よくよく考えるとヘンだよね。
郷里の惑星でクーデターを目論み、失敗し追放されて、流れ着いた銀河の辺境。その太陽系第三惑星を乗っ取ろうと目論む宇宙人2人。
宇宙猿人ゴリとラー(ネーミングが安直なのはともかく)は、ヘドロンやらネズバトラーやらの公害怪獣を産み出して、地球を支配征服しようとするが、そこに現われて邪魔する正義の超人スペクトルマン。
子供の頃は、公害怪獣とスペクトルマンのバトルが観られれば満足だった。
しかし、今にして思うと設定がヘンだ。ゴリとラーを追放しておき、更に追跡して邪魔するなんて、なんと執拗な嫌がらせなのだろう。
まあ、侵略された地球人の側からすれば、スペクトルマンの応援はありがたいが、それでもそこはかとなく感じる疑問。だったら、追放ではなく収監しておけよ。迷惑きわまりない追放だと思う。
更に深読みするならば、ゴリとラーに厳罰を処したい勢力と、それを回避させたい勢力との政治的紛争すら想像できる。いずれにせよ、侵略された地球こそいい迷惑だ。
他にも公害Gメンが怪獣Gメンに組織替え(?)するなど、突っ込みどころ満載のTV番組だった。公害の調査専門官が、どうやったら怪獣退治専門職に切り替わるのか、その判断の基準を知りたいものである。
表題のマンガは、TV番組の漫画化されたもの。当時はTVを録画する機器はなかったため、私のような怪獣ファンには、こんなマンガでさえ貴重なものだった。
マンガのほうもTVに輪をかけて変なのだが、子供の頃は怪獣バトルさえ面白ければ全て善し。この年齢で読み返すと、はっきりいって笑ってしまい、更に脱力するしかない怪作です。
古本屋でしか入手できない幻の作品ですが、なぜか現在値段が高騰しているので、古いマンガの揃えがいい漫画喫茶で読むしかないでしょう。無理して読むものではないと思いますが、けっこう楽しい時間でしたよ。
郷里の惑星でクーデターを目論み、失敗し追放されて、流れ着いた銀河の辺境。その太陽系第三惑星を乗っ取ろうと目論む宇宙人2人。
宇宙猿人ゴリとラー(ネーミングが安直なのはともかく)は、ヘドロンやらネズバトラーやらの公害怪獣を産み出して、地球を支配征服しようとするが、そこに現われて邪魔する正義の超人スペクトルマン。
子供の頃は、公害怪獣とスペクトルマンのバトルが観られれば満足だった。
しかし、今にして思うと設定がヘンだ。ゴリとラーを追放しておき、更に追跡して邪魔するなんて、なんと執拗な嫌がらせなのだろう。
まあ、侵略された地球人の側からすれば、スペクトルマンの応援はありがたいが、それでもそこはかとなく感じる疑問。だったら、追放ではなく収監しておけよ。迷惑きわまりない追放だと思う。
更に深読みするならば、ゴリとラーに厳罰を処したい勢力と、それを回避させたい勢力との政治的紛争すら想像できる。いずれにせよ、侵略された地球こそいい迷惑だ。
他にも公害Gメンが怪獣Gメンに組織替え(?)するなど、突っ込みどころ満載のTV番組だった。公害の調査専門官が、どうやったら怪獣退治専門職に切り替わるのか、その判断の基準を知りたいものである。
表題のマンガは、TV番組の漫画化されたもの。当時はTVを録画する機器はなかったため、私のような怪獣ファンには、こんなマンガでさえ貴重なものだった。
マンガのほうもTVに輪をかけて変なのだが、子供の頃は怪獣バトルさえ面白ければ全て善し。この年齢で読み返すと、はっきりいって笑ってしまい、更に脱力するしかない怪作です。
古本屋でしか入手できない幻の作品ですが、なぜか現在値段が高騰しているので、古いマンガの揃えがいい漫画喫茶で読むしかないでしょう。無理して読むものではないと思いますが、けっこう楽しい時間でしたよ。