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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

で、あなたは読んだの? 4 「菊と刀―日本文化の型」

2015-08-28 | _よむ__

<外国人観光客向けTシャツ>カタカナがカワイイ 渋谷で若者に人気 /東京 *

夏は さしずめ、挫折物大復活シーズンである。
多田健次「海を渡ったサムライの娘 杉本鉞子」の中に 「菊と刀」と(小)章立てがあれば
挫折どころか 本の背くらいしか見たことのなかったその本「菊と刀」も、気になるではないか。
と 読み始めた。(長谷川松治 訳 1967

文中には 「武士の娘」も出てくるが 忠犬ハチ公も出てきます。「坊ちゃん」(もちろん漱石の)もね。
(そんなこと言ったら〔書き出したら、止まらないというか〕 義経弁慶も忠臣蔵も出てくるぜよ。)
案外に親しみやすい書き方の部分もあり、
なるほど。そんなふうに日本人が見えるのね。と思ったり、
私の歴史の知識が足りな過ぎて、このあたりついていくの大変だ。とブルドーザー読みになったり、の
ひとつひとつ感想を頭の中で付箋張っていくような読み方となっていった。
(ん?読書ってそんなもんか。訳注〔訳者としての見解〕が頻繁に現れて、読み進んでいくうちにその訳注群が ナイナイお見合い大作戦の「(そのプロポーズ、単独ではさせないぞ。私もその女性が気に入っているのだ。時の)ちょっと待ったー!」に見えてきてしまったのである。←そこに影響されて「付箋云々」の読み方になったとのワタクシ注のつもりなのだが 収拾つかなくなった><。)
何とか読了。第四章あたりが一番印象に残った。
 


「…彼らはあの第一次世界戦争の後、猫も杓子も
 “デモクラシー”を口にしていた時代、…」 「菊と刀」P.38
「訳注 著者はわざと日本人の口まねをして、‘de-mok-ra-sie’と書いている。」 同P.39
― このTシャツ ルースさんにプレゼントしたら 喜んでくれるかな。

 


 

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