★第3回岐阜新聞テストから
去る4日、アフガニスタンで銃撃に倒れた中村哲日本人医師のニュースが飛び込んできました。7日首都カブールの空港で追悼式典が行われましたが大きな仕事をした人だけに残念です。ガンベリー砂漠を総延長25キロを超える用水路を完成。そこに緑が育ち10万人の農民が暮らせるようになったそうです。中村哲さんについてはwikiperiaでこう説明されています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%93%B2_(%E5%8C%BB%E5%B8%AB)
一方国内に目を向けますと読解力が15位と著しく低下したことがわかりました。PISAで(OECDが実施する国際的実力テスト)科学的応用力は2位から5位へ、数学的応用力は5位から6位と下げています。英語どころではない、母国語の勉強が先だと言っています。 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6344322
これに輪をかけたのが大学受験における英語の4技能の延期、続けて記述問題で国語の延期、数学についても混迷を続けている次第です。そもそも学生を利用して商売を確保する(私どももそういう中もになるのでしょうが・・・)ような政治介入は避けてほしいところです。ベネッセの記述式の教材というか参考書というか問題集がバカ売れしたそうですので言われても仕方がないことです。第一採点者を学生アルバイトに移譲するということなど非常に問題があります。これがもしも定着した場合何処かで必ず遺漏される可能性が高いと思いますし採点する基準が個々に違うということはある意味生徒の将来を左右するかもしれませんので大変です。一昨年ですか医学部に合格するのに女子は男子より点数を多く取らないと合格しないという不平等の問題が露呈しましたが覚えているでしょうか・・・。あのようなことが再度出てきそうです。平等の権利を行使して欲しいと思います。
そういう中で岐阜新聞テストの第3回目が返ってきました。学校では12月5日前後に学習面談があってその時点で色々と相談があったはずです。その面談の前にはもう通信制の学校を進めたところもあるようです。そうであれば公立を受験させればいいのですがそうもせずただ受験を公立を受けさせない、また私立は受けても意味がないから公立という学校もあるそうです。結局落ちれば定時制ということになります。進路指導の先生も何を考えているのか分からないですがこういう指導をされるとその生徒なりに頑張っているのが可哀想になります。私立高校は中学卒業見込みがあれば(義務教育ですから全員対象です)希望する私立高校を受験することは可能です。教育の世界は非常にこういう点では保守的というか優越権を乱用するような先生が見えるのは残念です。指導する我々からすれば腹が立って仕方がないのも事実です。仮に私立で落ちても本人が自覚のうえで受験するのですから後悔はないのですが公立に追い込んで落ちれば人生に悔いを残すことになる。その先生はその生徒のことを本当に考えているのでしょうか・・・。自分の物差しで測り仕事量を考え単に済ませている気がしてなりません。
半面、岐阜高校や岐阜北高校を受験する場合はかなり混迷を通年いたしますが今回は非常に明快に分かりよくなりました。何故なら平均点が高いからです。岐阜新聞テストによりますと
第1回 311.4点 第2回 308.8点 第3回 301.8点 このように平均点が300点をキープしていることは非常に珍しいです。大体は280点台で推移するのですが今年はこのようになっていました。 では岐阜高校、岐阜北高校の平均近点はと言いますと
岐阜高校 第1回 448点 第2回 451点 第3回 454点
岐阜北高校 第1回 419点 第2回 418点 第3回 418点
いずれも点数の端数は切り捨ててありますがこの数字から何がわかるでしょうか。受験者数は今回9901人でした。
このように考えますと今年の岐阜高校の第3回受験希望者は464人でした。実際には受験されていない方もこの人数以外にも見えると思います。そういうことを差し引いても今年の岐阜高校の平均点は450点ということがわかります。つまり偏差値で言いますと64点というところが見えてきます。非常に点数が高いがために偏差値が明確になったということです。では北高はと言いますと今回の3回目に合わしますと61点です。http://mm-homepage.com/dozan/ これの『志望校判定模試』の欄を参照ください。それほど難しくはないといえます。
通常今までは総合点で物事を考える癖がありますがこの偏差値から考えれば今までとあまり変わりがないと思いますがそうしますと問題になるのが内申点勝負となります。数年前からある程度10月度に生徒の希望を出させています。それをデーター化して進路指導の先生方は持っているのですが昨年は一番肝心な第2回が台風で中止になってしまいましたので第3回のテストと実力テストで判定をせざるえなったのですが今年は十分に対応ができているはずです。岐阜高校、岐阜北高校、加納高校はかなり多くの方が受験されると思いますが半面関高校などは少し蚊帳の外に置かれているようです。しかし、今からでしょうか、必ず定員は超えてくるはずです。関高校はそれだけのものは持っています。さすがに国公立が県下2番目の合格率を出しているだけのことはあります。各務原西も同様です。東農、西濃についてはあまり詳しくはありませんので差し控えます。
このように見ますと入試の平均点は毎年310点前後です。高めに見て320点を偏差値50点で考えますと岐阜高校は14点高いですから460点あれば確実に平均点をクリアするはずです。また岐阜北高校は430点が入試であれば問題ありません。
勿論岐阜新聞テストと高校入試の難易度の比較は高校入試の方が易しいのですがうっかりミスなどしていたのではこの上位2校には入るのは難しいかもしれません。1点に泣くことも考えなくてはいけないです。しかし、できるものを出来ないとは言えませんしやる以上は合格してほしいと思います。その他岐山高校、長良高校、各務原西などは偏差値表を見てご判断ください。大体はマイナス3点ぐらいは許容範囲になっていると思います。
ここで問題になるのは点数がもう少し不足している方です。中学1年生から志望校を出している私どもでもボーダーラインの方は非常にきついです。それはその目標とした高校を目指して頑張ってきたのですから諦めろと言っても簡単にはいきません。合格するかどうか分からない、その時の問題次第、体調次第という方が見えます。どこの塾でもそうなのです。その方に手を差し伸べていかなくてはいけないと思うのです。ですから私どもは今までのテストの過去問題やノートの間違いの見直しなど徹底的にするべきことはしないといけないと考えています。それが塾というものではないでしょうか。2月で卒業みたいな塾もあります。あとは次の年の新学年の生徒募集で一応2月までという塾も珍しくはありません。私どもの冬期講習は中学生、高校生とも入試前日までが対象となります。従って熱い戦いを繰り広げるのですがそれをまじかに見る後輩たちは刺激を受けるはずです。何も感じない方はそれだけのものかもしれません。個別指導はそういう縦の関係があるのです。集団塾は同学年ですから横軸になりますが私ども個別指導は縦横に軸を組みます。ですからそこに非常に熱い熱い熱意を当事者は勿論のこと後に続く後輩の方々も感じてほしいのです。何故なら来年はあなたたちの番なのですから。
<今日の言葉>
『一隅を照らす』
中村哲 自分がいる場所で精いっぱいやるという意味
<今週のYouTube> JUJUの『奇跡を望むなら・・・Xmas Story』
JUJU 「奇跡を望むなら・・・Xmas Story」
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