入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「晩夏」 (3)

2018年08月21日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など



 もうすぐ、こんな写真も時季外れになってしまう。昼の気温は20度とそれほど低くないが、陽が射さず、権兵衛山から流れてくる霧の動きなど見ていると、日本画の巨匠のように慎重な筆使いで唐松の色を変えている正体は、その白い靄なのだと分かる。
 都会はまだ残暑がしばらく続くだろうからと、「夏」の次のタイトルに「秋」の文字を使うのを控えたのだが、しかし、そんな気遣いなどお構いなしに季節は進む。夏の日に焼かれた木々の緑の色も、すっかり疲れて生気を失ったようだ。



 M君が10日以上に及ぶ採集調査の最後をテイ沢にすると言うので、一緒に出会いまで行ってきた。以前には、気になっている倒木の処理をするからその時は途中まで同行すると言っておきながら、CM撮影に関する連絡が入ることになってすぐに引き返した。沢の中に入れば、電波の届かない恐れがあったし、届いてもチェーンソーを使っていればとても着信には気付かない。



 珍客登場。しばらく第2検査場のパドックに、この珍客を預かることにした。詳細やこの馬の素性については後日に。

 珍客と言えばもうひとり、「御所平峠」を訪ねて入笠山の登山口に行ってみたが、どうも違うようだと感じてこっちへやってきた峠の愛好家。こういう人を待っていた。この峠の人に言わせれば「本家・御所平峠」の方が余程峠らしいということだった。北原のお師匠が知れば喜ぶだろう。

 活動家の赤羽さん、遠くへ行っていたのですね。またいい秋が来ます。心身を安めに出掛けてください。
 
 小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。




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