市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

市長選まであと130日あまり・・・牧草小屋前の駐車スペース拡張に余念のない岡田市長と尖閣問題

2013-11-26 22:39:00 | 政治とカネ
■来年4月中旬に予想される安中市長選の投開票ですが、あと130日余りに迫ったことになります。こうした状況下、3選目の出馬を狙っている岡田義弘・安中市長の選挙拠点である安中土木事務所の南の柳瀬川を渡った県道安中・富岡線の南側に位置する牧草小屋兼選挙事務所前の広大な駐車場では、先週から整備工事が始まっています。
【追記:11月27日12:25】さきほど地元からの情報によりますと、本日27日から、岡田市長の牧草小屋前の駐車場周辺の法面に石垣を積み始めているとのことです。問答無用で実力行使に走る様は、中国政府のやり方を彷彿とさせます。

岡田市長の駐車場に持ち込まれた資材。また何かしでかす魂胆かと思いきや、案の定。11月19日8:57撮影。

 おそらく、来年1月初めの恒例の、岡田義弘後援会による新年互礼会で正式に出馬表明をしようと、1台でも多くの駐車スペースが可能になるように、今から整備を始めているものと思われます。


大手組あたりからもらったと思しき側溝のふたが並べられている。1月3日の新年互礼会で車を岡田市長の駐車場の端に止める時は、端に寄り過ぎないように気をつけよう。

■ところが、今回もいつもの事ながら隣接の地権者に何の事前通告もなく、勝手に工事を始めていたことがわかりました。

 隣接の地権者によると11月19日の朝、安中市内に向かおうとして、何気なく県道脇に目をやると、砂利や石板などの資材が境界線付近に置かれているので、立ち寄って見たところ、驚くべきことに境界を越境して、大きなコンクリート製の礎石が既に並べてありました。

隣地に食い込んで埋め込まれた大きな礎石。

■隣接地権者は、さっそく市役所の秘書課に行き、岡田市長に事情説明を求めようとしましたが、いつものように岡田市長は自家用車で市内の企業めぐりをしているらしく、昼までは戻らないだろうということでした。

 そのため、昼過ぎに再度、市役所の秘書課を尋ねると、またもや不在で、今後は午後4時ごろでないと戻ってこないというのです。

不在ランプ点灯中。13時10分。

 市長のスケジュールを秘書課が把握しきれていないのは異常としか思えないため、しつこく聞いたところ、11月19日(火)は午後5時半から市内でイベントがあり、それに参加するので、その前には一旦戻ってくるだろう、とのことでした。

■そこで、一旦市役所を出て、市役所内の関係部署などを訪れて時間調整をした後、たまたま市役所内の2階廊下を移動していると、市長室前にある在・不在表示灯の「在室」にランプが点灯していました。どうやら予定よりも早く市役所に戻ったようです。さっそく秘書室を通じて岡田市長に面談を申し込みました。

 秘書課長の前のソファーでアポイントの確認が取れるまで2、3分待たされた後、「すいませんおまたせしました」と言われたので、市長室に入りました。

小川「お邪魔します」
岡田「どうも」
小川「公務で忙しいのにすいませんね」
岡田「どうぞ」
小川「はいはい。ちょっと今、きょう用があって、道を通っていたら、おたくの田圃のところで、ここで石積みをされているんだけど、境界がどこなのか説明して頂きたいんです」
岡田「境界は・・・あのう、入口のコンクリの・・・」
小川「切れ目?」
岡田「切れ目です」
小川「違いますよ」
岡田「どして、どして違うっていうのか」
小川「切れ目の起点は合っているんですけども、起点はあっているんだけどもね。直線になっているわけでしょう。今まで。ところが今、ナックルになっているでしょう」
岡田「うん?」
小川「折れ曲がっているでしょう。大きな四角いコンクリートの礎石を入れましたよね」
岡田「うん」
小川「だから、おかしいんじゃないですか。あれ」
岡田「おかしかないでしょう」
小川「なぜ?確認してくださいよ。そこのところは。もう、あんなでかいものを勝手に埋め込んでね」
岡田「あのう・・・」
小川「あの先は、じゃあ、どうなっているんですか」
岡田「・・・それは、小川さんが、しろというんだら、小川さんが測量して・・・この前も言ったでしょう!」
小川「いやべつに」
岡田「測量して、面積が足りねえんだら、はっきりしていただきたい」
小川「いずれにしても、ああいう構築物をつくる時は少し引き下がってくださいよ」
岡田「そんなこたあない」
小川「私も別にのっとるつもりはないですよ」
岡田「これが入口だら、おお・・ここが、一杯に、境一杯にコンクリが打ってあるわけですから」
小川「かってにあの、埋め立てたのは岡田さんのほうだからね」
岡田「そういうね、10年も13年もまえのことを・・・」
小川「20年も、30年もね、歴然とそこにあるんだから」
岡田「だから、そうでしたら、出るところに出でやってください」
小川「別に出るところには出ません。ずっと嫌でもなんでも、お隣り同士なんですから」
岡田「いやいやいやいや」
小川「お隣り同士なんですからね」
岡田「ま、そういうことでしたら、お話合いする意思はございません!」
小川「だから、勝手に自分の意思の都合で、あそこのコンクリの境が、ずっとあの延長線上が自分のものだと、こういうことですね」
岡田「そういうことです」
小川「ほう」
岡田「おっしゃるとおりです。おっしゃるとおりです」
小川「いずれにしても、私は、あそこが起点のところから直線に結んであるところが境だとおもっていますから」
岡田「小川さん、小川さん、こうやって入口を、誰がつくったんですか」
小川「あなたがつくったんです」
岡田「なーにを、言ってんですか」
小川「あなたのおじさん(実際には義兄か)の佳充さんから、どういうふうに入口をつくろかということでご相談を受けたんです」
岡田「そーんなことはないですよ。小川さんは一緒の入口を作ろうと、こういう提案をしたじゃないですか」
小川「違います。それは群馬県です」
岡田「なーにを。お帰りください。お帰りください。そういう・・・」
小川「いずれにしても、私はね、まったく認めませんから。そういうことを認めませんから」
岡田「そういう・・・」
小川「あなたが勝手に自分の思うとおりやっただけだから。あれはまったく根拠もないね」
岡田「あの・・・小川さん、出るところに出てやってください」
小川「別にでませんよ。出ませんよ」
岡田「どうぞ、やってください」
小川「あの、岡田さんみたいにね、自分勝手にやるとは違います」
岡田「自分でやったんではないですか」
小川「私が何かやる時はかならず事前にお話をしますよ」
岡田「自分で入口をつくったじゃないですか」
小川「自分じゃなくて、あなたが自分でね、役所を動かしてボックスカルバートを埋めたじゃないですか」
岡田「そんなこたあない。そんなこたあない」
小川「で、一緒にやる時は、これは行政のほうから、群馬県が、佳充さんと一緒だったらどうせ一緒で使うのだからと・・・だからあの境は、私は何も決めていませんよ」
岡田「一緒にやりませんかといったら、自分で断っておいて、何を言ってんですか!カルバート一緒に入れましょうって」
小川「いや、言われない。群馬県の関係者がね(当時岡田市議に怒鳴り込まれて、どうしようもなく圧力に屈した)・・・」
岡田「そーんなあれですよ、蒸し返すような・・・」
小川「いや、蒸し返しじゃない、確認を求めただけ」

 この時点で市長との会話は5分ほど続いていましたが、するとこの瞬間、突然、岡田市長が市長室の外に飛び出し、ドアがバタンと閉められてしまいました。隣接地権者は市長室の中にひとり取り残された格好になり、しばし呆気にとられてしまいました。

主が去った後の市長室。15時34分。

 約1分半、隣接地権者はシーンとしてしまった市長室に取り残されていました。

 すると、田中毅・秘書課長がドアを開けて市長室に入ってきました。

田中「失礼します。市長は今日はもうお会いしないそうですから」
小川「だからそれが困るんですよ、一方的に打ち切られちゃって」
田中「なんか、帰ってくれと・・・」
小川「田中さんね」
田中「はい」
小川「なんかね。(市長の)逆鱗に触ったようなんだけどさ。だけど隣の家に勝手に、一言も断りなく勝手にでかい石を積み上げるというのも問題ですよね。で、市長さん、どこへ行ったの?」
田中「そのう・・・」
小川「ほら、危機管理上、問題があるんですよ。しかも、いつも嫌っている客がきているというのに・・・」
田中「だからいいんです、私が来ました。じゃあ、あちらからどうぞ、こちらは職員専用なんで、はい」
小川「いや、こちらから出ますよ。入ったほうから出ます。よく、本性が分かったでしょう。市長の」

市長室に入るときは秘書室とあるのに、「出て行け」というときはこの扉を指示された。

 こうして少なくとも1分半、市長室から市長が自ら市民を残して退出してしまいました。岡田市長は、よほど自分の侵した愚行がもたらしたこの事件について触れて欲しくないと見えます。だから、机の上に公文書でも放置してないかどうか、安中市のセキュリティ保護の観点から、確認せざるをえませんでした。

主がいなくなった机の上には、連合安中地協からの案内状と祝い金の熨斗袋がおいてあった。みると、今日の17:30-18:30まで「要求と提言に対する回答/意見交換」、18:40-20:00まで「懇親会」とある。今日の午後5時半からのイベントというのはこのことらしい。

連合の集会参加のための祝金。机の上に放り出したまま岡田市長は部屋を飛び出してしまったが、公金の扱いをこのようにぞんざいに扱ってもよいのか。なお、中身がいくらだったのかはあとで市長交際費をチェックする予定。


別の来客が待機していた様子で、一時無人だった市長室の在室ランプが実態をようやく表示するに至った。15時37分。

■その後、安中土木事務所を訪れて、高坂哲郎所長と富岡利行次長と面談しました。現地状況を役所の観点から再確認したところ、岡田市長が、本来、開渠とすべき農業用水路にボックスカルバートを埋め込むと言い出し、安中土木事務所の当時の中曽根という担当者に圧力をかけたことは所内でもいまだに語り継がれている有名な話のようです。この中曽根という職員は既にリタイアしていますが、土木事務所の担当者は同氏の名前をよく知っていました。

 岡田市長が農業用水路のボックスカルバートの上を埋め立てて、駐車場の一部として使っている場所は、群馬県が管理していると思い、所長や次長に質問したところ「平成17年までにすべて農業用水路は安中市に管理が移っているので群馬県の所管ではない。安中市の土木課に確認するように」という説明でした。

安中土木事務所にある資料を見ると斜路は隣接土地のほうに食い込んでいるように見える。

 そこで、安中市土木課で確認してもらったところ、この県道脇の農業用水路の部分は、県道からの排水が流れ込む可能性があることから、群馬県の所管であることが確認できました。

安中市土木課の用水路(青線)位置図。

安中市土木課の土地台帳の画面。

 再び、安中土木事務所にとってかえして、その旨所長と次長に説明すると、地図を取り出して再度チェックしてもらったところ、まちがいなく群馬県の所管であることがわかりました。

 今でも岡田市長が駐車場の入口及び駐車場として埋め立てた部分は、土木事務所からははっきりとした説明は得られませんでしたが、毎年公共地占用手続を更新して、岡田市長は群馬県に毎年数百円程度支払っているようです。

 となると、今回農業用水路について、岡田市長がボックスカルバートの上部においても、石材を配置していることから、なんらかの占用手続申請が岡田市長から安中土木事務所宛に提出されているのかどうか、確認を求めました。ところが、どうやらそのような手続申請は出されていない様子で、所長と次長は、まずは現場を視察する必要がある、というだけに留まりました。その結果を、隣接地権者に連絡することになっていますが、いまだに何の連絡もありません。

■群馬県の職員らによれば、岡田市長は市議や県議時代、県職員に対しては人間あつかいをせず、常に怒鳴り散らしていたという証言がたくさんあります。「なぜ、あのような人物を選んだのか」とよく言われたものですが、岡田市議・県議・市長にしてみれば、「自分は選良なのだから、公僕にしか過ぎない役人どもはただ言われたことをやっていればいいんだ」という認識なのでしょう。

 しかし、役人が、そういう「選良」のいうことを聞いて、農業用水路を暗渠にしてしまい、本来共有するはずだった農地への出入口の斜路を、突然設計変更したものだから、ルール無視が日常茶飯事な岡田市長が、勝手なことをする余地を残したことになり、隣接地権者は以来、何度も岡田市長の横柄な行為の被害を被っているわけです。

■この事件は、尖閣諸島問題と非常に共通性があります。

 尖閣問題では、11月23日に中国国防省が尖閣諸島上空を含む空域に、戦闘機が警告のため緊急発進する際の基準となる「防空識別圏(ADIZ)」を勝手に設定しました。そして、11月25日には、この措置は尖閣諸島の領土主権を主張するものだと発表しました。


 中国は「ウソも百回いえば、ウソではなくなる」というとんでもないことを信じている国です。二枚舌で鳴らす岡田市長も、昔からウソをつき続けてきました。だから、中国政府と同様に、他人の土地でも自分のだ、と言い張っているうちに、自分が正しいと思い込むクセがついたようです。

岡田市長が権力を傘に他人の土地に設定した境界線(白い破線)。勝手に土地の境界を決められると錯覚するのもタゴに土地ころがしのノウハウを教わった賜物か。

 しかし、痩せても枯れても岡田市長は安中市という人口61,798人の自治体のトップなのですから、きちんと社会が決めたルールを守ってもらわなくては困りものです。

 他方、ならずもの国家の中国と同じ性格の持ち主なので、ルールを守れといっても馬耳東風なので始末におえません。ここは隣接地権者として、粘り強く、コンプライアンスの重要性を本人に認識させ続けなければならないでしょう。もっとも馬の耳に念仏かもしれませんが。

■この境界線については、実は、岡田市長の選挙事務所のある土地の所有者との間で、境界に関わる構築物を設置する場合には事前に連絡をして立ち会うことになっていました。結果的にそれがホゴにされたことになるわけです。そのため、隣接地権者は次の書面を土地所有者に送付しています。現時点でまだ反応はありません。

**********
                     平成25年11月22日
安中市野殿■■■番地
岡田 ■ 様
               安中市野殿980番地
               小川 賢
       お 伺 い
 貴殿の所有する土地(安中市安中4270-1)と私の所有する土地(安中市安中4286-2)との境界については、どちらかが工作物を設けようとする場合には、かならず一緒に立ち会いを行うことで、平成24年2月に開かれた峯組の春契約の席で、貴殿との間で合意した経緯があることはご承知のとおりです。しかし、誠に遺憾ながらその後現在に至るまでに、その合意を2度に渡り反故にされました。
(1) 最初の反故の発生
 このことは、それから4カ月後の平成24年6月2日に知りました。いつのまにか大きな石材が境界線に沿って並べられているのを発見したからです。その際、貴殿の親族と思しき男が私の土地に入っていたので注意しましたが、いうことを聞きませんでした。
この時、貴殿が石材を境界線にそって並べることについて、私は事前に貴殿からなにも連絡を受けておらず、したがって、境界線の位置の確認のための立ち会いもしておりません。このことは誠に遺憾であります。
(2) 二回目の反故の発生
 次の反故の発生は、今週の平成25年11月19日に知りました。いつのまにか大きな礎石が私の土地に出入りするための斜路に食い込んで設置されていたからです。
貴殿も御承知の通り、この斜路は、貴殿の父上の佳充様と話し合って設置したものです。1990年代初頭、県道安中富岡線の歩道設置工事で農業用水路の脇に擁壁を設置することになり、当時貴殿の土地の水田(当時は牧草地)と私の土地の水田に出入りするために共有の斜路を造り、県道の歩道と接する斜路の入り口の線の中心点を、貴殿の土地と私の土地の境界線上に設けることで設置することに互いに合意したものです。
ところが擁壁と農業用水路の工事が東側から西側に向けて進み、私の土地に出入りする部分の斜路の建設に着手する段になったと同時に、貴殿の父上から「農地には別のルートから進入することになったので、斜路の共同使用は不要になった」という連絡があったと、工事関係者を通じて話があり、斜路の設置は急遽設計変更となり、農業用水路への転落防止用の柵が斜路の両側に設置されました。今でもそのまま柵は残されています。
 そして、そのまま擁壁と農業用水路の工事が貴殿の土地にさしかかった途端、どういうわけか。本来開渠にすべき農業用水路が、突然ボックスカルバート工法による暗渠になりました。このことについて、施工主の群馬県安中土木事務所の担当技師らに訪ねたところ、貴殿の親族から強い圧力を受けたため、しかたなくルールに反して暗渠にせざるを得なかったということが分かり、強く抗議した記憶があります。
 平成25年11月19日朝8時50分に現場で斜路を確認したところ、貴殿の土地から私の土地の中に、転落防止用の柵にそって平行に礎石や石材のブロック等が設置されている事がわかりました。あきらかに、私の土地の中に入り込んでいます。
 この工事について、私は事前に貴殿から何も連絡を受けておりません。従って、境界線の位置の確認のための立ち会いもしていません。
 今回の場合、あきらかに境界線から大きな礎石等が一部私の土地にはみ出しており、これをこのまま放置するわけにはまいりません。早急に礎石等の位置を正常な位置に移動し、私の土地の利用に支障のないようにしてください。
 上記(1)と(2)つのことについて、折り返し、貴殿の見解を書面でお聞かせ下さい。
       以上
**********


岡田市長が平成24年6月にこっそりと切り石のブロック壁を築いた時も、事前に立会いの連絡はなかった。この境界線も正しいかどうか極めて疑問だ。

【ひらく会情報部】

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議事録残さずハワイに行こう・・・碓氷病院不祥事件の情報開示資料から見える事件の背景(その2)

2013-11-26 01:15:00 | 困ったちゃん岡田義弘・元市政
■引き続き、11月19日に開示された資料を見てみましょう。

(3)今回の摘発の発端となった匿名の手紙の内容が分かる情報

●匿名の手紙の内容が分かる情報【碓氷病院:不存在】(説明:現在、群馬県警察による事件の捜査のために行政文書を押収されており、現時点においては行政文書が存在しません)
→関係者の話によれば、1回目に碓氷病院宛に送られてきた告発状というか匿名の手紙は手書きだったとか。警察にタレ込んだのが業界関係者なのか病院関係者なのか、あるいは匿名の手紙を見せられた本人が自ら警察に相談に行って逆に仇になったのか、憶測は尽きません。いすれにしても、碓氷病院は警察に告訴していないことは確かなようです。

(4)当該職員が医療機器購入の予算付けをする検討委員会に任命された時から現在に至るまでに開催された同委員会に関する一切の情報。ただし、委員会の規約、メンバー、議事録等、予算付けのため提出され院長決裁を受けた書類等を含む。

●任命されたときから現在までの検討委員会の規約【碓氷病院:不存在】(説明:現在、群馬県警察による事件の捜査のために行政文書を押収されており、現時点においては行政文書が存在しません)
→これも碓氷病院の説明では、「ファイルが押収されたので不存在」ということです。通常は、こうした社内委員会の規約や議事録等は、総務関係なので病院内のサーバー内の共通ファイルに入れて保存しておくはずです。「警察に押収されたから無い」という通常は考えられない回答に、安中市の隠蔽体質が見え隠れしています。

●平成19、25年度検討委員会のメンバー【碓氷病院:不存在】(説明:検討委員会のメンバー表を作成していないため、行政文書として存在しません)
→機器購入検討委員会のメンバー表は、毎年変わっているようです。人事異動があれば、当然メンバーが変わるわけで、碓氷病院でもご多分に漏れず4月の人事異動シーズン以外でも、不定期で異動があり、常に変わる場合があります。
 このメンバー表は、いつも更新しているのではなく、毎年、検討委員会の開催される秋口に、会議の開催に合わせて事務方が作成するようです。それにもかかわらず、平成19年度と25年度はメンバー表を作成していないとのことです。
 平成25年度は、まだ検討委員会が開催されていないためかも知れません。病院側の説明は歯切れのよくないものでした。


○平成20、21年度検討委員会のメンバー2枚【碓氷病院:開示】
**********開示資料
【平成20、21年度検討委員会のメンバー】

《医療器等導入検討委員会名簿 平成20年度》
     医療器等導入検討委員会名簿 20 0.10現在
  役職等/氏名/所属部署/備考(担当)
●診療部長/有澤 信義/診療部/委員長(整形外科)
●病 院 長/野際 英司/診療部
●副病院長/田島 公夫/診療部/小児科
●副病院長/柿沼 臣一/診療部/外科
●診療部長/阿部 智志/診療部/内科
●診療部長/葦沢  健/診療部/歯科・口腔外科
●臨床工学士/田村 秀樹/透析室/医療機器総括安全管理責任者
●看護部長/泉 千津子/看護部
●薬剤部長/巻内  正/薬剤部
●診療技術部長/本間 慶子/検査科/検査科長兼務
●放射線科長/佐藤  充/放射線科
●栄養科主任/上原 由美/栄養科
●リハビリ室長/関  信行/リハビリ室
●事務部長/上原 正男/事務部
●総務課長/上原 康次/事務部/事務局
●総務課主査/倉繁  亨/事務部/事務局
●総務課主任/松本 圭一/事務部/事務局

《医療器等導入検討委員会名簿 平成21年度》

     医療器等導入検討委員会名簿   平成22年1月12日現在
No./委員/氏名/職名/備考
●1/委員長/阿部 智志/診療部長/診療部・内科
●2/委 員/野際 英司/病院長/診療部
●3(欠)/委員/田島 公夫/副院長/診療部・小児科
●4/委 員/柿沼 臣―/副院長/診療部・外科
●5(欠)/委員/葦沢 健/診療部長/診療部・歯科口腔外科
●6/委 員/泉 千津子/看護部長
●7/委 員/田村 秀樹/臨床工学士/医療機器総括安全管理責任者
●7/委 員/巻内  正/薬剤部長
●8/委 員/本間 慶子/診療技術部長
●9/委 員/佐藤  充/放射線係長
●10/委 員/上原 由美/栄養科/管理栄養士
●11/委 員/関  信行/リハビリ室長
●12/委 員/上原 康次/事務部長
●13/委 員/中山 博一/総務課長/事務局
●14/委 員/倉繁  亨/総務課/事務局
**********
→これは開示されました。平成20年度の検討委員会メンバー表は平成20年10月現在のが作成されており、21年度は平成22年1月12日現在のものがあり、この二つだけが開示されました。

●平成22、23、24年度検討委員会のメンバー【碓氷病院:不存在】(説明:現在、群馬県警察による事件の捜査のために行政文書を押収されており、現時点においては行政文書が存在しません)
→平成23、24年度のファイルが警察に押収されたとして不存在でしたが、平成22年度の検討委員会メンバー表も押収されていたということです。「ええっ!」という感じですが、起訴された臨床工学科長は、毎年の委員会メンバーに名を連ねていたようです。なお、平成21年度の検討委員会のメンバーのうち、放射線科は、課長が不在だったので、係長がトップになっています。

●任命されたときから現在までの検討委員会の議事録【碓氷病院:不存在】(説明:検討委員会の議事録等を作成していないため、行政文書として存在しません)
→とにかく碓氷病院では、議事録というものは一切作成していないようです。

○平成19年度院長決裁を受けた書類3枚【碓氷病院:開示】
**********開示資料
【平成19年度院長決裁を受けた書類】
回議用紙
年度    平成19年度
文書種類  内部
文書番号  第15593号
保存年限  3年
受付年月日 平成19年11月16日
保存期限  平成23年6月1日
起案年月日 平成19年11月16日
廃棄年度  平成23年度
決裁年月日 平成  年  月  日
分類番号  大10 中2 小2 簿冊番号6 分冊番号1
施行年月日 平成  年  月  日
完・未完別 完結
簿冊名称  予算編成資料
完結年月日 平成20年5月31日
分冊名称  予算編成資料
施行区分  普通
公開    1 非公開 時限秘( 年) 都分秘 全部秘  2 公開
起案者  事務部総務課 職名 課長 上原 康次 内線(    )
決裁区分  院長
印欄    市長・- 院長・野際 副院長・田島・柿沼 部長・上原 課長・- 係長・- 公印・-
関係部課合議 看護部長・泉 薬剤部長・巻内 診療技術部長・本間
課内回覧  庶務係長・半田 経理係・松本・小林・倉繁
宛先    
差出人 医療機械器具導入検討委員会委員長
件名 平成20年度医療機械器具等購入計画について
 平成20年度医療機械器具購入につきましては、11月1日の会議、及び予算を考慮し別紙のとおり予定をしました。
1、医療機械器具等購入の額  70,000千円
 うち 企業債56,000干円 市負担金要請7,000干円 碓氷病院一般財源7,000千円

《平成20年度 機械器具等購入要望書》
     平成20年度     機械器具等購入要望書
 部署/品名/メーカー名/型式・数量/定価/見積額/新規・買替/使用目的/必要性・使用頻度
●居客/当直棟更衣室エアコン設置工事/-/インバーター室外機1、壁掛型室内機2/―/735,000/新規/朝・夕着替えの際に暑いので使用/-
●歯科/イントラサージ3000/ガボ/-・1/939,000/771,200/買替/インプラント治療時のエンジン/現在使用中のエンジンが故障した場合修理が不可能
●手術室/手術時力-テン/メラ/ME50000FD用・2/290,000/190,000/新規/整形オペ/-
●薬剤部/全自動散薬分包機 処方とのオンライン/トーショー、PC1台含む/TO-6060TPD・1/―/4,042,500/買替/散薬調剤業務、持参薬調剤業務/平成4年・7年購入の分包機2台は故障も多くなり、また、付着した薬品の変質によりかび等が発生
●薬剤部/全自動錠剤分包機用PC/トーショー/-・1/-/207,900/買替/全自動錠剤分包機制御/平成11年購入のPCは容量不足傾向、オーダーリング開始にあたりXPへのバージョッアップが必要
検査室/血糖測定装置/(株)エイアッドティー/GA08・1/3,675,000/買替/血糖・尿糖の測定/購入後14年経過し、修理費も高価になり、検査件数も多く即検査結果を提供したい
●検査室/日立バイオハザード対策用キャビネット/(株)日立アプライアンス/SCV-1307ECⅡAB3・1/-/28,000,000(別にオーダーリングシステム必要)/14,700,000/新規/細菌検査での検体処理と菌対策を行う/感染症の疑いがある菌や検体を扱うため、細心の注意が必要
●検査室/全自動細菌検査システム一式/ティドベーリング/Walk Away 40Plus・1/28,000,000(別にオーダーリングシステム必要)/14,700,000/新規/細菌検査同定(一時保留)/現在のリース機械は故障も多く、導入する場合リース条件が悪い
●放射線科/RIS放射線情報システム/富士通/HOPE EGMAIN NX外・一式/―/富士通15,979,850、コニカ・東芝7,500,000/新規/オーダリング情報と撮影機器との接続/撮影業務の効率化
●放射線科/イメージングプレート/コニカミノルタ/CR専用カセット・複数 枚/1,159,000/1,095,150/追加/一般撮影用/大四、半切りサイズの枚数が少ないため
●通所リハビリステーション/足関節矯正起立版/OG技研/GH-400・1式/360,000/200,000/新規/尖足や内外反足を利用者の自重により矯正/1日10人程度
●通所リハビリステーション/パソコン・プリンター/-/-・各1/-/250,000/買替/-/-
●透析室/スケールベッド/スケール電動、ベッド・マットレス/-・1/-/250,000/買替/-/-
●透析室/個人用RO軟水装置1式/ガンブロ/WRO300・1、WSF300・1/2,628,000/1,470,000/新規/病棟へ出張HD時に必要/エンドトキシン吸着療法や、レスピレーター装着者などHD室にこられない患者に必要
●2F病棟/ケモ用輸液ポンプ(外に車いす)/ニプロ/FP-12008・2/525,000/350,000/新規/抗ガン剤の治療/癌患者は微量の薬品を投与するので、ポンプの役割が大きい
●療養病棟/スタンド付バリアフリースケール/―/AD-6106AW・1/250,000/200,000/新規/患者の栄養管理/月1回全員が測定、必要に応じ1~2週間に1回測定
●栄養科/スチーム コンベクション オーブン/日本調理機/CM-101E・1/2,230,000/1,312,500/買替/いつ故障するか不明、部品の交換となると高額のため買替
●総務課/A棟屋上防水工事/-/-・一式/-/11,000,000/修繕/4階病棟西側から雨漏りがするため/早急に防水工事が必要
●総務課/A棟塔屋屋上防水工事/-/-・一式/-/1,785,000/修繕/4階病棟東側の階段上り口付近より雨漏り/早急に防水工事が必要
   計 68,140,100
   検査室 全自動細菌検査システム 一時保留
**********
→本庁と同じ事務システムを採用しており、書類の作成書式も市役所と同じです。ここでいう企業債とは碓氷病院が金融機関から借入れを行うことなのだそうです。

●平成20、21、25年度院長決裁を受けた書類【碓氷病院:不存在】(説明:検討委員会に予算付けのため提出され、院長の決裁を受けた書類を作成していないため、行政文書として存在しません)
→平成20、21年度については決裁を受けた書類がありません。平成25年度はまだ作成していないことから、平成20、21年度は書類を作成したのに、決裁しないまま何か機器類を買っていることになります。つまり、平成20年度と21年度は、院長決裁を経ずに、機器を購入してしまったことになります。平成20、21年度の書類は押収されていないことから、警察は、平成22~24年度以外の機器入札には関心が無いのかも知れません。
 なぜ、平成20年度と21年度は院長決裁が無くても、機器類を購入できたのでしょうか?と疑問に思った当会では、碓氷病院側に、「関係者へのヒアリングをするなどして、事実関係を調査してほしい」と要請しました。現時点でまだ碓氷病院側からの回答はありません。病院側に公開質問状を出す必要があるかもしれません。
 すなわち、通常であれば、検討委員会が終わった時点で機器の購入方針が決定し、そのあと「決まりました」ということで、院長決裁をとるわけですが、その肝心の院長決裁書類が作成されていないというのです。
 このことは、検討委員会における議事録が作成されていないことと同様、碓氷病院内の馴れ合い体質がうかがえます。「一応来年度は予算内で収まっているから、聞き購入はこの方針でいいんじゃないか」という流れでだけで、調達してしまったことになります。
 過去にこういう経緯があったことは、今回の不祥事件の遠因になった可能性もあります。


●平成22、23、24年度院長決裁を受けた書類【碓氷病院:不存在】(説明:現在、群馬県警察による事件の捜査のために行政文書を押収されており、現時点においては行政文書が存在しません)
→平成22~24年度の院長決裁書類は作成されているようですが、今回の事件で警察に押収されていて不存在とのことです。
(5)今年2月に匿名の手紙が届いてから、当該職員の逮捕に至るまで市と病院内でどのような対応がとられたのかが分かる情報。


●市と病院内でどのような対応がとられたのか分かる情報【碓氷病院:不存在】(説明:現在、群馬県警察による事件の捜査のために行政文書を押収されており、現時点においては行政文書が存在しません)
→碓氷病院側にはコンプライアンスについて質問しました。「安中市役所では法制課あたりがコンプライアンスに関する窓口になるのでしょうが、碓氷病院はいったいどこが担当窓口になるのでしょうか?」と質問しましたが、明確な回答は得られませんでした。
 当会は「匿名の告発状が病院に送り付けられた時に、それを本人に見せて問い詰めてしまうこと自体、およそ、民間では考えられないことだ」とコメントしました。本人には告発内容を知らせず、同僚や関係先にそれとなく聞いたりして事実関係を確認するのが普通です。今回、匿名の告発状は2回送り付けられています。
 当然、病院側から市長や部長、秘書課にも伝えられたはずですが、普通は本人には直接手紙の中身は見せません。見せると本人がリアクションを取り、反発したり、業者に口裏合わせをしたりして、証拠隠滅等を図るかもしれないからです。
 今回、どういう経緯を辿って、このような事件性になったのかは全く見えてきません。病院に告発状を送った第三者が、いっこうに病院内で動きが見えないので、業を煮やして警察にもタレ込んだのか、本人が自ら身の潔白を明かそうと警察に相談したのか、が分からないためです。
 当会は、今回起訴された臨床工学科長の勤務態度について、いくつかのルートで調べてみましたが、いずれも真面目で仕事熱心な好人物という評価であり、本人のことを悪く言う人は誰もいませんでした。本人も、業者との癒着を否定して、収賄を否認していますが、購入委員会の議事録がないことや決裁をとらずに機器を購入していることなど病院側の管理の杜撰さで、クロスチェックの目が届かなかった状況が続いたためか、業者との関係において次第に脇が甘くなり、ハワイとグアムにまで一緒に行く関係にまで深まってしまっのかもしれません。


(6)21日の緊急記者会見でマスコミに伝えた一切の情報。

○ファクシミリ送信14枚【秘書課:開示】
**********開示資料
【マスコミへの通知(1):10月21日11時頃】

     ファクシミリ発信のご通知
                    平成25年10月21日
宛名  安中記者クラブ会員様
      (FAX:326-8273)
発信者 安中市役所総務部秘書課広報広聴係 反町
     FAX:381-0503
     TEL:382-1111(内線1014)
件名  緊急記者発表の開催について
枚数  1枚(この発信通知書を含みます。)
(通知文)
いつもお世話様になります。
突然申し訳ございませんが、本日13時より公立碓氷病院職員逮捕に関する緊急記者発表をさせていただきます。
お忙しいところ大変申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
 日 時: 10月21日13時00分~
 会 場:: 安中市役所本庁 3階 305会議室

【マスコミへの通知(2):10月21日17時ごろ。財務部契約検査課分】

     ファクシミリ発信のご通知
                    平成25年10月21日
宛名  安中記者クラブ会員様
      (FAX:326-8273)
発信者 安中市役所総務部秘書課広報広聴係 反町
     FAX:381-0503
     TEL:382-1111(内線1014)
件名  本日の記者発表で質問事項に関する回答の送付について
枚数  6枚(この発信通知書を含みます。)
(通知文)
お世話様になります。
本日の記者発表の中でお答えできなかったご質問の回答を送付いたします。契約検査課分についてお送りいたします。
なお、回答に対するお問合せ等につきましては、申し訳ございませんが下記担当部長にお願いいたします。
契約(入札)に関すること:(電話027-382-1111内線1050 財務部長)

<入札執行一覧(平成22年度)>
No./調達案件名称/履行場所/予定価格(税抜)/執行方法及ぴ執行日/備考
   入札者/回数:入札金額(税抜)/落札決定/業者状況
●1/全自動輸血検査システム購入(公立碓氷病院)/公立碓水病院検査科/*********/指名競争入札 平成22年10月7日
  安藤(株)        01:  14,500,000
  小川東邦(株)      01:  14,000,000   落札
  (株)川崎医療器     01:  14,800,000
  (株)栗原医療器械店   01:  15,000,000
  サンメディックス(株)  01:          辞退
●2/総合画像管理システム・レポートシステム購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院/**********/指名競争入札 平成22年10月7日
  安藤(株)        01:  45,300,000
  小川東邦(株)      01:  43,850,000
  (株)栗原医療器械店   01:  45,000,000
  栗原レントゲン(株)   01:  41,325,000   落札
  (株)スズケン      01:  44,000.000
  (株)メディコ      01:  45,500,000
  (株)メディセオ     01:          無効
●3/透析用監視装置購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院 透析室/**********/指名競争入札 平成22年10月7日
  (株)川崎医療器      01:  6,200,000
  (株)栗原医療器械店    01:  6,100,000
  サンメディックス(株)   01:  6.900.000
  (株)ジーエムエス     01:  5,910,000   落札
  (株)メディコ       01:  6,400,000
再訂正のお願い
入札執行伺いの財務部長の決裁区分につきましては、訂正で部長の専決範囲を1,000万円までと申し上げましたが、最初に申し上げましたとおり財務部長が決裁をいたしますので、大変お手数をおかけしますが再訂正をしてくださいますようお願い致します。

<入札執行―覧(平成23年度)>
No./調達案件名称/履行場所/予定価格(税抜)/執行方法及ぴ執行日/備考
   入札者/回数:入札金額(税抜)/落札決定/業者状況
●1/磁気共鳴断層撮影装置(MRI)の購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院内/**********/指名競争入札 平成23年12月21日
  アルフレッサ(株)       01: 145,000,000
  小川東邦(株)         01:          辞退
  (株)栗原医療器械店      01: 146,000,000
  栗原レントゲン(株)      01: 119,000,000
  サンメディックス(株)     01:          辞退
  (株)ジーエムエス       01:          辞退
  東芝メディカルシステムズ(株) 01: 107,750,000    落札
●2/全自動錠剤分包機の購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院薬剤部/**********/指名競争入札 平成23年12月21日
  アルフレッサ(株)       01: 14,200,000    落札
  小川東邦(株)         01: 14,900,000
  (株)栗原医療器械店      01: 14,700,000
  サッメディックス(株)     01:          辞退
  (株)ジーエムエス       01: 14,800,000
●3/A粉末自動溶解装置の購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院透析室/**********/指名競争入札 平成23年12月21日
  アルフレッサ(株)       01: 4,200,000
  小川東邦(株)         01: 4,750,000
  (株)栗原医療器械店      01: 4,400,000
  サンメディックス(株)     01; 4,500,000
  (株)ジーエムエス       01: 3,850,000    落札
●4/逆浸透法精製水製造装置の購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院透析室/**********/指名競争入札 平成23年12月21日
  アルフレッサ(株)       01: 19,100,000
  小川東邦(株)         01:          辞退
  (株)栗原医療器械店      01: 9,400,000
  サンディックス(株)      01:          辞退
  (株)ジーエムエス       01: 8,950,000    落札
●5/散薬監視システムの購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院薬剤部/**********/指名競争入札 平成23年12月21日
  アルフレッサ(株)       01: 1,520,000    落札
  小川東邦(株)         01: 1,'750,000
  (株)栗原医療器械店      01: 1,680,000
  サンメディックス(株)     01:         辞退
  (株)ジーエムエス       01: 1,770,000
●6/生態情報モニタの購入(公立碓氷病院)/公立碓氷病院救急処置室/**********/指名競争入札 平成23年12月21日
  アルフレッサ(株)       01: 850,000
  小川東邦(株)         01:         辞退
  (株)栗原医療器械店      01: 820,000     落札
  サンメディックス(株)     01: 900,000
  (株)ジーエムエス       01: 950,000

<入札執行一覧(平成24年度第一回分)>
No./調達案件名称/履行場所/予定価格(税抜)/執行方法及ぴ執行日/備考
   入札者/回数:入札金額(税抜)/落札決定/業者状況
●1/輸液ポンプの購入/安中市公立碓氷病院病棟各階/**********/指名競争入札 平成24年12月17日
  アルフレッサ(株)       01:  700,000
  (株)川崎医療器        01: 1,300,000
  (株)栗原医療器械店      01:  645,000   落札
  サンメディックス(株)     01:  950,000
  (株)ジーエムエス       01:  915,000
  (株)メディコ         01:  995,000
●2/B粉末自動溶解装置の購入/安中市公立碓氷病院透析室/***********/指名競争入札 平成24年12月17日
  アルフレッサ(株)       01: 3,400,000
  (株)川崎医療器        01: 3,500,000
  (株)栗原医療器械店      01: 3,700,000
  サンメディックス(株)     01: 3,600,000
  (株)ジーエムエス       01: 3,100,000   落札
  (株)メディコ         01: 3,570,000
●3/多人数用重炭酸透析液供給装値の購入/安中市公立碓氷病院透析室/**********/指名競争入札 平成24年12月17日
  アルフレッサ(株)       01: 16,700,000
  (株)川崎医療器        01:  7,000,000
  (株)栗原医療器械店      01:  7,000,000
  サンメディックス(株)     01:  6,800,000
  (株)ジーエムエス       01:  6,280,000   落札
  (株)メディコ         01:  6,980,000

<入札執行―覧(平成24年度第二回分)>
No./調達案件名称/履行場所/予定価格(税抜)/執行方法及ぴ執行日/備考
   入札者/回数:入札金額(税抜)/落札決定/業者状況
●1/透析室向け電動ベッドの購入/安中市原市一丁目9番10号 公立碓氷病院内/**********/指名競争入札 平成25年2月13日
  アルフレッサ(株)       01: 7,250,000
  (株)栗原医療器械店      01: 7,400,000
  (株)ジーエムエス       01: 7,090,000   落札

<入札執行―覧(平成24年度第三回分)>
No./調達案件名称/履行場所/予定価格(税抜)/執行方法及ぴ執行日/備考
   入札者/回数:入札金額(税抜)/落札決定/業者状況
●1/注射薬カートの購入/安中市公立碓氷病院病棟薬剤部/**********/指名競争入札 平成25年3月1日
  アルフレッサ(株)       01: 464,000   落札
  (株)ジーエムエス       01: 560,000
  フクダ電子北関東販売(株)   01: 500,000
●2/バイオハザードキャビネットの購入/安中市公立碓氷病院地下ケモ調整室/**********/指名競争入札 平成25年3月1日
  アルフレッサ(株)       01: 2,380,000   落札
  (株)ジーエムエス       01: 2,600,000
  フクダ電子北関東販売(株)   01: 2,550,000
●3/多機能心電計の購入/安中市公立碓水病院4階病棟/**********/指名競争入札 平成25年3月1日
  アルフレッサ(株)       01: 1,100,000
  (株)ジーエムエス       01: 1,080,000
  フクダ電子北関東販売(株)   01:  850.000   落札

【マスコミへの通知(3):10月21日17時過ぎ。碓氷病院分】

     ファクシミリ発信のご通知
                    平成25年10月21日
宛名   安中記者クラブ会員様
       (FAX:326-8273)
発信者  安中市役所総務部秘書課広報広聴係 反町
      FAX:381-0503
      TEL:382-1111(内線1014)
件名   本日の記者発表で質問事項に関する回答の送付について
枚数   7枚(この発信通知書を含みます。)
(通知文)
お世話様になります。遅くなり申し訳ございません。
本日の記者発表の中でお答えできなかったご質問の回答を送付いたします。碓氷病院分についてお送りいたします。
なお、回答に対するお問合せ等につきましては、申し訳ございませんが
下記担当部長にお願いいたします。
碓氷病院に関すること:(TEL027-382-1111 内線3350 病院事務部長)
契約(入札)に関すること:(TEL027-382-1111 内線1050 財務部長)

<逮捕者不在の後任者に関する情報>
・臨床工学技士 ■■■■(■■■■ ■■■)
 平成20年4月1日採用
 臨床工学技士 免許取得 平成16年4月
 准看護師 免許取得 平成19年3月
※この資料は、今回の職員逮捕により、今後の透析治療は大丈夫か、他の臨床工学技士は看護師免許をもっているかとの質問に対して、もっていると思うが、確認して連絡するということで送信した資料です。(以下略)

<今回の事件で調達された機器に関する情報>
①院内の患者監視装置(コンソール)の数とメーカー
 20台のコンソールはすべてニプロ製品
②RO水精製装置とは
 透析液を作成し、各患者のもとに供給するシステムは5種類の機器からなります。
 水道水から透析用水を製造する「RO水処理装置」。
 透析用水を用いて減益粉末を溶解する「A剤溶解装置」と「B剤溶解装置」。
 A原液とB原液を透析用水で希釈混合し透析液を作る多人数用透析液供給装置「セントラル」。
 透析液を受取り、各患者サイドで透析を行う患者監視装置「コンソール」です・
 RO水精製装置は供給水道水を殺菌・軟水化・不純物除去等を行い、透析用水として使用できる水を作るための装置です。

<平成23年度医療機器等購入要望一覧表>※H22年度に委員会実施
     平成23年度医療機器等購入要望一覧表
No./部署/品名/メーカー名/型式/数量/定価(円)/見積額(再見積等の金額)/新規・買替/検討結果/平成23年度予算額(千円)/財源内訳(国県・地方債・一般財源)(単位:千円)
●1/外来/双方向無線式血圧モニタリングシステム/オムロンコーリン㈱/セントラルモニタCentral2+/1式/4,510,000/2.100,000/新規/データの飛ばせるものを検討/0/-・-・-
●2/外来/トップルスタンド/不明/タイプN/3台/126,000/82,500/新規/総務課と相談/0/-・-・-
●3/手術室/ForceTriadエネルギープラットフォーム/コヴィディエンジャパン㈱/ForceTriad/1式/6,430,000/5,140,000/新規/導入していく、他のメーカー、卸業者に当たり入札減になるように努力すること/5,140,000/-・5,100/40
●4/手術室/万能開創器/ユフ精器㈱/オクトパス万能開設器/1式/866,000/778,000/新規/-・700・78
●5/外科/汎用超音波画像診断装置/COVIDIEN、日本シャーウッド㈱/SonoSite NanoMaxx/1/4,900,000/3,570,000/新規/しばらくレンタル等で、対応し使用状況等を検討/0/-・-・-
●6/外科/汎用超音波画像診断装置/BARD/サイトライト5、スタンド付/1/3,078,000/2,100,000/新規/しばらくレンタル等で、対応し使用状況等を検討/0/-・-・-
●7/外科(内視鏡)/内視鏡洗浄消毒器/ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱のエンドクレンズDもしくは冨士フィルムメディカル㈱のENDOSTREAM ESR-100のどちらか/1式/2,150,000もしくは1,909,500/1,575,000もしくは1,803,900/買替/購入/1,575/-・1,500/73
●8/歯科/薬液交換式超音波スケーラー/ヨシダ/グランドピエゾ/1/294,000/189,000/新規/次年度以降に/0/-・-・-
●9/2F病棟/シリンジポンプ/ニプロ/SP-80S/1/350,000/262,500/―/外来のものを使用、外来は必要時レンタルで対応/0/-・-・-
●10/4F病棟/コンパクト救急カート/ナビス/O-1200-13/1/229,160/229,160/買替/まだ使える/0/-・-・-
●11/療養病棟/アルミ製高強度・高機能介助型車いす/村中医療器/HRK-402/3台/220,500/147,000/新規/-/0/-・-・-
●12/療養病棟/ワゴン/ナビス/WJ-0205-04/1台/65,000/58,275/新規/-/0/-・-・-
●13/療養病棟/ワゴン/ナビス/WJ-0199-11/1台/13,000/13,275/新規/-/0/-・-・-
●14/透析室/RO装置 人工透析用水処理装置(40床用)/三菱レイヨン・クリンスイ㈱/MRE-RO-Dcnano30Ao-HTS/1式/25,100,000/9,450,000/買替/購入、他メーカー、スペックの下のものも含めて検討/9,450/-・9,400・50
●15/透析室/A粉末自動溶解装置/ニプロ㈱/NPS-50A/1式/7,510,000/4,042,500/買替/同上/-・4,000・43
●16/薬剤部/全自動錠剤分包機/㈱トーショー/Xana-2720EU/1/31,000,000/16,000,000/買替/購入、スペックの下のものも含めて検討/16,000/-・18,000・-
●17/薬剤部/医薬品データベースDIR/㈱トーショー/医薬品データベースDIR/1/2,640,000/1,700,000/新規/先送り/0/-・-・-
●18/薬剤部/簡易型散薬監査システム/㈱トーショー/SW-K/1/3,028,000/1,800,000/買替/購入(21年度を先送り)/1,800/-・1,800・-
●19/検査科/超音波画像診断装置/東芝メディカルシステムズ㈱のSSA-660A/15若しくはGEヘウrスケア・ジャパンのLOGOQ P5もしくは日立メディコのHI VISION Avius/48,233,000もしくは25,679,000もしくは51,160,000/3,990,000もしくは4,410,000もしくは4,935,000/買替/トランスデューサーの交換で対応か検討/1.000/0・1,000・0
●20/検査科/研究・検査用生物顕微鏡/ニコン/50iB-15-3/1/638,300/534,450/買替/取り下げ/0/-・-・-
●21/放射線科(地域医療再生基金事業)/MRI/東芝メディカルシステムズ㈱、シーメンス社製、GE社製を検討(未定)/①東芝メディカルシステムズ②(独シーメンスシ社MAGNETOROMAVANTO i-Class③GEヘルスケア・ジャパン/1/1,269,337,000/126,000,000/買替/他のメーカー、スペックも含めさらに検討、他の病院の入札価格の調査/126,000/76,700・49,300・0
     小計 1,488,464,480/190,910,285 H23予算額165,786/76,700・88,800・286
●22/総務課/大規模改修事業/INA新築研究所/-/34,000,000/34,000,000/継続/実施設計25,000千円、設計監理費9,000千円/34,000/-・34,000・-
       大規模改修事業/工事費/-/300,000,000/300,000,000/新規/第1期工事費/300,000/-・300,000・0
●23/総務課/B棟耐震補強事業/実施設計、工事/-/68,300,000/68,300,000/新規/実施設計5,300千円、工事監理費3,000千円、工事費60,000千円/68,300/30,000・38,300・0
●24/訪問看護/なし
●25/看護部長/なし
●26/リハビリ室/なし
●27/歯科衛生室/なし
     合計     H23年度予算額568,086/106,700/461,100/280

<平成24年度医療機器等購入要望一覧表>※H23年度に委員会実施
     平成24年度医療機器等導入計画一覧表  
No./部署/品名/メーカー名/型式/数量/定価(円)/見積額(再見積等の金額)/リース金額等/新規・買替/使用目的/必要性・使用頻度/購入しないことによる影響/購入したことによるメリット/検討結果/平成23年度予算額(千円)/財源内訳(国県・地方債・一般財源)/計(単位:千円)
●1/外来/生体情報モニター/フクダ電子/セントラルモニタDS-7520/1式/、301,100/2,200,000/-/新規/化学療法を外来点滴センターで行う場合の状況観察/看護師が専属になってしまう/外来の人員が不足してしまう/化学療法中の患者様と外来業務がかけもちできる/購入可/-・2,200・-/2,200
●2/医局(内科)/顕微鏡/オリンパスのシステム生物顕微鏡BX43-33・顕微鏡デジタルカメラDP21-C-2・並列型ディカッション装置1式、もしくはニコンの生物顕微鏡CiL-E-15-t・デジタルカメラDS-Fi2-L3・ティーチングヘッド(サイドバイサイド2人用)1式/2,247,500もしくは1,894,700/1,940,000もしくは1,800,000/買替/①血液疾患の診断・治療目的②入院・外来患者の血算の分画をカウント/①入院・外来患者の血算の分画をカウントする。②血液疾患の診断は、顕微鏡による目視が必要不可欠である。最近は、血液疾患の患者も増加傾向であり、使用頻度は増加している。/現在の顕微鏡は25年前に購入したもので、光源調節ダイヤルが故障しており、修理不可能。光源調節する際にランプが切れてしまい十分な観察が出来ない。また、対物レンズが古く、クリアでないため細かく観察が出来ない。/①光源調節機能が正常となるため十分に観察できる。②新しい対物レンズになり、はっきり見えるため診断に役立つ。③LEDランプが付属しているものは町寿命で経済的である。④並列して2人で観察可能なディスカッションを取り入れることで医業者の診断能力を高め治療に生かすことができる。/購入可(機器はどちらも可とのことで安価のほうを採用)ニコンサイドバイサイドはデジカメがあれば必要ない?/―・1,500・-/1,500
●3/透析室/多人数用透析液供給装置/ニプロ㈱/多人数用透析液供給装置NCS-20L-40K(40床用)/1式/17,330,000/6,300,000/-/買換/血液透折治療に必要な透析液を作成する装置(液清浄化に対応)/透析治療に必要不可欠 使用頻度 連日/統制治療が行えない。/現行の装置の老朽化による買換えが必要。治療に対してのトラブルをなくすため。/-・6,300・-/6,300
●4/透析室/B粉末自動溶解装置/ニプロ㈱/B粉末自動溶解装置NPS-50B/1式/6,010,000/3,100,000/買換/透析液を作成する装置/透析液作成に必要不可欠(血液透析治療)/現行の装置の老朽化によりメンテナンス・洗浄が不十分/厚労省の定める液清浄化に対応しており治療に適している。/購入可/―・3,200・-/3,200
●5/透析室/電動ベッド 20台/パラマウントベッド㈱/3モーター電動ベッドKA-8331を20台、記録台KC-833Tを20台、プレグラーマットレスKE-555を20台、折りたたみベッドサイドレールKS-0241を40台、撤去費20台/13,000,000/7,900,000/-/買換/透析患者の透析中に使用するベッド/現在使用しているベッドの老朽化により患者が使用するのに不都合がある。/患者の高齢化によりベッドの高低が動作しないと危険が伴うため。/患者のベッドの乗り降りがしやすくなり、また、転倒、転落の危険が低くなると考えます。/購入可/-・7,900・―/7,900
●6/栄養科/下膳車/㈱フジマック/ネオシェルフNNS156115C5を6台、NNS186119C5を1台/831,920/630,000/購入延期/新規/患者の喫食率を目で確認し、どの様な献立が好まれるかを知るため/毎食(1日3回)患者の喫食率を確認することができる。/病棟ごとに主食、主菜、副菜、お茶などをすべて1つのバケツに残采入れているため正確な残采のチェックが困難である。/①患者の喫食率を目で確認し、好まれる献立や不人気の献立を知ることができる。②病棟看護師の業務軽減が期待できる。/購入可/―・600・30/630
●7/薬剤部/ステリルガードe3バイオハザード対策用キャビネット/ベーカー社/SG-403AHE/1台/2,380,000/1,666,000/保守料(2年目以降)100,000/新規/注射剤;抗がん薬の無菌調整/毎日(平均2時間)使用する。職業的被曝から医療従事者を守る。/発がん性、生殖毒性、催奇形性などの健康被害(皮膚の発疹、不妊、流産、出生異常、白血病その他のがんを生じるリスクあり)/左記の被曝のリスクを最小化することができる。/購入可/-・1,600・66/1,666
●8/検査科/顕微鏡/オリンパスもしくはニコン/BX43-12を1台もしくはCi-Lを1台/455,500もしくは655,900/390,000もしくは524,000/-/買換/尿沈査の鏡検/毎日使用/最近ランプがつかないことがあり鏡検できなくなるかもしれません。(メーカーに修理を依頼したが修理不能といわれた。)/引き続き安心して鏡検できる。/購入可(機器はどちらでも可とのことで安価の方を採用)/-・300・30/330
●―/検査科/血液ガス分析装置※H25に先送り/シーメンス/ラピッドラボ1265型/1台/17,200,000/6,600,000/保守料金720,000円/年、リース料金132,000円/月額、保守料金72,000円/月額/買換/血液ガスの測定/ほほ毎曰使用している/2~3年後に試薬の供給ができなくなる情報がありそれにより測定できなくなります。/測定時間の短縮(1分以内)メンテナンスが簡単で自動的に詰まりを取り除くことができスムーズに測定できる。/購入可/-・-・-/-
●9/検査科/全自動血液学検査装置※H25から前倒し/アボット・ジャパン/セルダインサファイア/1式/49,800,000/6,500,000/-/買替/血球の測定/毎曰使用/故陣も多く劣化してきている部品もあり正確な値がでているか不安。網赤血球のある患者の結果が迅速に報告できない。/網赤血球が血算と同時に測定できるので迅速に報告できる。大型血小板を拾うことができる。低値の血小板、白血球も測定できる。白血球の異常を迅速に報告できる。/購入可/―・6,500・-/6,500
●10/検査科/多機能心電計/フクダ電子/解析付心電計FCP-8321、コードハンガOA-300A等/1式/2,490,000/1,000,000/-/買換/故障のため急遽購入/-/-/-/―/-・1,000・-/1,000
●11/放射線科/骨密度測定装置*H25に先送りし、機種変更する。/日立アロメディカルのX線骨密度測定装置DCS-600 EXVを1式もしくは東洋メディックのX線骨密度測定装置DTX-200を1式/11,500,000もしくは13,000,000/3,000,000もしくは2,150,000/-/買換/骨密度測定のため/1995年1月購入で15年しようしており、修理部品がないため。1ヶ月20件前後の検査数です。/急な故障により検査ができなくなります。/急な故障により検査が停止する心配がなくなる。/購入可(機器はどちらでも可とのことで安価の方を採用)/-・-・-/0
●12/放射線科/ポータブル撮影機用バッテリー/日立メディコ/EB-35/2個/127,000/110,000/-/買換/回診車の移動、撮影用バッテリーです。シリウス125MX用のバッテリー2個で2004年6月に前回交換して7年経過/充電、使用時間が短くなっています。1曰5~10件前後です。/頻繁に充電が必要で作業効率が悪い。/仕事の効率があがる。コードレスで撮影できる。現在バッテリーが弱く常にコンセントから電源を取る必要があります。/修繕費で対応する/-・110・-/110
●13/放射線科/CRシステム 消去ランプ/コニカミノルタ/REGIUS370用2個、REGIUS190用4個/6個/買換/コニカ、一般撮影CRにおける読み取り部消去のための部品です。定期交換の消耗部品です。/いつ故障してもおかしくない時期で2005年7月から使用。振る面手に入っていますがこれは別料金です。2台分の部品です。/急な故障では機械の停止と高額な修理代金となります。/急な故障の心配がなくなります。/修繕費で対応する/-・420・-/420
●14/外科/汎用超音波画像診断装置/日本コヴィディエン㈱のNanoMaxx本体コンベックスプローブを1式もしくはBARDのサイトライト5、スタンド付を1/4,900,000もしくは3,078,000/3,950,000もしくは2,100,000/-/買換/-・-・-・-/購入可(機器はとりあえず高価の方でみておく)見積りを聴取すること/-・3,900・50/3,950
●15/薬剤部/注射薬カート/㈱トーショー/C34-TA214SAT/2台/685,600/476,000/-/新規/療養病棟に専任薬剤師を配置しているが薬剤管理指導料を算定していくために必要/-/-/-/追加購入決裁済/-・400・76/476
●16/そよかぜ/シヤワーチェア/ナビス/0-6663-01/3台/201,000/132,000/-/買換/利用者の入浴/毎日利用者が20名前後、使用している。/入浴時の安心、安全な入浴が提供できない。/安心、安全な入浴が提供できる。/故障のため緊急購入/-・-・139/139
     計     財源内容0・35,500・451/35,951
●総務課/大規模改修事業・B棟耐震補強事業/-/-/-/500,986,000/500,986,000/-/継続/-/-/-/-/-/35,000・465,000・986/500,985
     合計     財源内容35,000・500,500・1,437/536,937
**********
→秘書課の説明によれば、10月21日(月)10時過ぎに警察から新聞記者らにこの事件について碓氷病院の臨床工学科長が逮捕されたという連絡があったらしく、市のほうに各マスコミから連絡があり、「えっ!」と驚いて、さっそく確認しようとしたら、碓氷病院のほうにも同様にマスコミから連絡が入り、急遽、病院から部長や市長のほうに連絡がきて、「記者会見しなくちゃ」ということになり、マスコミには11時過ぎに緊急記者会見のファックスを送信したのだそうです。
 そして、午後に緊急記者発表をしたところ、余りにも緊急だったため、マスコミからの質問で、資料が用意できなかった事項もあったため、夕方17時近くになって、関係資料を添付してファックスで質問関連資料を送信したとのことです。
 このとき2通ファックスを記者クラブに発信したそうです。
 1つ目は、市の財務部長が記者会見の中で発言した中で、勘違いした箇所があり、その発言を訂正するために送った契約案件一覧の資料でした。
 2つ目は碓氷病院関係で、記者らから透析装置の国家資格と看護師の免許を持つ臨床工学科長が逮捕されて、病院での透析治療には影響はないのかという質問等があったためこれについて回答資料を発信しました。
 併せて、病院関係の質問に対して、事務長が答え切れなかった部分もマスコミに発信しました。両方の資格を持っていた臨床工学科長が逮捕されても、スタッフの中に幸い、臨床工学技師と準看護師の資格をもっている男性職員が存在するということで、後任者がいるので透析治療には支障はない、という内容だそうです。
 このマスコミ向けファックスには、平成23年度、24年度の機器調達に係る契約案件一覧の情報が掲載されています。今回、安中市や碓氷病院から当会に対して開示された情報には、平成23年度、24年度の契約情報は警察に押収されて不存在でした。
 この理由を質したところ、市と病院いわく、「当日の夕方5時ごろ警察が病院にガサ入れをしたので、FAXに添付した情報はまだ手元にあった」というのです。
 「FAXを送ったなら手元に写しがあるはずだ」と言うと、「原本をそのまま使ってFAXしたあと、警察に原本を綴ったファイルを持って行かれてしまったので、当該書類が不存在になっている」と、およそ信じ難い説明でした。
 しかも、入札は、安中市の財務部の契約検査課が病院の機材についてもまとめて入札手続をしているのですから、安中市にも入札調書の写しが保存されていてしかるべきです。ところが、これについても安中市は「原本は原課に戻すので、安中市には碓氷病院の機器調達の入札調書は一切保存されていない」というのです。当会は「入札調書が入札を執行した安中市に保存されていないのはおかしい。入札調書は入札実施した執行した部署が作成するはずだ」と食い下がりましたが、安中市は不存在を主張するばかりでした。
 もうひとつ、疑問に思ったのは、公共事業で箱物の建設、耐震工事や土木工事、市土地開発公社の物流団地造成等に関する請負案件の入札情報は安中市のホームページに掲載されているが、碓氷病院の医療機材のような物品調達案件は、なぜ市のホームページに掲載されていないのか、ということです。
 今回の不祥事件を踏まえて岡田市長は、今後、10万円以上の購入案件はすべて入札にするという方針を打ち出しました。これは「羹に懲りて膾を吹く」という感じもしますが、それよりもまず最初に、物品調達案件の入札結果についても直ちに安中市のホームページに掲載することが先決だと思われます。
 最後に当会は病院側に、今回話題となったジーエムエス社が納入した3つの機材である平成23年度調達の逆浸透法精製水製造装置(895万円)と、A粉末自動溶解装置(385万円)、及び、平成24年度調達のB粉末自動溶解装置(310万円)、多人数重炭酸透析液供給装置(628万円)と透析室用電動ベッド(709万円)、さらに平成22年度調達の透析用監視装置(591万円)が設置してある場所の視察を申し入れました。
 しかし、患者のいる場所は部会者は立入り禁止だということで、「部屋の外からでもいいから」と要請した当会の依頼は敢え無く却下されてしまいました。病院側の説明では、精製水製造装置や自動溶解装置は、透析室とは別の機械室に集中配置されており、そこから床下などをチューブを介して各患者のベッドに循環供給しているのだそうです。


■ネットで検索すると、逆浸透法精製水製造装置のメーカーとしては、三菱レーヨン・クリンスイ㈱のほかにも、東レ・メディカル㈱、ダイセン・メンブレン・システムズ㈱、東洋紡エンジニアリング㈱、日機装㈱など多数あります。

 A粉末・B粉末自動溶解装置については、ニプロ㈱、東レ・メディカル㈱、東亜ディケーケー㈱、㈱サナス、日機装㈱などがあります。

 従って、碓氷病院が、機器選定をする際に、メーカー指定や型式指定をする必要性が、果たしてどの程度あったのかは疑問です。事実、マスコミ向けにファックスで発信された平成23年度と24年度の医療機器等購入要望一覧表を見る限り、メーカーにはこだわらないという検討結果が記載された機器も少なからずあるようです。

 県警はこうした不自然な点や、業者側からの供述をもとに、立件し送検したものと思われます。

■ちなみに、この事件に関するここ半月の報道記事は次のとおりです。

**********上毛新聞2013年11月12日社会面
収賄の病院科長起訴 碓氷病院収賄罪
 安中市が運営する公立碓氷病院の医療機器選定をめぐる贈収賄事件で、前橋地検は11日便宜の見返りにハワイ旅行の接待などを受けたとして、収賄罪で同病院臨床工学科長、田村秀樹容疑者(47)=安中市原市=を前橋地裁に起訴した。県警が旅行以外に約5万円相当の飲食接待を受けたとして追送検していたことも分かった。地検は追送検分を含めて起訴した。
 贈賄容疑で逮捕、送検された前橋市の医療機器販売会社「ジーエムエス」の鈴木武吉社長(54)=伊勢崎市東町=については、前橋区検が同日、贈賄罪で前橋簡裁に略式起訴した。簡裁は同日、罰金100万円の略式命令を出した。
 起訴状などによると、田村被告は透析室看護師長だった2011年12月に透析治療用の水処理装置などを購入する際、同社が扱う機種を選定するなど有利になるように便宜を図った見返りとして、12年2月にハワイ旅行(約11万5千円相当)の接待を受けたほか、11年8月~12月2月にも便宜の見返りとして鈴木社長から計11回約5万円相当の飲食接待を受けたとされる。
 田村被告は8日に前橋簡裁で開かれた勾留理由開示手続きで容疑を否認する発言をしている。安中市の岡田義弘市長は起訴を受けて「司直の判断は厳粛に受け止めなければならない。(処分については)今後の裁判の成り行きを見守っていきたい」とコメントした。

*********東京新聞2013年11月21日群馬版
収賄罪で起訴の科長を休職処分 安中市
 安中市が運営する公立碓氷病院の医療機器選定をめぐる贈収賄事件で、市は収賄の罪で起訴された臨床工学科長、田村秀樹被告(47)を休職処分とした。十五日付け。職員としての身分はあるが、給与は支払われない。
 休職後の処分について、岡田義弘市長は「裁判が終了した後、慎重に見極めて判断したい」と述べ、判決確定を待つ意向を示した。贈収賄で略式命令を受けた業者については、入札から当分除外する考えも示した。
**********

■引き続きこの事件の経過には注目していきたいと思います。

【ひらく会情報部・この項終わり】

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