入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

        里の春 (11)

2015年04月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

こんな天気では仕方ないから、たまにはおまえたちを主役にしてあげる

  雨空を一羽の鳶が西へ向かって飛んでいった。雨に濡れてまで行く何の目的が、西の方にはあるのだろう。

 クリンソウも、信州のように南北に長いとどこで分岐点になるかは知らないが、北の地域は白い花、南は赤い花に分かれるらしい。わが家には二種ともあるが、白い花は赤い花より咲くのが大分遅い。赤色の方は今日明日にも開花しそうだが、白い方はまだ発芽すらしていない。同じ場所で育てても、暖かくなるのが遅い北の花は、元いた場所での記憶でも残っているせいだろうか。
 そういえばカタクリも隣家に比べて大分遅く、あちらはもう花が咲いているというのに、こっちではまだ葉が一枚生えてきただけで肝心の芽はまだ出てこない。元来このカタクリも比較的標高の高い場所で育ったから、ここでは暖かくなってきたからといって、生来の山の開花時期にこだわろうとしているのかも知れない。
 なにはともあれ、何の手もかけず放置しているだけなのに、春になるとあやまたず土の中から姿を現す草花。繰り返す季節の中で春は、人もまた心の一番膨らむときである。





 かんとさん、TBIさん、久しぶりですね。天体観測多分大丈夫だと思いますが、近々に登ってまた様子をお伝えします。赤道儀は手動ですが、屈折望遠鏡、今度上に持っていきます。ご指導のほどを。F/C Nさん、そういうことです。もうすぐ仕事が始まります。入笠の自然が守られるよう、ご支援ください。
 山小屋「農協ハウス」の営業に関しましては、JA上伊那東部支所組合員課(直通:0265-94-2473)までお問い合わせください。
 

 
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