★途上にて
昨日4日(土)から明光義塾長良教室&芥見教室は後半戦に入りました。10日までになりますが12日日曜日には小学生・中学1年生、2年生の『志望校判定模試』を実施いたします。小学生は偏差値のみで(中学受験の方は昨年の12/7に実施済みです)中学生は5校まで判定をいたします。このテストは明光義塾の統一テストとは違いますので誤解のないようにしてください。テスト内容は http://mm-homepage.com/dozan/ に詳細に書いてありますが学年が違ってもこと偏差値は変わりません。
このテストは15年ぐらい前から実施をいたしています。中学1年生から志望校の判定をするのですかと当時は随分批判も受けましたが今ではあまり珍しくなっていません。しかし、少ないことは事実です。私は個別指導というものは集団塾でもそうなのかもしれませんが自分の立ち位置を確認しておくということは非常に大事だと思っています。そうしないと指導ができないのではないでしょうか・・・。
小学生の時代一般的には80点以下があればかなり中学で苦労をいたします。90点以上取っても怪しいのです。では何点取ればいいのかといいますと常に100点なのです。何を馬鹿なことをとお叱りを受ける覚悟でお話ししていますがそれだけ問題が易しいのです。そこで中学になって先生が科目の担任制に変わりますとついていける子といけない子が出てきます。今までは同じ先生が指導してくれたのですが中学では違います。このことに耐えれなく学校が面白くなって不登校や引きこもりになってしまう場合もあります。これが『中1の壁』と言われる所以であります。
私ども個別指導に関わってきたのは個別指導は非常に珍しかったからです。端的に言えばそういうことになります。気が付くと20数年となっていました。しかし、今やどこの塾も個別ばかり。集団塾+個別指導の二本柱です。時間で安く表示したり指導内容で集団+個別で抱き合わせて安く見せたりしていますが安いことはいいことですが今やその先を目指さなくてはいけないのではないでしょうか。ただ個別に指導するということであればどこも同じ、ならば学力は別として安い塾がいいに決まっています。但し、これには成績がどうのこうのと言っても始まりません。ひたすら指導するだけです。
最近私どもはZ会アオイゼミを導入していますがそういうオンライン授業はどうしても必要かと思います。ただここでいう小中一貫校がモデル二校が岐阜市にできますがそこに既にタブレットを無償で配布、一人一台という理由です。ある中学校にはすでに無償で配布され授業前30分ぐらい時間を取ってやっていましたがいつしかやらなくなったそうです。これは理由を聞いてみますと問題が易しい、根気が続かない、引っ張ってくれる人がいないのでいつしか誰もしなくなったというものです。そういう環境つくりにした先生たちにも問題があると思いますが無償で個人情報目的に学校に天下りの方の力で教材を売りこんでくる。教材を売るというよりか生徒のデーターが欲しいのが理由ではないかと思いますがこれも困ったものです。
従って今後の個別指導塾はAIのようにインストラクター一人でタブレットに生徒が向かうというようになるかもしれません。また個別指導は誰でもいいような入会システムを取っていますがこれも一種の基準ができる気がいたします。そうしますとどこかの塾が求人欄で平均点以上の生徒ばかりですので呑み込みが早く仕事は楽ですと募集をしていましたが果たしてそういうのもありかなとは思いますが何か違うのじゃないかなと思うのです。確か塾経営という点で考えますとそういうやり方もありでしょう。ボランティアではありませんので利益誘導で進まなければいけないのですから致し方ないのかもしれませんね。教育、奉仕難しいところです。割り切れる方は楽でしょうが・・・。
中学生はそういう中でも多くの方が授業参加していますが問題は高校生でしょう。明光義塾の一番の特徴は中学3年生と高校1年生のお月謝が同じ金額であるということです。私どもは土曜講座の関係上中学生は週2回以上を基本としていますが高校生は週1回から選択できます。非常に継続しよくなっています。ですから高校に入りますと夏休みが終わると理数科文系科に選択する必要があるのですがここがポイントになります。
小学生の場合も同じですが週1回から選択はできます。ただ明光義塾には小学生の場合45分授業、60分授業、90分授業の3種類ありますが長良教室&芥見教室は90分授業を選択しています。従って45分授業や60分授業は致しません。かといって90分おとなしくできるかという問題になりますとまだまだ幼いですから非常に難しいです。従って90分を2科目に分けています。算数45分、国語45分という風に目先を変えています。最近は英語を取る方が多くなってきましたが芥見教室では現在の6年生は中学1年生の教材を半分以上この冬から初めて進めている方も見えます。何も驚くことはないのですが中学受験をする方は90分は1科目にしています。甘い考えでは難しいですので『土曜講座』を併用してお月謝を半額にするように仕向けています。小・中・高にしましてもご兄弟姉妹が時期が同時でなくともどちらか高い方が優先しますが一人支払えばあとの方は全て何人でも無料にしています。つまりお月謝の半額が実現した理由です。
高校生の場合は週1回から選択はできますが土曜講座に参加できるのは週2回以上ということにしています。ですから高校生の弟、妹さんが在籍中に入塾し高校生の方が土曜講座を受講する場合半額ということになります。今やどこの塾も兄弟は半額となっていますが私どもは金額は触ることはできませんので土曜講座であれば私のサイドで可能ですのでそういうことにしています。高校生は数学、英語、物理、化学の方が多いですが全科目対象で受講することができます。もしも目標の大学が明確になっているのでしたら早めに対応をされた方がいいです。3年になってからでは遅いです。科目的にも多くの科目が必要ですし推薦を受けるにしても前期までの評定を高める必要があります。
私は個別指導であれ集団塾であれ塾の要因は成績を上げることだと考えています。もとより人格的に一番大事な傷つきよい時代の子供たちですので心の育成を見つめながら叱咤激励をして現在に至っています。
今、個別指導の途上において今後どうしていけばいいのか分かりません。子供の出生率が下がり90万人が過去最低の86万人まで落ち込んできています。格差社会が益々酷くなり奨学金を借りても返済もできない、正規社員になれず非正規社員が70%の時代。しかし、都市部では月謝は上昇している。半面地方では下がり気味。もともとはバブル時期に集団塾は値上げ値上げラッシュできました。一時リーマンショック後下げてきましたが反発しミニバブルの時に再度上昇いたしましたが今は下げ基調です。そういう中でご兄弟姉妹の方についてはお月謝は土曜講座併用でお月謝で半割、半額、50%引きとなります。
今後この個別指導の途上において実際にどうしていくのかと模索するについて私は他塾と同じことをするのは簡単です。しかし、そうでなく真逆のしないことして欲しいことを今後はしていきたいと考えています。果たしてそれは何なのか私にもよくわかりません。しかし、今受験シーズンを迎えその中で私たちができることはもっと大学受験に対して具体性を持たすことではないかと思っています。中学生にしましてももっと明確に志望校に対して何%の確率で入れたのかそこが大事になってくると思います。そのためにその生徒はどうしたということが個別指導の特徴ではないでしょうか。その辺を模索していきますと何か光が見えてくるような気がいたします。
河島英五:時代おくれ
<今日の言葉>
『君は山を呼び寄せる男だ。呼び寄せてこないと怒る男だ。地団太を踏んで悔しがる男だ。どうして山を悪く批判することだけを考える男だ。なぜ山の方へ歩いて行かない』
夏目漱石
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長良教室 058-210-1730
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