ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

必ず守らない

2021-12-03 13:54:00 | 社会・政治・一般

常識が通用しない相手には注意が必要だ。

先日イギリスで行われたCOP26において、2035年までに石炭発電を止めるとの議定書に調印したのは、国内の電力需要の4割を石炭火力で賄う南コリアである。

ところがこの国、既に新しい石炭発電所の建造が決まっていて、どう考えても2035年に全廃するなんてあり得ない。それなのに平然と議定書に署名しているので、さすがにマスコミがそれについて問うた。

それに答えた担当の政府の人間は、調印はしたが、場合によっては守らなくても良いと考えていると平然と述べた。さすがに記者は呆れたが、それを平然と記事にしても、特段政治問題化しない。どちらかといえば、国外とりわけ日本が呆れている。私の見た範囲では欧米では話題にもなっていない。まァコリアの存在なんて、そのようなものなのだろう。

しかし隣国としてはほっておけない情報だと思う。

コリアって国の体質は今も昔も変わっていないのだと痛感する。一例を挙げてみよう。かつてシナの宋王朝を北から圧迫した異民族に遼がある。この勇猛な異民族に圧迫されて宋は弱体化する。しかし、新たに女真族である金と協力して遼を滅ぼすことに成功する。

ところが宋は、遼の残党と組んで今度は金を攻撃し始める。これに激怒した金に攻撃され、あろうことか徽宗皇帝とその息子が囚われる羽目に陥る。かろうじて逃げ出した王族が南部の建康に新政府を樹立、これを南宋と云う。しかし、その金も最後は平原の覇者であるモンゴルに滅ぼされる。これに協力したのが当時、朝鮮半島を支配していた高麗である。

それゆえ、高麗はモンゴルの属国のなかでもかなり優遇された地位にあった。貢物の義務はあったが、奴隷の提出は回避されたし、高麗の首都に少数のモンゴル人の文官が派遣されたのみであった。

その後、モンゴルは南宋王朝を滅ぼし、シナはモンゴル族の手に墜ち、元王朝が成立する。その実態はモンゴル帝国のシナ地域管理政府であろう。ところが、この状況の変化に、気がおかしくなったのが高麗の高官たちだ。

宋王朝が滅びた以上、中華(世界の中心)はコリアに委ねられた。モンゴルは所詮野蛮人であり、コリアこそが中華として世界を制することが正しい。そう思い込んだ高麗は、モンゴル人の文官を殺戮して高らかに中華帝国の後継者として名乗りを上げた。

当然に激怒したモンゴルは大軍をもって攻め入り、高麗の首都を蹂躙した。怯えた高麗の高官たちは、卑屈な和平条約を締結した。その一方、密かに首都を南部に移し、国力を回復させる。

そして当然のように和平条約を破って再びモンゴル人たちを殺しまくり、怒りの反撃を喰らい、叩頭して謝罪し、多額の賠償金を払うことを約する。当時のモンゴル帝国は西(ヨーロッパ)及び南(イスラム)に侵攻しまくりで多忙であったがゆえ、すぐに軍の主力は引き返した。

すると再び、コリアは反乱を起こしてしまう。それに怒ったモンゴルの反撃。バカらしいことに、この繰り返しを延べ6回もやらかしている。当時、世界最強の軍隊を擁したモンゴル相手に60年余り、騙して、誤魔化して、逃げて、戦い続けた執念には感心するが、敵うはずもなく、最後は滅ぼされている。

中華思想に囚われたコリアには、蛮族相手に交わした約束なんて守る価値はないと考える。つまり論理性とか合理性は考えず、自らの立ち位置を客観的に省みるといった思考は皆無である。

この気質は千年以上変わりはない。つまり現在もなお、この中華思想は生きていて、コリアの自己中心的態度の根底にある。このことを考えれば、彼らがCOP26の議定書に署名しても、それを守るつもりがないのは必然だといえる。

コリア相手の協定とか契約が当てにならないことは、彼らを相手にしたことがある日本人ならよくご理解いただけると思う。ちなみに中華思想は儒教という宗教に基づく信念であるから、話し合いとか損得勘定は通じない。

そう考えると、21世紀の世界において、朝鮮半島は火薬庫であることが容易に想像できるはずだ。核兵器をもって中華思想を肥大化させた北が、国際平和の不安要因でしかないことは既に世界の共通理解である。

そして、半導体やK≠oOPで世界を握ったと勘違いしている南もまた同様である。彼らを相手に締結した契約や条約などの約束事が守られるなんて、決して考えてはいけない。いくら話し合っても無駄である。

よく馬鹿は死ななきゃ分からないというが、コリアは死んでも分からない。

国際的事なかれ主義で知られる日本も、ようやく彼らの本質が分かってきたようで、その意味でコリアと距離を置きたがる現政権のやり方は正しい。ただ、マスコミと一部の野党がこれを分かっていないことが危ない。

あまり当たって欲しくない予想だが、南コリアはそう遠くない将来に、アメリカに敵対行為を仕掛ける可能性がある。なぜならアメリカが核兵器拡散反対の立場から、北との和解を阻んでいるからだ。

最悪のケースだと、半島内にあるアメリカ軍基地を襲撃し、外国人排斥目的の暴動を起こす可能性さえある。なにせ過去に実例があり、コリアがそれをまったく反省していないことは、彼らの歴史観からも覗える。

この場合、日本はアメリカの対半島最前線基地となる。当然に日本国内にいるコリアたちが連動して騒乱を起こす可能性もある。

憲法9条、平和憲法?

そんなものは、何の役にも立ちません。平和を守れるためには、適切な情報を入手し、味方を増やし、相手に攻撃を躊躇わせる程度の軍事力が必要です。今の日本は、基本アメリカ頼りに過ぎて、自身の努力が足りません。

特に話し合いが通じない相手に対して、どう平和を守るのか、よくよく考えておく必要があると思いますね


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 誰が悪い | トップ | 硝子の砂浜 »

コメントを投稿

社会・政治・一般」カテゴリの最新記事