岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★午後3時50分僕たちは鉄橋を走った

2021年08月08日 15時05分21秒 | 日記

★二人の女を愛した男たち

テレビではオリンピック一色で昨日は侍ジャパンが金メダルを確保致しました。04年のアテネ五輪直前に長嶋監督が脳梗塞で倒れ17年後開会の聖火リレーを務めた。壮絶なリハビリをしたとも聞く。そういうことを表には出さないのが長嶋茂雄のいいところで今回のサプライズは誰しも驚かれたことでしょう。ともあれ見ることが出来なかったのが残念ですがこのオリンピックについて天皇陛下はIOCバッハ会長の「誤訳」をされげなく訂正していました。
https://www.msn.com/ja-jp/sports/tokyogorin-2020/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E4%BA%94%E8%BC%AA-%E5%A4%A9%E7%9A%87%E9%99%9B%E4%B8%8B%E3%81%AFjoc%E3%81%AE-%E8%AA%A4%E8%A8%B3-%E3%82%92%E3%81%95%E3%82%8A%E6%B0%97%E3%81%AA%E3%81%8F%E8%A8%82%E6%AD%A3-%E9%96%8B%E4%BC%9A%E5%AE%A3%E8%A8%80%E3%81%AB%E5%9E%A3%E9%96%93%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%9F%E5%85%83%E9%A6%96%E3%81%AE%E5%99%A8/ar-AAN2beU?ocid=msedgdhp&pc=U531

 ともあれコロナの鎮圧が最大のテーマです。祝いでなく記念と言われる陛下の気持ちは痛いほどわかる気がいたします。オリンピックについては色々言いたいこともありますが今日は先日7月5日にAmazonから発売になった作品についてお話をしたいと思います。

この作品は短編数集で原稿200枚少々の2編が収められています。「午後3時50分僕たちは鉄橋を走った」「二人の女を愛した男たち」であります。このモデルになった鉄橋は岐阜市と瑞穂市を繋ぐ別名前野橋という処です。ただ言っておきたいことは鉄橋を走るということは鉄道公安委員会からお叱りを受けますので決して実施しないようにしてください。小説の世界は一種の仮想世界ですのでそういう場面が必要でした。またこの作品の原点は大学時代に書いた「トランペット」の作品をもとに書いています。話は主人公でひきこもりの五郎と足の悪い坊さんのヤーさん、ジェンダーの桂ちゃんそして裕福なわがままな路子の4人の大学卒業前半年間の物語です。それぞれが身体に傷を抱え一歩踏み出すことが出来ない。五郎は妄想の世界が居心地よく路子が押しかけて同居をするようになっても断ち切ることが出来なかった。路子は実家が東海地方の中堅ゼネコンの一人娘であったため会社の跡取りの問題を抱えていた。ある日父親から電話があって実家に帰るが結局はそれが別れとなった。2月にはいって鉄橋を渡る日が来た。午後3時50分に決行する。しかし、何故か別れた路子がそこにいた。よりを戻したいと五郎に頭を下げ桂ちゃんやヤーさんが拍手で迎えた。結局4人で鉄橋を渡ることになる。トンネルのようにドームになった鉄橋の向こうには伊吹山がありその下には白く輝く光の塊が見えた。桂ちゃんはそこがLGBTの原点だと言い鉄橋を走る。鉄橋を渡ることは非常に難しく電車が車で10分ほどになったが渡り切れないと判断した五郎は長良川に飛び込もうと声を掛ける。五郎は路子を抱えて飛び降りヤーさんも川に飛び込んだ。桂ちゃんは電車のライトに向かって鉄橋を走っている。流される川の流れに身を任せてその姿を見たが桂ちゃん、ヤーさんの生存は分からなかった。
五郎と路子は堤防に寝転び始めて路子を抱いた。その時上空をジェット機が空を飛び過去と未来をぶち切るように切り裂いていった。五郎はやっと吹っ切れたと呟き路子は海外に留学をすると夢を語った。一歩引きこもり8050問題やその他不登校などの問題を多く抱えた問題を提起しました。

一方「二人の女を愛した男たち」はやはりひきこもりの一平を中心に話は進んでいく。マンションを借りて台風の夕方ドイツの東野から国際電話が入る。先月まで借りていた部屋なのだがそこに日記帳を忘れてしまったので帰国するまで本を預かってもらえないかと依頼をされる。外は暴風圏に入ったところでインターフォンから声が漏れてきた。そこには風雨に打たれている女子大生の涼子がいた。帰る手立てもなく薔薇の絵を抱え通路に蹲っていた。一平は彼女を部屋に入れ結局泊めることになった。お礼に来た彼女は実は自分は解離性健忘症で過去のことが分からないと初めて告白をする。一平は現在と過去、そして未来への選択に迷うが友人の医者の高橋と話をしながら少しずつ接点が交差してくるようになる。ある日涼子の誕生日に長良川の鵜飼い見物に出かけるがそこで家庭教師をしていた生徒に出会う。「理恵」と呼ばれ東野の日記の女性が理恵であって涼子と理恵は同一人物だと分かる。鵜飼いの篝火は過去の思い出を焚きつけるように押し寄せてきた。一平はその夜誕生日の涼子の生まれた年のワインを抜いて乾杯をするがもうその時には涼子は理恵であることが明確になっていた。その内理恵が妊娠し結婚しなくてもいいから子供は産むと言い出した。一平は彼女との結婚を意識し涼子の両親に挨拶に行く。そこでは父親と東野、理恵の三人の食い違いが明確になって来た。それから数日後ドイツから東野が日記帳を受け取りに来たが涼子は隣の部屋で聞いていた。玄関に掛けている真っ赤な薔薇の花は鮮血を表すような鮮やかだった。その絵を見た東野は自分の彼女もこの薔薇の花が好きだったと言って部屋を出て行った。
 話はそこで一段落つき高橋と一平は料亭で酒を飲んでいる時涼子の母親から理恵が倒れて出血していると携帯に電話が入る。僕の携帯を取り上げた高橋は救急車に自分の病院の名前を伝えるように話をして二人は岐阜市内の街を病院に向けてタクシーで走っていく。物語はそこで終わることになるがこの先は読者の判断に任せたいと思い話を切りました。

 以上が二つの作品の大まかな話であります。10月には楽天にも出るかと思います。今回は最初からAmazonでしたが次回からは最初からAmazonと楽天双方に出版を販売依頼していくつもりです。
 このようにして私の夢は形になってきましたが次なる仕事は初めてエンターティメントを書き上げました。書き上げたというよりも彼是3年ほど練りまくった作品です。岐阜と四国を舞台にした作品となっています。多分10月ごろには出せるかと思います。尚、Amazonの無料キャンペーンで8/10、17時から8/15、17時にかけて掲載されると思います。

 夏期講習も一段落致しましたがこれから中盤、後半となっていきテスト対策と流れは進んでいきます。その間に岐阜新聞テストや私どもの「全国志望校判定模試」などが実施されますが出来るだけ受検してください。受験は自分を助けてくれます。今一度見直ししましょう。

<今日の言葉>
「自分だけが便りなのだ。信じるものはこの腕しかない。神々の力の及ばないところに私はいるのだ。この岩と夢の中に自分が同化してしまいそうな不安な心持になる。そこから逃れるために、私は力いっぱいアイス・バイルをふるった。行動することだけが私の神経を癒すのだ」
                吉尾 弘「垂直に挑む」

いちご白書をもう一度(昭和50年)バンバン

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長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


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