馬鹿は同じ誤りを繰り返す。
またしても白川・日銀総裁がやらかしてくれた。今月に入り更なる金融緩和を求める市場の期待とは裏腹に、現状維持を表明しやがった。
2月になって、ようやく従来のデフレ政策からの脱却を匂わせる実質的なインフレターゲット政策である金融緩和を小出しに発表した。
こんな小出しの金融緩和ではダメだと思ったが、それでもこの方針転換を市場は好意的に捉えて、為替は80円台半ばまで円安に戻り、東証株価も1万円台を回復させて、企業はほっとしていた矢先であった。
ところが先週になって、白川がまたも馬鹿をやった。一層の金融緩和を求める市場の声を無視して、現状維持すなわちなにもしないことを公言したのである。
当然ながら市場は失望して再び円高の流れとなり、今や80円割れ目前であり、東証平均株価は下落の一途を辿るのみ。オバカなマスコミ様は北朝鮮の弾道ミサイル発射騒ぎに浮かれて、日銀総裁のオバカぶりをあっさりと流しやがった。
私は未だに日銀批判をしないマスコミ様が理解できない。着弾地点をしっかり定められない程度の低レベルな弾道ミサイルなんて、その結果だけ報じればいいだけだ。口先だけで騒いでも、発射を止めることなんぞ出来やしない。
日本のマスコミ様が騒げば騒ぐほど、北にとってはミサイルは外交交渉に有効だと確信させるだけ。見方を変えれば、日本のマスコミ様は北の外交政策にお墨付きを与えているようなものだ。
はっきり言えば、ミサイルが発射されようと失敗しようと日本に与える影響は小さい。むしろ白川という間抜けが日銀総裁を続けていることのほうが、日本にとっては弊害が大きい。
どちらがより報道する価値があるか明白に思うが、マスコミ様におかれましては別の考えがあるご様子である。っつうか、なにも考えていないのではないかと邪推せざる得ない。
一層金融緩和を進めても、今は企業も設備投資を控えているので、銀行の融資は増えないなどと、日銀の受け売りの解説をしている馬鹿な報道を目にすることもある。いったい、なにを取材しているのか。
順序が逆で、銀行が融資に消極的なので、企業は新たな設備投資を控えているのが実情だろう。銀行にしてみれば、低金利で企業に融資するよりも、生保や投信の売買手数料で稼ぐほうがリスクが無いのは事実だ。そして、現場知らずの金融庁の融資マニュアルに従ってきた結果、融資のノウハウを失ってしまい、融資に自信がなくなったのが、今の銀行の実態だ。
その意味で、白川が金融政策だけで経済の回復は図れないとの言は正しい。正しくはあるが、全てではない。東日本の復興がらみの事業で、政府や地方自治体の予算がついたものでさえ、銀行が融資を手控えるのはデフレ対策でリスクをとらず、低金利に甘えてきた銀行の堕落にほかならない。
そこまで銀行を堕落させた一因に、日銀の頑ななデフレ政策があった事実を知らぬ顔をしているお役人、白川の厚顔無恥ぶりには本気で腹がたつ。
現在の不況の大きな要因は、市場にお金が廻っていないからだ。その根本原因が日銀のデフレ政策にあることは明白だと思う。
いったい、いつまで愚かなデフレ政策にしがみ付くつもりなのか。それを非難する声を上げられずにいるTVや新聞の罪も極めて重いと思うぞ。
と、ここまでの記事は先週前半に書いたのだが、週末になってようやく、さらなる金融緩和を発表したようだ。任期も終わりに近づいた白川氏が再任を目指しての作為も感じるが、どの程度の緩和なのか注視する必要があると思います。
最近、ようやく日銀の頑なな姿勢を、やんわりと非難する記事を目にするようになったが、この数年の景気の落ち込みの主犯に対する記事としては手ぬるい。
政府もマスコミも、日銀には甘すぎる。いい加減、記者クラブ頼みの愚劣な記事を読まされるのは勘弁して欲しいもんだ。
またしても白川・日銀総裁がやらかしてくれた。今月に入り更なる金融緩和を求める市場の期待とは裏腹に、現状維持を表明しやがった。
2月になって、ようやく従来のデフレ政策からの脱却を匂わせる実質的なインフレターゲット政策である金融緩和を小出しに発表した。
こんな小出しの金融緩和ではダメだと思ったが、それでもこの方針転換を市場は好意的に捉えて、為替は80円台半ばまで円安に戻り、東証株価も1万円台を回復させて、企業はほっとしていた矢先であった。
ところが先週になって、白川がまたも馬鹿をやった。一層の金融緩和を求める市場の声を無視して、現状維持すなわちなにもしないことを公言したのである。
当然ながら市場は失望して再び円高の流れとなり、今や80円割れ目前であり、東証平均株価は下落の一途を辿るのみ。オバカなマスコミ様は北朝鮮の弾道ミサイル発射騒ぎに浮かれて、日銀総裁のオバカぶりをあっさりと流しやがった。
私は未だに日銀批判をしないマスコミ様が理解できない。着弾地点をしっかり定められない程度の低レベルな弾道ミサイルなんて、その結果だけ報じればいいだけだ。口先だけで騒いでも、発射を止めることなんぞ出来やしない。
日本のマスコミ様が騒げば騒ぐほど、北にとってはミサイルは外交交渉に有効だと確信させるだけ。見方を変えれば、日本のマスコミ様は北の外交政策にお墨付きを与えているようなものだ。
はっきり言えば、ミサイルが発射されようと失敗しようと日本に与える影響は小さい。むしろ白川という間抜けが日銀総裁を続けていることのほうが、日本にとっては弊害が大きい。
どちらがより報道する価値があるか明白に思うが、マスコミ様におかれましては別の考えがあるご様子である。っつうか、なにも考えていないのではないかと邪推せざる得ない。
一層金融緩和を進めても、今は企業も設備投資を控えているので、銀行の融資は増えないなどと、日銀の受け売りの解説をしている馬鹿な報道を目にすることもある。いったい、なにを取材しているのか。
順序が逆で、銀行が融資に消極的なので、企業は新たな設備投資を控えているのが実情だろう。銀行にしてみれば、低金利で企業に融資するよりも、生保や投信の売買手数料で稼ぐほうがリスクが無いのは事実だ。そして、現場知らずの金融庁の融資マニュアルに従ってきた結果、融資のノウハウを失ってしまい、融資に自信がなくなったのが、今の銀行の実態だ。
その意味で、白川が金融政策だけで経済の回復は図れないとの言は正しい。正しくはあるが、全てではない。東日本の復興がらみの事業で、政府や地方自治体の予算がついたものでさえ、銀行が融資を手控えるのはデフレ対策でリスクをとらず、低金利に甘えてきた銀行の堕落にほかならない。
そこまで銀行を堕落させた一因に、日銀の頑ななデフレ政策があった事実を知らぬ顔をしているお役人、白川の厚顔無恥ぶりには本気で腹がたつ。
現在の不況の大きな要因は、市場にお金が廻っていないからだ。その根本原因が日銀のデフレ政策にあることは明白だと思う。
いったい、いつまで愚かなデフレ政策にしがみ付くつもりなのか。それを非難する声を上げられずにいるTVや新聞の罪も極めて重いと思うぞ。
と、ここまでの記事は先週前半に書いたのだが、週末になってようやく、さらなる金融緩和を発表したようだ。任期も終わりに近づいた白川氏が再任を目指しての作為も感じるが、どの程度の緩和なのか注視する必要があると思います。
最近、ようやく日銀の頑なな姿勢を、やんわりと非難する記事を目にするようになったが、この数年の景気の落ち込みの主犯に対する記事としては手ぬるい。
政府もマスコミも、日銀には甘すぎる。いい加減、記者クラブ頼みの愚劣な記事を読まされるのは勘弁して欲しいもんだ。