★師走
師走に入った今日は非常に暖かく、本部の総会が東京でありますがいいお話がたくさん聞くことができたでしょうか。私の方はあまり体力的に自信がないので長良の教室長が毎年出席していますが業界の再編成について非常に大きく揺れ動いているのではないでしょうか。今年の出生率は5・6%減の67万。1月から9月までの統計では過去最低であります。2040年には現在の80%になるとさえ言われています。 そういった中で先日県下からS予備校が撤退するニュースが岐阜新聞に掲載されていました。私から言えばS予備校は中学受験の名門M塾を買い取りましたから資金的なこともあったのかと推察します。一方は大きく伸びたいということでM&Aがうまくいったのだと思います。従って額面通りに受け取るのは少し早合点かと思います。今は静観が私どもの立ち位置です。
そういう中で12月1日(日)で師走になってしましましたがこの後は駆けるように早いです。クリスマスが終わり年末年始を迎え早速中学受験が1月11日、12日とスタートを切ります。そして18日、19日とセンター試験です。それが終わると私立高校の入試が2月2日にあります。そして中学生は卒業式を終えた後3月10日に公立高校の入試。17日が発表となります。高校生はセンター試験が終わりますと自主登校のようになってしまいますが孤独との戦いが始まります。
この一連の流れを見ていますと毎年なのですがこちらもストレスが溜まります。しかし、そのストレスは喜びの前触れですのでこの壁をぶち破らなくてはなりません。先日101歳で亡くなられました中曽根元総理の好きな言葉に『大道担然』という言葉があるそうです。これは鎌倉幕府5代執権北条時頼の辞世の句だそうです。目に映る現世という鏡を打ち砕いたらそこには思いがけない大きな道が広がっていたという意味だそうです。強いものから逃げて楽な方に舵を切る方も見えますし現在は無理をせずという考え方も多いのもよく知っています。しかし、先般の2019年ラグビーワールドカップは盛り上がりました。どうしてでしょうか・・・。私は今まで知らなかったからということもあるかもしれないですがそれよりも自分にないものがそこにはある、自分の姿を重ね投影している自分が頑張っている気持ちになれたからあれほど盛り上がったのだと思うのです。しかし、どうしても同じ勉強をしていても差がつく『本質的な理由』はこういうものだそうです。これは都留文科大学石田教授の東洋経済からの記事を引用させていただきました。 https://toyokeizai.net/articles/-/149489
この記事を見ましても考えるということは非常に生活の中に溶け込んでいる気がいたします。勉強の仕方を教えますとか100点一気に上げますとか私から言えば白々しく聞こえます。勉強のやり方がわからないのですとか、やり方を教えてくださいとか色々お話は聞きますがそんなものは何もないです。スローガンで生徒募集をしているだけです。しかし、一番の問題は生徒の皆さんがその気になって教室に来てうまく指導や教材がマッチしたとき信じられないような成績を残される方も見えます。今年高知大学医学部に行かれた方は最初看護師希望で済美高校に嘆願で入りたいのでお願いしますと言って見えたのですがそれが中学1年生の夏休みの時でした。その生徒は非常に稀な方で200点ぐらいしかないところが卒業するときには岐阜新聞テストで420点ほどになっていました。勉強の仕方など教えていません。ただ間違えたところの分析をきちんとしてくること、考えてこの問題をしてくることなど課題を出して励ましていましたがぐんぐん成績は右肩上がりで下がることを知りませんでした。 要は繰り返し講習は受講していましたがその都度何か得るものがあったようです。ですから勉強は楽な方に逃げていい点数を上げようとしてもそれはスタートラインが間違っているのです。そこをまず修正する必要があると思います。それから勉強に対する考え方など進捗状況なども必要になってくると思います。
冬期講習は受験生と受験生以外の方に分かれます。明光義塾の場合以前も書きましたが各教室ごとに、言い換えればオーナーサイドで時間帯や開始の日が異なります。朝からやっている教室もあります。それはそれでいいのですが長良教室&芥見教室は http://mm-homepage.com/dozan/ に書いてある通りです。自習室は自由にまた本棚の各塾の教材などは好きなように使用ができます。また英語の授業ではリスニングクイッパーや長文は実際に平常授業通りやっていきます。また好評なオンラインで無償のZ会アオイゼミの動画も中学、高校生にはオンラインで全科目配信しています。 https://www.youtube.com/watch?v=_P3pdQpN4uE
塾内生には全員が使用できるようになっています。これは本部が実施しています理社クイッパーとは違いますのでご注意ください。あくまで長良教室&芥見教室のオリジナルであります。本部も必死であれば私どもも必死になって戦っています。学習塾の再編成は3年ほど前には言われていましたがその後落ち着いていましたがやはり燻ぶっていたようです。
センター試験に於きましても英語の4技能は2024年、今の中学1年生まで延期と一応なっています。また来年の国語・数学の記述試験にしましても採点者がいない、ベネッセが動員してやろうとしていますが既に本屋や学校に記述模試の教材を売り莫大な利益を上げている。こんな利益誘導のような世界は非常に不愉快というよりも教育の中に政治家は入るなと言いたいのです。英語の問題は6業者でありますがその業者には見事に紐付きの政治家6名がついている。迷惑なのは学生です。文科省の前で大々的な学生デモもありました。記述も国語はなくなりましたが数学もおそらく無理かと思います。50万人もの採点を数日で仕上げるにはそれなりの基準が必要ですし学生にアルバイトで出すなんて以ての外です。
そういう世相の中で冬期講習を受講して高校受験に向かわれる方、また中間・期末テストが思わしくなかった方はもう一度復習しましょう。講習は1年生の最初から実施いたします。そして講習用教材には解説動画がPC・タブレットやスマホで見ることができます。今までもそうでしたが国語・社会・理科などは非常に効果があったようです。そして隙間には先程のアオイゼミを視聴しましょう。これは教材も無料になっていますのでダウンロードしてください。
もう少しで学年1位になれそうな方や既に1位の方も何人か見えますがやはり勉強は四方八方に目をやっているのがよくわかります。ですから自分でどんどん先に進んでいっています。易しい教材、標準的な教材、発展編などその子に合った教材を使用しています。総合点はいいが国語が悪い、数学が悪い、社会がよければ400点に乗っていたのだけどという声をよく聞きます。でもそれも実力です。しかし、そこを補強するのが個別指導の特徴なのですからこの冬期講習は16日(月)から始まりますがぜひ悩みを共有しませんか。個別指導でも講習は集団的なところも見えますがあくまで同じスタイルです。時間がかかりますが問題の〇付けも講師がいたします。昨日30日も入塾の方が芥見には見えましたが今まではのんびりと構えていましたがやる気満々になっています。この若者を何とか成績を大きく上げてやりたいと思っています。なぜなら今まで勉強をしていないのですから良い訳はありません。ということはやればできるということです。それを無料体験の中で私どもは発見したのです。ですからそこが彼との最初の出会いになったのです。
無料体験を希望する方は早めに来てください。お電話で体験の受付は致していませんのでお話を聞いて学力に合わせて体験をいたします。何でもかんでも体験すればいいという考え方は私にはありません。私たちは時代のエースを育てているのですから。
<今日の言葉>
『攻撃することが生きることだ。負い目をつくらず、スジを通して、自分なりのやり方でオトシマエをつけてきた。休むわけにはいかない。やらねばならぬことは、まだある』
矢沢永吉「成り上がり」
<今週のYouTube>
青春時代を思い出します。永井龍雲『つまさき坂』
永井龍雲
冬期講習受付中!
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<詳細>
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170