入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’22年「冬」(26)

2022年02月03日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 昨日あんなことを呟いたのは、高遠城の落城のたった3ヶ月後には、その攻略を命じた本人信長も、本能寺で生命を落としていることを知ったのがきっかけだった。ということはその短い間に戦国大名の雄、武田家も滅びたはずで、と歴史の旅を足早やに辿ってみたら、高遠城の陥落からたった9日後だったことが分かった。あの時代に大軍を、信濃から甲斐の国までそんな短期に移動することが可能だったとは、今もまだ信じられない気持ちでいる。
 
 天気が良くないから、上は雪が降っているだろう。昨夜はまた散歩に出る時間を変えて、6時半にした。8時には家に戻っていたかったからだが、どうもこの時間帯の散歩が諸々のことを考慮すると都合のよいことが分かった。昨夜の睡眠も10時半に横になり、2時ごろ目が覚めたが、時間を確認しただけですぐまた眠ったらしく、次に目覚めた時は7時を過ぎていた。
 問題は、晩酌からあまり時間が経っていないことで、さすがに開田へ出る前の「洞口(ほらぐち)」の坂では飲酒散歩の影響を感じた。開田に出てからは眠気がしてきて、昨夜はそれほど星は見えなかったが、枯れ草の上に横になれたらそれもまた新しい散歩の楽しみになると耳元でしきりにささやく声がした。
 ただし、散歩から帰ってそれから晩酌、夕飯となると、生活全般を大分後ろへずらす必要があるが、はて、そんなことができるのか。それとも酒のない夕飯、ウーン。


 右は埃だらけの二重靴、まだ捨てられずにある
 
 前にも呟いたはずだが、散歩に履く靴は夏用の登山靴で、仕事でも使う。明日上に行くにもこの靴なら履き慣れていて歩きやすいが、防水が頼りなく冬用の山靴でいくしかないと考えている。もちろんだが、写真の二重靴ではない、念のため。
 散歩にそんな靴を履く人はいないとTDS君に言われたが、履いてみれば運動靴などよりか余程優れていることが分かるはずだ。今の靴は軽い。そして靴底が広く、くるぶし以上の深さがあるから安定する。歩行にはこの安定が重要で、足や膝、腰の故障からも守ってくれるはずだ。
 牧場ではゴム長靴を履くこともあるが、第4牧区の小入笠に登る際は必ずこの登山靴の世話になる。以前に、見た目には運動靴に似て軽快そうな、かなり高額の裏革製の靴を試したことがあったが、まったく使い物にならなかった。運動場のような平坦な所ならまだしも、起伏のある複雑な地形では靴底が狭く、いくらビムラムでも不安定で歩きにくく、疲れるだけだった。
 こういう見かけ倒しは他の用品にもある。明後日としたのは全く間違いでした。訂正します。
 本日はこの辺で。


コメント
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