きょうも牛が1頭入牧したのでその対応と、昨日、中間検査を終え第1牧区に戻した牛、および新たに入牧した牛の点検を済ます。３本のミズナラの木の傍と、雷電様の放牧地に牛たちは分かれていた。
その後、草刈り機とゴミ掻き、それと手製の弁当を持ってテイサ沢へ。昼食は現地で済ますために、朝一番で作っておいた。今草を刈っている場所は、下から数えて9番目、最後の丸太橋からさらに上方のため、行ったり来たりで無駄な労力と時間を避けたかった。
それにしても、もう何年が経つのだろう、丸太橋の架け替えのため4メートル、5メートルの丸太を担いでこの沢を幾往復もしたのは。それがこの頃では、草刈り機ぐらいでも結構重く感じる。1往復だけで済まそうとするのは効率ばかりを考えたからではない。
夕暮れ、親しく言葉を交わしたわけではないが、見覚えのあるキャンパーが2年ぶりにやってきて、二人で設営作業をしている声がする。あんなふうにテントを張って、大地に横になって眠った快感をいつの間にか忘れかけていた。
きょうは夜小宴があり、これから帰る。品行方正に酔うつもりだ。
8月の上旬と下旬は小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋＆キャンプ場（１）」
「同（２）」をご覧ください。
