「…あたしたち、魔女のまねしても飛べないけど、鳥のまねすると、飛べるみたいよ」
「魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法」
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鳥人間コンテストの季節に
「魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法」 福音館書店 1993
を読んでいる。
冒頭の引用は (第5章)「キキ、シャツを運ぶ」の中の おソノさん のセリフ。
(おソノさんは、キキが間借りしている『グーチョキパン屋』のおかみさん。)
おソノさんが目撃した、鳥のつばさみたいなのしょって飛ぶ練習をしている子たち。
「くーる、くーるまわ」るけれど、少しは飛べるらしい。
そのなかに とんぼさん も、いたような。
キキも 魔女の修行中ならば
とんぼさんも 鳥人間の修行中なのです。
(第10章)「キキ、さんぽを運ぶ」では
加藤嘉主演「ふるさと」という映画を思い出した。切ない。
そして。なんということでしょう!
三毛猫が出てきました。じゃ、
“ねこは いた。うそのように 本当にいた。
…
三毛は ゆったり、ローズガーデンの茂みの中にいた。” のは、
この 三毛猫の ベチ だったのでせうか。(それにしてはオーバーサイズだったような。。。)
けれど近くには、キキも黒猫のジジもいなかったような。
あ、そうか。私がローズガーデンに着いた時にはちょうど、
宅急便屋稼業の最中だったのかもしれませぬ。。。