初霜が降りた日って、どのように観測されてるかご存知ですか？

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今年も早いもので、早くも師走に突入してしまいました・・・

今日も、結構暖かい朝を迎えられましたが、窓にはわずかに水滴が・・・

今晩から急激に冷え込んでくるといいます。


明朝は、窓際は水をこぼしたようになってるんでしょう・・・

我が家の出窓のガラスは凸凹があるガラスで、断熱材を貼るわけにもいかず、

ジジくさいですが、毎年タオルを敷き詰めてますね。


これからの時期は、仕方ありませんが快適エコ生活を心がけ

出来るだけ暖房を控えるようにしますか・・・って・・・これ以上節電したら身体が持ちませんが・・・

皆さんのご家庭ではどのように対処されてるんでしょうね。


今朝は、露と霜の解説と私達が知らない気象台の職員さんの努力を紹介した記事を転載してみます。

～以下、12月1日読売新聞朝刊より抜粋～

水蒸気 冷やされ水・氷に

12月「露と霜」

　本格的な冬を迎えました。寒さの厳しい朝は、部屋の窓にびっしりと露が下りていたり、車のガラスを霜が覆っていたりすることがあります。

　露も霜も、空気の中に含まれている水蒸気がもたらす現象です。水蒸気は、液体の水が、空気中に蒸発してできる気体で、目には見えません。

　冬の外気で窓が冷たくなると、窓に接する室内の空気も冷やされます。空気は温かいほど、多くの水蒸気を含むことが出来るので、空気が冷やされると、含みきれなくなった余分な水蒸気が水に戻ります。

これが水滴になって窓に付着したのが露です。

　屋外の車や地面、草木などに接する空気はもっと冷やされ、0度以下になることもあります。こうした時は、空気中の水蒸気が一気に個体の氷に代わって、物体の表面に凍りつきます。霜はこうしてできます。

　全国の気象台は毎年、初霜が下りた日を発表しています。今シーズンは、11月14日に奈良市で、21日に京都市と滋賀県彦根市で、初霜が観測されました。

　気温や雨、風は機械で自動的に計測されますが、霜は気象台の職員が目で見て記録しています。夜明け前の暗い中を毎日、観測場所の芝生を懐中電灯で照らして調べているのです。

　結氷や山の関節も目視で観測され、季節の便りや気候の変化を調べるデータとして生かされています。

（編集委員・気象予報士　川西勝）