■昨年来、深刻なアカデミックハラスメント問題を抱えている国立群馬工業高等専門学校のHPに、今週末の8月1日(土)に中学生、保護者、中学校教諭、塾関係者を対象として第1回学校見学会が開催予定となっています。↓
http://www.gunma-ct.ac.jp/cms/nyugaku/gakkokengakukai.htm
また、11月14日(土)にも第2回学校見学会を開催予定(詳細未定)となっています。
○平成27年度第1回群馬高専学校見学会について↓
27nx1qnwzw.pdf
○平成27年度第1回群馬高専学校見学会案内図↓
qnwzw2015.8.1.pdf
市民オンブズマン群馬では、ひらかれた教育機関の実現のために、情報開示の必要性を痛感しており、群馬高専のアカデミックハラスメント問題の実態と対応措置の経緯等を確認するために情報開示請求を同校に対して先日行いましたが、プライバシー保護を理由に不開示処分という残念な結果となりました。
同校を志望する中学生やその保護者の皆さんにとっても、アカデミックハラスメントの土壌を残したままの教育機関に進学することは、貴重な学業時間の浪費になりかねないため、慎重な判断が求められます。
そうした懸念を払拭するためにも、明日の第1回学校見学会では、アカデミックハラスメントの有無や、アカデミックハラスメントが存在していた場合、学校側がどのような対応措置をとったのかどうか、十分確認しておく必要が有るとおもいます。
■市民オンブズマン群馬としては、開示請求をした同校の法人文書が全て、不開示決定とされたことから、同校の情報開示に向けた学校方針に関して、失望を禁じ得ませんし、懐疑的にならざるを得ません。
「(アカデミックハラスメントに関連する情報が)存在しているかどうかを回答するだけで開示したことと同じになる」という理由で、開示しないというのが群馬高専の不開示の根拠のようです。
しかし、ハラスメントに関する文書の存在について、「存在します」と回答した上で「不開示」としたとしても、誰が加害者で誰が被害者かというプライバシー自体は侵害されません。
このことから、群馬高専の対応は、始めから「不開示ありき」で対応しているように思えるのです。
また、存在しないのであれば、堂々と「存在しない」と回答すればよいわけです。
したがって、今回の群馬高専から届いた不開示決定通知は「(ハラスメントに関する情報は)存在しているが、そのことを隠すことが当校の方針である」という回答と同じであると考えられます。
■こうした傾向をかんがみると、群馬高専は今後も、ハラスメントがあった場合、さらには、学生同士のいじめがあった場合においても、「今回の対応と同様に、隠ぺいする」という姿勢のように読み取れます。
明日、群馬高専で開催される中学生及びその保護者をはじめ、中学校教諭、塾関係者を対象として第1回学校見学会が催されるわけですが、同校を志望する中学生諸君には、本件のような群馬高専の側面にも気づいてほしいと願うばかりです。
当会は、今年11月14日(土)に予定されている第2回学校見学会では、こうした中学生諸君の不安や懸念が払しょくできるように、同校によるアカハラ関連情報にかかる不開示処分に対する異議申立を通じて、その経緯を皆さんにお伝えできるよう尽力してまいります。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告とお知らせ】
http://www.gunma-ct.ac.jp/cms/nyugaku/gakkokengakukai.htm
また、11月14日(土)にも第2回学校見学会を開催予定(詳細未定)となっています。
○平成27年度第1回群馬高専学校見学会について↓
27nx1qnwzw.pdf
○平成27年度第1回群馬高専学校見学会案内図↓
qnwzw2015.8.1.pdf
市民オンブズマン群馬では、ひらかれた教育機関の実現のために、情報開示の必要性を痛感しており、群馬高専のアカデミックハラスメント問題の実態と対応措置の経緯等を確認するために情報開示請求を同校に対して先日行いましたが、プライバシー保護を理由に不開示処分という残念な結果となりました。
同校を志望する中学生やその保護者の皆さんにとっても、アカデミックハラスメントの土壌を残したままの教育機関に進学することは、貴重な学業時間の浪費になりかねないため、慎重な判断が求められます。
そうした懸念を払拭するためにも、明日の第1回学校見学会では、アカデミックハラスメントの有無や、アカデミックハラスメントが存在していた場合、学校側がどのような対応措置をとったのかどうか、十分確認しておく必要が有るとおもいます。
■市民オンブズマン群馬としては、開示請求をした同校の法人文書が全て、不開示決定とされたことから、同校の情報開示に向けた学校方針に関して、失望を禁じ得ませんし、懐疑的にならざるを得ません。
「(アカデミックハラスメントに関連する情報が)存在しているかどうかを回答するだけで開示したことと同じになる」という理由で、開示しないというのが群馬高専の不開示の根拠のようです。
しかし、ハラスメントに関する文書の存在について、「存在します」と回答した上で「不開示」としたとしても、誰が加害者で誰が被害者かというプライバシー自体は侵害されません。
このことから、群馬高専の対応は、始めから「不開示ありき」で対応しているように思えるのです。
また、存在しないのであれば、堂々と「存在しない」と回答すればよいわけです。
したがって、今回の群馬高専から届いた不開示決定通知は「(ハラスメントに関する情報は)存在しているが、そのことを隠すことが当校の方針である」という回答と同じであると考えられます。
■こうした傾向をかんがみると、群馬高専は今後も、ハラスメントがあった場合、さらには、学生同士のいじめがあった場合においても、「今回の対応と同様に、隠ぺいする」という姿勢のように読み取れます。
明日、群馬高専で開催される中学生及びその保護者をはじめ、中学校教諭、塾関係者を対象として第1回学校見学会が催されるわけですが、同校を志望する中学生諸君には、本件のような群馬高専の側面にも気づいてほしいと願うばかりです。
当会は、今年11月14日(土)に予定されている第2回学校見学会では、こうした中学生諸君の不安や懸念が払しょくできるように、同校によるアカハラ関連情報にかかる不開示処分に対する異議申立を通じて、その経緯を皆さんにお伝えできるよう尽力してまいります。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告とお知らせ】