです。機敏にも動けませんし、力仕事も無理が利かない、頭も回らない、耳も聞こえない、無い無いづくしの年齢です。何寝ぼけているんだ、誰が雇ってくれるんだ。ボケたかと思いましたよ。

だけど隊友会の会員は大抵60才以上、70代中心。80才以上も大勢います。年寄りの集まりです。実際、70代の会員も福島へ復興作業に出ているようです。何か、年寄りだからこそ集めているように思えます。

考えてみれば津波等の震災の被害は、福島県よりもは宮城県の方が甚大です。宮城県に住んでいるんですから、震災復興の作業に行くなら当然宮城県に行くべきです。それなのに何故に福島なのか。

これ、考えるまでもないですね。放射能です。放射能の除染作業させる為の募集だと思います。

まあ、隊友会のメンバーなら統制力も抜群です。自衛隊だったのですから。愛国心もタップリあります。

そして、私の父なんか団体行動が大好きです。もう80才も近いと言うのに、30才近くで自衛隊を辞めた事を未だに後悔してます。自衛隊の制服の者を見ると直ぐ話しかけ、先輩面し自慢話し、えばり散らすほど自衛隊、団体行動が好きで、未練タラタラです。

もうね、自衛隊に戻れないのであれば、刑務所の囚人でもいいと思っているくらい団体行動が好きなんです。刑務所での囚人が出ているテレビを見るとウットリして見てますからね。出来るものならば、誰かの代わりに刑務所に入りたいと思っている位です。私はもう付いていけませんよ。

それでまた昔の自衛隊の仲間と一緒に働けると満面の笑みです。もう、一難去ってまた一難。どうして私の親父は問題ばかり起こすのでしょうか。私、物心付いた時から親父の心配ばかりしてます。不幸を吸い寄せる事ばかりしてます。本当に困ったもんです。

私は「何を考えているんだ」と言いましたよ。私の親父は放射能の知識なんてありません。「原子力の釜を雑巾で拭いて」と言われれば、喜んで嬉々として拭きます。清清しい顔をして。

人を疑う事ができない人間です。今まで、どれほど親父の尻拭いしたか分からないほど、問題ばっかり起こす男なのです。またかと思いましたよ。

私は説明しました、放射能を。他人の話は直ぐ信じる親父ですが、息子の私の話は全然信じないので苦労しました。何たって、私が子供の頃から私にライバル心を持ち、私が失敗するのを喜ぶ男です。全然、私の話には聞く耳持ちません。

しょうがないので、母親とタッグを組んで説明しました。「癌になって戻って来ても面倒見ないよ」と言って。

これで何とか納得させました。ここ数日、親父の説得で随分と時間潰しましたよ。ホント、苦労させられますよ。

それにしても、80近い老人を募集させねば成らぬほど、除染は進んでないし、やる人間も居ないのでしょうねぇー。

まあ、80近いからこそ放射能に蝕まれても後先短い命だから丁度良いと国は思っているのでしょう。原発事故が起きた時、管さんもそんな事言っていたと思います。

オリンピック招致のスピーチで安倍総理、放射能は完璧にコントロールしているとか言っていましたが、汚染水はダダ漏れだし、除染はちっとも進んでないし、除染作業する人間はいないしで、日本は本当に危機的状況にあります。

気の遠くなるような作業が半永久的に続くと言うのに、オリンピックやっている場合なのでしょうか。それでなくても人が足りないのに、オリンピックで人員を割いている状況じゃ無いと思います。こんなにも大ピンチだと言うのに・・・・・・・。

私は東北を3.11以前に戻せと言っている訳ではないです。全部の港をかさ上げ工事せよ、防潮堤を造れ、全部除染せよ、津波被害者の住宅を造れ、もっと補助金出せ・・・・・なんて言いません。そんなの絶対無理です。今後、著しく人口が減る東北にそこまで投資しても、国の経済を傾けるだけです。

しかし、汚染水のダダ漏れだけは何とかしないと、とんでもない事になります。現に福島県での漁業は禁止されているのに、宮城県はOKなんて信じられませんよ。海には境界線が無いのですから。

潮流は福島第一原発から宮城県側に流れています。そして地形的に仙台湾から湾曲して牡鹿半島で受け止める形になっています。つまり、海の放射能は宮城県に留まっているのです。それなのに漁業OKにしちゃマズイでしょ。

正直言って日本の放射能に対する対応は、チェルノブイリのロシアより完全に甘いです。マアマアマアの対応です。常識疑いますよ。

ハッキリ言って、放射能は少量でも危険です。癌や白血病にならなくても心筋梗塞等、臓器への影響で死ぬケースが増加します。

チェルノブイリ事故でそれを含めた死亡者は100万人以上と言われていますからね。食からの放射能を徹底的に食い止めないと、本当にマズイですよ。

現に2011年の福島県での心疾患による死亡者は、前年度に比べ30パーセントも激増しました。割合では全国断トツのトップです。 この数値、放射能以外考えられませんよ。本当にエライ事になってますし、本当にホント、とんでもない事になりつつあります。

海外の研究機関では、1000万人の日本人に影響を及ぼすなんて言っている所もあります。もう、冗談ではないのです。

「お・も・て・な・し、おもてなし(合掌)」なんて寝言言っている状況ではないです。

兎に角、復興やオリンピックよりも放射能、人の命を最優先すべきです。韓国、北朝鮮、中国を嘲ってる場合じゃないです。日本が全世界から嘲られますよ。

本当に、しっかりやって貰いたいです。フランスの風刺画みたいにならない様に・・・・・・・。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

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青麻神社と瀬織津姫。 その13

2013年09月15日 19時12分51秒 | 瀬織津姫

またチョット伸びてしまいました。大麻と瀬織津姫の関連で、何か肝心なこと忘れているなぁーと思っていましたが、やっと思い出しました。

青麻神社は三光信仰で、太陽神・天照大皇神も祀っています。禰宜をしている私の友人の神社も天照大皇神を祀っていますんで、それで思い出しました。伊勢神宮や天照大皇神を祀る神社の神札は「神宮大麻」と呼ばれている事を・・・・・・・。

神宮大麻と言っても現在の神宮大麻は木製の神札です。大麻で出来ている訳ではないです。

でも、大麻って付く訳ですから、大麻が関連しているのは間違いでしょう。以前は大麻でお祓いをしていた。その名残が神宮大麻の名で残っていると言う事らしいです。

っと言う事はどう言うことか。伊勢神宮の別宮では天照大皇神荒御魂が祭られてます。天照大皇神荒御魂こそが瀬織津姫です。この点からも大麻との繋がりが指摘出来ます。

天照皇大神荒御魂は一霊四魂の考えから来てます。一つの霊に四つの魂があり、天照大皇神のその荒御魂が瀬織津姫。つまり瀬織津姫は天照大皇神のお怒りバージョンと言うのでしょうか。少なくても大変怖くて強い神様である事は間違いないです。

これは何を意味するか。私、瀬織津姫は天岩戸に入る前の天照大皇神だと考えてます。高天原に昇って来たスサノオ命と対峙した、鎧と剣で武装した天照大皇神が荒御魂と呼ばれる瀬織津姫ではないでしょうか。

この件は、チョットまだ考えが纏まらないのですが、それを証明する事例もありますので、何れ機会があればこのブログで書きたいとます。

以上が私の考えられるだけの大麻と瀬織津姫の関連です。

他に忘れてならないのは、青麻神社が利府・岩切に鎮座していると言う事。大規模な霊場に鎮座していると言う事ですかね。

利府・岩切には、多くの神社仏閣が集中して鎮座してます。墳墓だらけの土地ですから当然です。本来、神社仏閣は霊場にあって然るべきですから・・・・・。

古来、神社と墓場、つまり霊場はセットで存在してました。墓を守るのが神社の本当の役割です。そこから神社はスタートしているのです。

青麻神社の近辺には弁才天、不動明王を祀る「菅谷不動尊」、慈覚大師が一日で岩肌に彫ったと薬師如来を祀る「菅谷穴薬師」、そして恵比寿さんの妻神・三島溝咋姫を祀る伊豆佐比売神社があります。

弁才天、不動明王、薬師如来、そして恵比寿様は蝦夷であり、縄文人を指します。そして霊場はあの世とこの世の境界線です。簡単に言うと三途の川です。

瀬織津姫は、十王教での三途の川の奪衣婆となります。神社は元々墓場に鎮座し、霊を慰める役割。故にこの地に瀬織津姫が祀られるのは当然と言えます。

青麻神社に瀬織津姫が祀られているのであれば、この点も外せない条件です。

えー、長々と青麻神社と瀬織津姫のこじつけ論を書いて来ましたが、本当に青麻神社に瀬織津姫が祀られているのであれば、どれかは当て嵌って欲しいもんです。

でも、まさかとは思いますが、「臨界点」の作者のフィクションだったら怒りますよ私。ここまで書いたのですから、私の努力、無にして欲しくないですよ、ホントに。

最後ですが、五十猛命は青麻神社に祭られている御井神(三井神の生井神、福井神、綱長井神)と同神。更には鬼渡神の阿須波神、波比岐神とも同神と言われています。

そうなると生井神、福井神、綱長井神、阿須波神、波比岐神の坐摩五座神はすべて同じ神様になっちゃいます。

私、御井神と鬼渡神は夫婦神と考えていたのですが、こうなると間違いかも知れないです。また考えを練り直すしかないです。疲れます。

 

ではでは。

 

 

 

 

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青麻神社と瀬織津姫。 その12

2013年09月13日 11時04分17秒 | 瀬織津姫

都麻津姫ですが、「都麻=妻」だったら「都麻津姫=妻の姫」となります。

誰の妻なのか。そりゃ五十猛命となるでしょう。大屋比古の妻神が大屋津姫なら、大屋比古と同神となる五十猛命の妻神が都麻津姫と考えてもおかしくないです。

「あれ、五十猛命と大屋津姫、都麻津姫は兄妹じゃないの」と思われるでしょう。「聖婚(ヒエロスガモス)」でも書きましたが、神々の結婚は近親婚。人間とは違います。それが神の証明でもあります。

逆に恋愛結婚で結ばれた神は、政略結婚を疑った方が辻褄が合うんじゃないですかね。例えはクシナダ姫と結婚したスサノオ命は、足名稚命・手名稚命から奪ったのではないかと思います。

つまり、「足名稚命・手名稚命=八岐大蛇」という事です。これ、また別の機会に書きたいと思います。

そうすると「五十猛命はやっぱり男神じゃないの」となりますが、日本の神は性別を越えいてるケースが多々あります。又の機会に例を挙げます。もう、シドロモドロです。今日の所は許して下さい。

さて、古代出雲は末子相続、つまり一番下の子が家を相続します。そして五十猛命の弟にはニギハヤヒ命がいます。五十猛命が瀬織津姫であるなら、聖婚の条件はこれで揃います。

「あれ、ニギハヤヒ命の下にニニギノ命がいるじゃないの?」と思われる方もいるでしょうけど、もう、ここまで来ると私も思考がショートしちゃいそうです。何れ考えが纏まったら、書きます。

また戻りまして、青麻神社の特殊信仰・陸海上安全で考えると、これまた瀬織津姫と同神が浮かんできます。海運安全の神とされる奥津島姫命、市杵嶋姫命、多岐津島姫命の宗像三神です。青麻神社には藁で造ったカヌーのような船が雨ざらしで駐車場に置いていますが、これが宗像三神の象徴の様に思えます。

宗像三神の中でも一番美しく気高い市杵嶋姫命は、弁才天とされています。前にも書きましたが、「弁才天=瀬織津姫」とされていますので、この点も繋がります。

また、市杵嶋姫命は大変気が強く、門番をかってでるとされています。門番と言うと境界線を守る訳です。この点、アラハバキ神、或いは道祖神にも繋がりますね。

実は私、この宗像三神、同神の可能性が高いと思います。先日、福島県天栄村の明神瀧に行って参りましたが、この瀧の向かって左側の岩に奥津島姫命の別名である田心姫命が祭られています。しかし、古文書では瀬織津姫になっている様です。

奥津島姫命は更に多紀理姫命の別名を持っていますが、多岐津島姫命の「多岐津」と「多紀理」の意味は「天の安河の早瀬」です。大祓詞に「速川の瀬に座す瀬織津姫という神」のフレーズがありますが、「天の安河の早瀬」と「速川の瀬」って、同じなのではないでしょうか。

更に奥津島姫命は大国主と結婚しています。多分、一霊四魂の考えから、一つの魂はどこに行ったのか判りませんが、宗像三神に分けられたと考えます。

 

つづく。

 

 

 

 

 

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