いつものことだが、都合が悪いと黙り込む。
誰がって、護憲論者のことだ。改めて問いたい。「平和憲法は尖閣諸島を守ってくれますか?」と。
北京政府が尖閣諸島を自国の領土だと主張するのは勝手だが、実際に日本の領土内で勝手をしてもらっては困る。いや、困るどころではない。日本国の法治が損なわれているのだ。
今回は、シナの船長が海上保安庁の船に攻撃を加えたことからの拿捕であり、全面的にシナ人船長が悪い。その船を拿捕して船長を拘束したまではいい。
ところがその後がいけない。シナで逮捕された日本人4名の報が出てまもなく、この船長を解放している間抜けぶり。検察の判断だと逃げ口上をうっている民主党政権の言うことを誰が信じようか。
冷戦時代にアメリカなどの西側諸国とソ連の間では、頻繁にこの手の事件はあった。大概が相互に人質を取り合って、批難し合い、その後に交換して事態を収拾したものだ。
ところが外交音痴の民主党政権は、さっさと切り札を差し出して、これでお開きにしましょうよと投げ出す無責任ぶり。おかげで素晴らしい前例が出来た。
すなわち人質さえ取れば、日本政府は外国人犯罪者を解放すると。かつて同じようなことを外交音痴の福田首相がやらかして、世界中から批難と軽蔑を買った過去を忘れたらしい。
まあ、冷静にみれば軍事大国であるシナとの対決を避けて、その外交圧力に屈したことは当然のことなのかもしれない。少なくてもシナの圧力を感じているアジア諸国はそのように理解しているらしい。そして、シナの圧力に対して日本はあてにならない、やはりアメリカだと考えているのだろう。
そのあたりを機敏に掴んで、アメリカは自国の存在価値をここぞとばかりにアピールするだろう。まあ、現実問題、尖閣諸島はアメリカにとって、防衛ラインの一端であり、シナの軍事的侵略を許しはしないだろう。
ただ、民間の圧力、すなわち商業目的の漁船などによる尖閣諸島周辺での大規模操業だと目をつぶるだろう。これは本来、日本政府の役割だからだ。
この海洋資源を巡る侵略行為に対して、日本は受身一方であり、なおかつ捕縛しても処罰できないことまで実証してしまっている。これは福田政権以上にだらしない国権放棄だと断じていい。
で、もう一度問う「平和憲法は、日本を守ってくれますか?」と。
彼ら護憲論者は、このような時は必ず黙り込んで、知らんふりをする。そして、何故かマスコミもこの点を追求しない。分りきっているからなのかもしれないが、放置することで護憲論者を甘やかし、増長させてきたことを忘れないで欲しい。
このような事態に対する彼らの沈黙こそ、彼らの無責任な善人ぶりが有害であることの証明なのだから。
誰がって、護憲論者のことだ。改めて問いたい。「平和憲法は尖閣諸島を守ってくれますか?」と。
北京政府が尖閣諸島を自国の領土だと主張するのは勝手だが、実際に日本の領土内で勝手をしてもらっては困る。いや、困るどころではない。日本国の法治が損なわれているのだ。
今回は、シナの船長が海上保安庁の船に攻撃を加えたことからの拿捕であり、全面的にシナ人船長が悪い。その船を拿捕して船長を拘束したまではいい。
ところがその後がいけない。シナで逮捕された日本人4名の報が出てまもなく、この船長を解放している間抜けぶり。検察の判断だと逃げ口上をうっている民主党政権の言うことを誰が信じようか。
冷戦時代にアメリカなどの西側諸国とソ連の間では、頻繁にこの手の事件はあった。大概が相互に人質を取り合って、批難し合い、その後に交換して事態を収拾したものだ。
ところが外交音痴の民主党政権は、さっさと切り札を差し出して、これでお開きにしましょうよと投げ出す無責任ぶり。おかげで素晴らしい前例が出来た。
すなわち人質さえ取れば、日本政府は外国人犯罪者を解放すると。かつて同じようなことを外交音痴の福田首相がやらかして、世界中から批難と軽蔑を買った過去を忘れたらしい。
まあ、冷静にみれば軍事大国であるシナとの対決を避けて、その外交圧力に屈したことは当然のことなのかもしれない。少なくてもシナの圧力を感じているアジア諸国はそのように理解しているらしい。そして、シナの圧力に対して日本はあてにならない、やはりアメリカだと考えているのだろう。
そのあたりを機敏に掴んで、アメリカは自国の存在価値をここぞとばかりにアピールするだろう。まあ、現実問題、尖閣諸島はアメリカにとって、防衛ラインの一端であり、シナの軍事的侵略を許しはしないだろう。
ただ、民間の圧力、すなわち商業目的の漁船などによる尖閣諸島周辺での大規模操業だと目をつぶるだろう。これは本来、日本政府の役割だからだ。
この海洋資源を巡る侵略行為に対して、日本は受身一方であり、なおかつ捕縛しても処罰できないことまで実証してしまっている。これは福田政権以上にだらしない国権放棄だと断じていい。
で、もう一度問う「平和憲法は、日本を守ってくれますか?」と。
彼ら護憲論者は、このような時は必ず黙り込んで、知らんふりをする。そして、何故かマスコミもこの点を追求しない。分りきっているからなのかもしれないが、放置することで護憲論者を甘やかし、増長させてきたことを忘れないで欲しい。
このような事態に対する彼らの沈黙こそ、彼らの無責任な善人ぶりが有害であることの証明なのだから。