平成29年8月12日
まなびの鉄道館で昨日、今日の2日間、ミニSLが走るということで訪問する。
2017年5月2日、やずミニSL博物館を訪れた時、山根副館長から説明を受け、やまびの鉄道館での運行を待ち望んでいたところです。
蒸気機関車C11とTSSUPERの2両の蒸気機関車が運行しました。
やずミニSL博物館の山根副館長さんが自ら運転されていました。お疲れ様です。

2日間の乗車は約600人ということです。(入場者の20%の方が乗車されたことになります)
乗車はしませんでしたが、記念切符を頂きました。

ご紹介
やずミニSL博物館副館長 山根徹さん(毎日新聞 2017年6月15日)
運転もメンテも魅力 山根徹さん(63)
今年4月に開館した、八頭町のやずミニSL博物館で、本物と同じく蒸気で動く精巧なミニSLの運転士を務める。
幼いころ通った旧船岡町立隼小学校で、教室の窓から見えた若桜線(当時)の機関車に憧れた。自分も運転したいと思い、20歳で旧国鉄に入社した。だが、車両は電車が主力となり、間もなくしてSLは廃止。「仕方のないことだが、『もう運転できない』と分かると寂しさでいっぱいになった」
一方でSLへの思いは尽きず、40歳を超えてからは、趣味で各地のSLの車体や部品などを集めたり、機体の構造を研究したりするようになった。2008年には県内の鉄道仲間と一緒に「若桜線SL遺産保存会」を設立した。
そんな運転士としての経験や保存会での活動が、本物と同じ構造で作られたミニSLの乗車体験を売りにしようとしていた博物館の目に留まり、運転士を任された。
運転する際には、蒸気の調整が難しく、メンテナンスにも毎回1時間以上かかる。だが、そんな一筋縄でいかないところも魅力だ。運転中、後ろで歓声を上げる子どもたちの声を聞くと「興味を持ってくれて、うれしさが込み上げる。これからも一緒にSLと走り続けたい」と話し、毎回の運転を楽しみにしている。【園部仁史】
略歴
山根徹やまね・とおるさん
1954年旧船岡町(現八頭町)生まれ。県立鳥取農業高校(現・鳥取湖陵高校)を卒業後、旧国鉄東京西鉄道管理局に入社。
八王子機関区などで約30年間運転士を務める。
2005年に八頭町に戻り、若桜鉄道へ就職、17年に退職した。
今年4月からやずミニSL博物館の副館長になり、乗車体験の運転士を務める。
まなびの鉄道館には、沢山の来館者がありました。(約2000人)
津山駅に移設されたC11とミニSLのC11