諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

安倍元総理の国葬問題について。

2022年07月25日 21時33分08秒 | 政治・経済
私の父親ですが、今年の4月に死去しました。私の言う事を聞かずに死を早めました。最初から最後まで馬鹿な人間でした。

実は葬式には出るつもりはありませんでした。本当に人間的に軽蔑していたので。

それでも葬儀に出たのは精神病用語らしいのですが、親殺しをする為です。

軽蔑していた父親ですが葬儀に出てた。それは私が父親に譲歩したのです。宗派も間違っているし、大変的な偽善的な金が掛かった葬式でしたが。

そうしないと父親と真の決別が出来ない。何時までも引きづってしまう。父親を忘れたい。つまり葬儀に出る事は親殺し。親を忘れて幸せになりたい。それを願って自分の為に出たのです。

喪主をした弟は立場が無くなってか「何で出て来たんだ。同じ墓に入りたいのか」と激怒していましたが、詐欺行為をしている犯罪人が何を言うか。全部暴露して破滅させてやろうかと思ったりしました。父親以上の屑ですし。

もう金なんて要らないし、するべきことはした方が良いと思ったりしています。生にも固執していません。やってやろうか。父親もあの世で悔やむだろうし。

あっ、訳が分からない話になりました。主題の安倍元総理国葬に付いて話したいと思います。

さて、安倍元総理の国葬に反対している人たちがいます。野党の殆どがそうみたいです。

反対側は「安倍元総理には罪があるから。森掛問題をそのままにした。解決出来なかった問題も多い」と言ってます。お前たちがそれを言うかとは思いましたが、それは或る程度当たっていると思います。

人間、誰だって失敗がある。先の天皇だってブルーギルで日本の生態系を乱した。釣り好きな私的にはとんでもないことした大馬鹿野郎と思っていますが、一応、日本の象徴だったのだから国葬で良いと思います。

統一教会が霊感商法をしているカルト教団なのは、安倍元総理でも知っていたと思います。それで苦しんでいる人が大勢いる事も。

それなのに統一教会に友好的なメッセージを送った。統一教会の広告塔的働きをした。それは悪だと思います。

野党が政権を取ったら中国に日本を引き渡してしまう可能性がある。それはどうしても避けねばならない。その気持ちは分かります。だからと言ってカルト教団を利用するのはやっぱり悪です。

それで暗殺された。統一教会に苦しめられた者の手によって。それは自業自得なのか。

自業自得なのでしょうね。っと言うより麻痺していたと思います。お嫁さんも神様、神様言っているし、自民党と運命共同体の草加学会も同様な事をしているので。

私は草加学会も霊感商法している悪質なカルト教団だと思ってます。財産を失って精神もおかしくなり破滅した人を知っていますので。

そんなのと手を結んでいるのですから、麻痺以上に悪だと思います。その罰が当たった。

いくら自民党の票が欲しいからって、それが日本の為だとしても、私がカルト教団で苦しめられていたら安倍元総理を恨みます。

山上徹也は母が狂わされ、父と兄が自殺し、1億円以上の金を献金し、一家は破綻した。自分の人生も狂わされた。

教祖は既に死んでいる。現教祖を暗殺してもそれが逆に神格化されてしまう可能性がある。次の教祖が出て来るだけ。だとしたらどうするか。

安倍元総理を暗殺するのがベストとは言いませんが、私も他には思いつかない。統一教会に与える効果は絶大。統一教会からの信者の脱会は増えると思いますし。

安倍元総理を暗殺した山上徹也はどう思っているか。

してやったり。これで母親が変わってくれたら悔いはない。そう思っていたと思いますが、その母親は「統一教会に迷惑かけた」と言っている。安倍元総理にではなく、統一教会に懺悔している。

山上徹也の行動も無駄だった。安倍元総理は無駄死にだった。それが一番悔やまれます。空しいです。

これほどまでしてもカルト教団の洗脳が解けないのか。馬鹿過ぎる。キリスト教の知識があれば、統一教会の矛盾は簡単に分かるのに。

神様病って鬱病と似ている。否、鬱病そのものかも知れない。

私は悲壮感を持って宗教の知識を貪ったが、満腹にはならなかった。それだけの違いなのかも知れない。

さて、長く成りました。安倍元総理の国葬の問題ですが、総理大臣をしていた為に暗殺された。その部分は少なからずある。それなら国葬も当然だと思います。国の為に働いて暗殺されたのだから。

私、天皇家の人間の国葬は反対です。今の天皇家は日本のお荷物。日本の為に大したことしていない。秋篠宮家なんか日本の恥を全世界に晒している。

天皇を国葬をしないと言うなら仕方ないですが、天皇よりも日本の為に働き、それが禍して暗殺されたのであれば、当然、安倍元総理は国葬すべきと考えます。

色々考えてしまって支離滅裂になって鬱が深まっていますが、そこだけは間違っていないと思います。


ではでは。


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瓜子姫も天邪鬼もモデルは瀬織津姫ではないのか。その5

2022年07月25日 13時49分43秒 | 瀬織津姫
続きです。

実は天邪鬼は日本神話に置いてモデルが存在します。その名も天深女(天佐具女)です。この「アマノサグメ」が訛って「アマノザコ」、「アマノジャク」に変っていったのです。

天深女の登場シーンですが、天照大神が地上の大国主に国譲りを迫る為に天智彦(天若日子)を派遣する。しかし天稚彦は8年たっても何の連絡もない。

天照大神は痺れを切らし名無雉に命じ状況を探らせる。そしたらこの天稚彦は大国主の娘・下照姫と結婚して幸せに暮らしていた。

その状況を覗いている無名雉に天深女が気付く。天深女は天稚彦に「桂の木の枝に奇妙な鳥が止まっています」と告げる。

天稚彦も不審に思い弓を取り出し名無雉を矢で撃った。その矢は雉を貫抜いて高天原の天照大神の元まで届く。怒った天照大神は部下の神に命じて矢を射返す。その矢が天稚彦の胸を貫き天稚彦を射殺する。

天稚彦は殺されたが、天深女は何故か何の咎めも無く地上で色々と悪さをしながら生きたとされています。

此処での問題点ですが、天深女も天稚彦も「天」の文字が名前に付いている。天津神である。それなのに神や命・尊の表記が無い。呼び捨てにされている点です。

天稚彦は天照大神の命を裏切った。だから殺された。そんな奴を神とは言わない。天深女も同様。それなのに天深女はお咎めなし。悪さを続けている。それが不思議。

もっとも古事記・日本書記は朝廷側の立場に立って編纂した書。朝廷にとって天稚彦や天深女は都合が悪い存在。だから神も命・尊も付かず呼び捨てにしていたと考えられる。本当は国津神なのだが、人々の信仰が集まる可能性を考えて天津神としたのかも知れん。

記紀が編纂された時代は当然、仏教も伝来していました。

これは大抵の宗教に言えるのですが、ライバルや他国の宗教の神々を自分達の神々よりも下に置いたり、妖怪や悪魔にするケースが良く見られます。

デーモンは元々もイスパニアの農耕神とされています。

イエスはユダヤ教では蠅の悪魔であるベルセブブとされている。

イエスは生き返った。死者には蛆が付く。そんな点から蠅の悪魔とされたのでしょう。

以前にも書きましたが、役行者の従者である前鬼・後鬼の出身地は弁才天信仰の地。前鬼は斧を持ち、後鬼は水瓶を持っている。

弁才天は金山彦命・金山姫命の仏号とされていますが、弁才天は金の神であり水神でもある。そして弁才天は瀬織津姫ともされている。後鬼は修験道により役行者の従者の鬼に落とされた金山姫命、そして瀬織津姫と考えられます。

天邪鬼は悪戯好きの童子の鬼として描かれていますが、それは仏教の影響からでしょう。

東大寺二月堂の炉の前の部分を支えている邪鬼や、寺院の四天王像が踏みつけている邪鬼は天邪鬼とされていますが、ここまで仏教に落とされている点を考えると、天邪鬼は日本の根本の地主神と考えられます。

天邪鬼は「人の弱みに付け込んで禍に導く者」とされている。だから天邪鬼を近づけない様に人は清らかな心でなければならない。それは仏教者が「神道には近づくな」と言っているからなのかも。

以上、長々と書いてきましたが、天邪鬼は神道の尊い女神・瀬織津姫と考えております。

キーワードは「天佐具女」と言う別表示の名前の中の「佐」の字です。佐比売信仰、幸姫信仰が伺われる。瀬織津姫の源流と考えている賽の神が見えて来る。

賽は歳。歳神。大歳神の妻神・天知迦流美豆姫に到達すると考えています。

まだまだ考えなれればならない点は多いですが。


ではでは。




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瓜子姫も天邪鬼もモデルは瀬織津姫ではないのか。その4

2022年07月23日 15時47分10秒 | 瀬織津姫
続きます。

瓜子姫と瀬織津姫の関連は分かり易いです。

瓜子姫が生まれた瓜は川から流れて来た。瓜子姫は機織りが得意だった。川と織。そうなるとその名の通り瀬織津姫となります。

大祓祝詞では「川上の瀬に座す瀬織津姫」とのフレーズが出てきますが、川上は山でもあります。山は霊場。黄泉の国でもある。黄泉の国から流れて来た瓜子姫は元々女神です。。

そして山から川が流れて来る。つまり山神の娘は水神。その点から山神・大山祇神の娘である木花咲耶姫、岩長姫、そして手長である手名稚神が瀬織津姫と考えられます。

それだけではない。瀬織津姫を祀る九州の速川神社では瀬織津姫を「ショウリツヒメ」と呼んでいますが、ショウリツヒメをアイヌ語で訳すと「瀧で毛皮を剥ぐ姫」と言う意味に訳せます。

そのまま「セオリツヒメ」でアイヌ語訳をすると「剥いだ毛皮を背負って入る姫」と訳せます。

それではどこに入るのか。それは黄泉の国でしょう。この世に穢れは置いとけませんから。だからこそ祓い清めの女神なのですから。

瀬織津姫は祓戸の神ですが、「穢れ」は「毛刈れ」から来ています。つまり穢れを背負い黄泉の国に持って行ってくれる女神。それが瀬織津姫です。

瓜子姫は天邪鬼に騙されて殺された。顔の皮を剥された。

神道の神々は受代苦での信仰です。神々は人間の罪を自ら実行し、その罪を受けて苦しむ。罰を受ける。最悪死ぬ。だからこそ尊い存在なのです。

瓜子姫は、醜い女性である天邪鬼の金持ちの男と結婚したいと言う野望で殺され、顔の皮を剥された。つまり醜い女性の嫉妬と言う罪・穢れを背負って、黄泉の国に持って行った。その点からも瀬織津姫がモデルだと考えられます。

それでは天邪鬼は何故瀬織津姫なのか。

以前「熊野の本地、五衰殿」と題してブログを書きましたのでくわしくはそれを読んでいただきたいのですが、熊野権現は瀬織津姫あります。その理由はまたの機会に書きますが、熊野権現は五衰殿でもある。

五衰殿は善財王の1000番目の妻ですが、醜い容姿の為に善財王に見向きもされなかった。それで美しい千手十一面観音に願い、千手十一面観音同様の美しい姿に生まれ変わった。善財王に愛され子供を身籠った。それを999人の妻達に嫉妬され、無実の罪で身籠った姿で首を刎ねられ処刑された。首は馬小屋に埋められた。

それが後日、誤解だったと判明。善財王の弟の「けちん上人」が五衰殿を処刑した場所を尋ねると虎や狼に守られて、首の無い五衰殿が子供に乳を与えながら座していた。「けちん上人」は驚いて埋められた五衰殿の首を掘り出し、胴体にくっ付けたら生き返った。そしてインドで暮らすのが嫌になり、善財王と王子らと共に五衰殿は熊野に空飛ぶ馬車??に乗って遣って来たと言うストーリーです。

醜い天邪鬼は瓜子姫を殺して美しい瓜子姫の姿になった。そして最後は殺された。この点は五衰殿の話と重なります。善財王も瓜子姫の結婚相手の長者の息子と重なります。故に天邪鬼も瀬織津姫と考えられるのです。


続く。












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瓜子姫も天邪鬼もモデルは瀬織津姫ではないのか。その3

2022年07月20日 12時39分44秒 | 瀬織津姫
続きです。

この話、桃太郎とそっくりですが、どちらかと言うと桃太郎よりも瓜子姫の方が古いと言うか、オリジナルだと考えられます。本来の桃太郎はお爺さんお婆さんが桃を食べて若返って愛し合って産まれた子供ですから。

瓜子姫の話ではキーワードが多く散りばめられています。

先ずは瓜。そっくりな二人を「瓜二つ」と言うじゃないですか。瓜は縦に半分に切ると細かい種が入っており左右対称に見える。だから「瓜二つ」と言います。

天邪鬼は瓜子姫を殺して顔の皮を剥いで瓜子姫に化けた。瓜子姫と「瓜二つ」になった。つまり瓜子姫と天邪鬼はそっくり。もっと分かりや良く言えば同類、若しくは同一人物と考えられます。

天邪鬼の目的は瓜子姫に化けて長者の息子と結婚する事。

だから下手ながらもお爺さんの話も聞かず、一心不乱に機織りをしていた。瓜子姫でないことがバレない様に、機織りの練習をしていた。それだけ長者の息子と結婚したかった。

つまり天邪鬼は女性。幸せな結婚をしたかった女性。瓜子姫を顔の皮を剥ぎ取ったのは顔が黒く醜くいから。それでも結婚したかった。

そして瓜にはもう一つキーワードがある。日本の伝説には瓜から水が噴き出す描写が数多くあります。

当時は西瓜は無い。瑞々しい食べ物と言えば瓜ですが、七夕の夜に瓜から水が噴き出し天の川が出来たとの話がある。

天稚彦の物語では、鬼が瓜を地面に打ち付けたら水が噴き出し天の川になったとの話もある。更には天邪鬼の別名は海若で、水神であるとの話も伝わっています。

七夕と言えば、天の川を挟んで年に一度会うことが出来るとされる織姫と彦星。瓜子姫は機織りの姫。天邪鬼も狂った様に機織をしていた。長者の息子は彦星で瓜子姫と天邪鬼は織姫と言えるのではないだろうか。

もう一つのキーワードは桃です。瓜子姫は「谷の桃を取りに行こう」と天邪鬼に誘われた。お爺さんとの約束を破っても桃が食べたがった。

古事記や日本書記にて桃が好きな者は黄泉醜女。

黄泉の国に落ちた伊弉冉尊を追って遣ってきた伊弉諾尊だが、約束を破り伊弉冉尊の姿を見てしまった。蛆だらけだった。恐怖した伊弉諾尊は逃げた。伊弉冉尊は黄泉醜女達に命じて伊弉諾尊を追わせた。伊弉諾尊は黄泉醜女達を足止めする為に数々の食べ物を投げた。中でも黄泉醜女達が一番喜んで食べたのは桃だった。

黄泉の国の最初の住人は伊弉冉尊です。なのに何故、黄泉醜女達がいたのか。

伊弉冉尊は蛆だらけの姿だった。醜い姿だった。そう考えると黄泉醜女達は伊弉冉尊の分霊。若しくは黄泉の国で産んだ娘達なのではないか。


続く。





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瓜子姫も天邪鬼もモデルは瀬織津姫ではないのか。その2

2022年07月19日 09時23分46秒 | 瀬織津姫
安倍元総理暗殺事件で長らく中断してしまいましたが続きます。瓜子姫のストーリーです。

っとは言え、瓜子姫の話は全国に様々なストーリーが伝わっています。私は東北人なので東北に伝わっている話をします。

前半のストーリーは桃太郎と同じ。

昔、山の中のポツッンと一軒家に、お爺さんとお婆さんが二人で住んでいた。

お婆さんは川に洗濯に行くと、どんぶらこ、どんぶらこと大きな瓜が流れて来た。お婆さんはお爺さんと一緒に食べようと思い瓜を家に持ち帰る。

柴刈りから戻ったお爺さんと一緒に食べようと瓜を包丁で切ろうとしたら、パックリと瓜が割れて小さな女の赤ちゃんが産まれた。お婆さんたちは瓜から産まれたので、その女の赤ちゃんに瓜子姫と名付けた。

最初は小さな瓜子姫だったが、食事をする度に急激に大きくなった。美しい娘になった。

瓜子姫の特技は機織り。とんからんん、とんからりんと美しいリズムを奏でて見事な出来栄えの布を織った。

噂を聞きつけた村の長者は「瓜子姫を是非ともうちの倅の嫁にくれ」と願う。お爺さんたちは喜んで承諾。瓜子姫に「誰が来ても絶対に家には入れてはいけないよ」と注意し、お爺さんたちは瓜子姫の嫁入り道具を村に買いに行く。

瓜子姫は何時もの様に機織りをしていた。そこに誰かがやって来る。瓜子姫に戸を開ける様に声をかける。

瓜子姫はお爺さんたちの言い付けを守り戸を開けずにいた。その誰かは悲しい声で戸を開ける様に懇願する。瓜子姫は気の毒になり、僅かに戸を開けて外を覗いた。

その瞬間、指が戸の隙間に入り戸が開けられた。尋ねて来た者は黒い顔をした天邪鬼だった。

天邪鬼は瓜子姫の腕を取り、「谷に桃が沢山実っているから一緒に取りに行こう」と誘う。瓜子姫は嫌々ながらも天邪鬼に谷へ連れていかれる。

天邪鬼は桃の木に登り熟した桃を食べる。瓜子姫も桃を欲しがったが、天邪鬼は青い桃を瓜子姫に投げ付ける。額に桃が当たった瓜子姫は泣きながら熟した桃を欲しがる。

天邪鬼は「自分で桃の木に登って取れ。綺麗な着物が汚れるから自分の服と交換して登れ」と告げる。

瓜子は天邪鬼の話に従い、着物を交換して桃の木に登る。一番高い枝まで登った瓜子姫を見て、天邪鬼は桃の木を下から揺する。瓜子姫は悲鳴をあげて下に落ちた。首の骨を折り死亡した。

天邪鬼は瓜子姫の顔の皮を裂いて自分の顔に被せ瓜子姫に化けて家に戻り、ぎったんばっこんと狂った様に機織りを始める。反物はボロボロに織られていた。

村から戻って来たお爺さんたちは瓜子姫の機織りを見て驚く。尋常じゃないと止める。瓜子姫は従わない。狂った様に機織りを続ける。

「どうしたんだ、瓜子姫」と言って瓜子姫の身体を揺するお爺さん。その時、瓜子姫の顔の皮が落ち、黒い天邪鬼の顔が現れた。

お爺さんとお婆さんは瓜子姫が天邪鬼に殺されたことを悟り大激怒。鎌や鉈で天邪鬼を殺して身体を切り刻み、蕎麦の畑に捨てた。

それ以来、蕎麦の根は天邪鬼の血の色の赤い根になったとさ。目出度し、目出度し。

まっ、こんな感じです。

この瓜子姫の話ですが、関西方面はカラスが「瓜子姫が柿の木に縛られている、カァーカァー」、「天邪鬼が籠に乗って嫁入りに行った、カァーカァー」とお爺さんたちに告げ、瓜子姫は無事助け出され長者の息子の嫁入りをする。

瓜子姫を騙した天邪鬼は、村人たちに股裂きされたり、両手両足を切断される。

或いは天邪鬼が逃亡。若しくは追放されると言う話になっています。


続く。
















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