■群馬県中にダンプトラックで不法投棄された有害スラグ問題は、未解決なまま2021年新春を迎えました。こうした中、スラグ問題への取り組みにおいて腰が引けまくっている群馬県行政ですが、県内にはスラグ不法投棄の引き金を引いてきた排出事業者とそれぞれに絡む砕石取扱業者らが2グループ存在しています。
一つは、大同特殊鋼(株)渋川工場が鉄スクラップ由来の電炉製錬の過程で排出した有毒な鉄鋼スラグを引き取り、(株)佐藤建設工業が天然石と混合し、毒を薄めたとみせかけて、県内にばら撒いた大同の有害鉄鋼スラグ・グループです。こちらは六価クロムを変化させた三価クロムやフッ素が含まれています。フッ素には環境基準が決められています。
もう一つは、東邦亜鉛(株)安中製錬所が海外から調達した鉱石由来の亜鉛等の電解製錬の過程で排出した有毒な非鉄スラグを、岡田工務店・岡田興産の兄弟会社などが引き取り、高濃度の各種重金属が含まれていることをひたかくしたまま、リサイクル砕石や盛り土に見せかけて違法にばら撒いた東邦亜鉛の有毒非鉄スラグ・グループです。こちらは鉛やヒ素が環境基準を大幅に超えて含まれています。
そしてこの二つのグループの悪行が継続されてきた背景における共通点は、本来は真っ先に責任をとらせるべき不法投棄実行犯を、群馬県や渋川市・高崎市などの行政および排出事業者自身がかばい続け、悪徳業者である(株)佐藤建設工業や岡田工務店グループが、お咎めを受けるどころか、その反対に異常なまでの発展をとげていることです。
この問題に当会の手足となって対処してきたスラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」が今年も新春特別調査を行っています。さっそく調査結果報告第2弾を見ていきましょう。
↑新春スラグ調査第2弾の舞台は、大同特殊鋼株式会社の産業廃棄物処分場の近くからお届けします。↑
*****リットン調査報告書(新春その2編)*****
■有害スラグ特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/。
団長Aの訓示:2021年新春スラグ調査その2では、林道の調査をふたつお届けしよう。
団員B:最初に紹介するのは、大同特殊鋼株式会社の廃棄物処分場の近くですね。
団員C:この処分場からは毎日怪しいタンクローリーがひっきりなしに、怪しい水をはこびだしているよね。まさか大同特殊鋼株式会社渋川工場に運んで、怪しい水を利根川に垂れ流しているのではあるまいな?温泉水源泉たれ流しなら聞いたことがあるけど。
団員D:なんでも、タンクローリーが怪しい水を運び出すのに無許可であることが騒がれると困るからと、小林製鋼運送の廃棄物処分場だった看板が、大同特殊鋼の名前に変わったようだね。タンクローリーだって大同特殊鋼名義に代わっているのかな?実際には運転手の所属はどこなのだろうか?
団長A:大同特殊鋼というところは、何でもありらしい。スラグだって廃棄物ではないと主張し始めたしね。大同特殊鋼に徹底抗戦!新春早朝調査に出発じゃ!
今回の調査場所はこちらになります。↓↓
衛星写真はこちらです。↓↓
↑大同特殊鋼の廃棄物最終埋立処分場の入り口を左に折れると、調査団の前に林道が現れます。あまり車が通らないらしく落ち葉で埋もれています。そりゃ~大同特殊鋼の怪しいタンクローリーが処分場からひっきりなしに出入りしていれば、他の車は怖くて寄り付けないよね。↑
↑林道にはスラグがザックザク!スラグ生一本が押し固まっていて見るからに危険そうだ。いつになったら撤去するの?渋川のお役人様~スラグを直接経口摂取すると危険だったよね。雨水だってかかるよね、一体どうするつもり?↑
↑スラグは続くよ何処までも。大同特殊鋼株式会社は、裁判で「スラグは廃棄物ではない」と悪の本性をさらけだして主張し始めたらしいが、大同スラグを廃棄物かどうか決めるのは、残念ながら大同様でも渋川市でもなく、監督官庁である群馬県廃棄物リサイクル課だよ。「悪人様が群馬県と話をつけてから裁判に出て来い」って、徘徊老人は思うのだが…。↑
続いて渋川市横堀に移動じゃ。
今回の調査場所はこちらです。↓↓
↑この林道は、看板によると「関東森林管理局 群馬県森林管理署」が所管する林道のようだね。↑
↑ここも以前調査したよね。砕石が敷砂利されているが、スラグを撤去してくれたのだろうか?↑
↑あ!黒光り角張石発見、大同有害スラグじゃ。あちこちあるぞぃ。↑
↑奥の方まで砕石が敷砂利されているが、スラグを撤去しないで、スラグの上から隠すように砕石を敷き設したのかな?だったら群馬森林管理署ってとんでもないインチキ役所だね。(当会注:関東森林管理局は、群馬県前橋市岩神町にある林野庁の地方支分部局。管轄は関東地方および福島県、新潟県、山梨県、静岡県。傘下の群馬森林管理署は同局庁舎内にある。群馬県内にはこの他、沼田市に利根沼田森林管理署が、中之条町に吾妻森林管理署がある。)↑
↑堂々と「林業安全宣言」だ。。時期尚早、本末転倒も甚だしい御旗を立てるのなら、きっと有害スラグも撤去してから安全宣言しようね…。↑
*****リットン調査団レポート続く*****
■有害スラグを野放図に埋め立てした影響なのでしょうか?リットン調査団レポートにあった大同特殊鋼が所有する廃棄物最終処分場からは、今日も怪しいタンクローリーが何台も、日曜日でさえも休まずに、ひっきりなしに大同特殊鋼(株)渋川工場との間を行き来しています。
この処分場は汚染事故を起こして地下水まで汚染され、汲み出しても汲み出しても汚染が止まらない(?)、と噂されています。もし本当なら市民の生活環境は破壊され大変危険な状態となることでしょう。
裁判所の法廷で「スラグは廃棄物ではない」などとハレンチな主張をして、とうとう悪の素顔を見せ始めた大同特殊鋼株式会社とそれを容認する役所の姿勢は、決して許されてはなりません。当会は本年も微力ながら県民の生活環境保全の脅威である悪の枢軸の根絶に向けて戦いを続けてまいります。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
※参考資料1「大同特殊鋼株式会社の廃棄物処分場に出入りする怪しいタンクローリーについて」
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↑写真は2016年3月20日に撮影されましたが、現在(2021年1月)もタンクローリーはひっきりなしに走り回っています。しかも増車されているようです。↑
以前のブログをご覧ください↓↓
〇2017年11月5日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・「大同産廃処分場・地下水汚染問題」群馬県議会での質疑応答その1↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2453.html#readmore
〇2017年11月12日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・「大同産廃処分場・地下水汚染問題」群馬県議会での質疑応答その2↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2461.html
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※参考資料2「渋川の産廃処分場事故情報」
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↑問題の大同特殊鋼株式会社の廃棄物最終処分場。深く深く廃棄物を掘り返す工事が行われているように見える。しかし2021年になっても有毒水を運ぶタンクローリーは止まる気配を見せない。どれだけ深くまで汚染されているのやら!↑
以前のブログをご覧ください↓↓
〇2017年10月1日:【詳報】大同有毒スラグを斬る!…処分場の地下水汚染を隠蔽12年!ふざけるな群馬県環境部局!↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2427.html
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一つは、大同特殊鋼(株)渋川工場が鉄スクラップ由来の電炉製錬の過程で排出した有毒な鉄鋼スラグを引き取り、(株)佐藤建設工業が天然石と混合し、毒を薄めたとみせかけて、県内にばら撒いた大同の有害鉄鋼スラグ・グループです。こちらは六価クロムを変化させた三価クロムやフッ素が含まれています。フッ素には環境基準が決められています。
もう一つは、東邦亜鉛(株)安中製錬所が海外から調達した鉱石由来の亜鉛等の電解製錬の過程で排出した有毒な非鉄スラグを、岡田工務店・岡田興産の兄弟会社などが引き取り、高濃度の各種重金属が含まれていることをひたかくしたまま、リサイクル砕石や盛り土に見せかけて違法にばら撒いた東邦亜鉛の有毒非鉄スラグ・グループです。こちらは鉛やヒ素が環境基準を大幅に超えて含まれています。
そしてこの二つのグループの悪行が継続されてきた背景における共通点は、本来は真っ先に責任をとらせるべき不法投棄実行犯を、群馬県や渋川市・高崎市などの行政および排出事業者自身がかばい続け、悪徳業者である(株)佐藤建設工業や岡田工務店グループが、お咎めを受けるどころか、その反対に異常なまでの発展をとげていることです。
この問題に当会の手足となって対処してきたスラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」が今年も新春特別調査を行っています。さっそく調査結果報告第2弾を見ていきましょう。
↑新春スラグ調査第2弾の舞台は、大同特殊鋼株式会社の産業廃棄物処分場の近くからお届けします。↑
*****リットン調査報告書(新春その2編)*****
■有害スラグ特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/。
団長Aの訓示:2021年新春スラグ調査その2では、林道の調査をふたつお届けしよう。
団員B:最初に紹介するのは、大同特殊鋼株式会社の廃棄物処分場の近くですね。
団員C:この処分場からは毎日怪しいタンクローリーがひっきりなしに、怪しい水をはこびだしているよね。まさか大同特殊鋼株式会社渋川工場に運んで、怪しい水を利根川に垂れ流しているのではあるまいな?温泉水源泉たれ流しなら聞いたことがあるけど。
団員D:なんでも、タンクローリーが怪しい水を運び出すのに無許可であることが騒がれると困るからと、小林製鋼運送の廃棄物処分場だった看板が、大同特殊鋼の名前に変わったようだね。タンクローリーだって大同特殊鋼名義に代わっているのかな?実際には運転手の所属はどこなのだろうか?
団長A:大同特殊鋼というところは、何でもありらしい。スラグだって廃棄物ではないと主張し始めたしね。大同特殊鋼に徹底抗戦!新春早朝調査に出発じゃ!
今回の調査場所はこちらになります。↓↓
衛星写真はこちらです。↓↓
↑大同特殊鋼の廃棄物最終埋立処分場の入り口を左に折れると、調査団の前に林道が現れます。あまり車が通らないらしく落ち葉で埋もれています。そりゃ~大同特殊鋼の怪しいタンクローリーが処分場からひっきりなしに出入りしていれば、他の車は怖くて寄り付けないよね。↑
↑林道にはスラグがザックザク!スラグ生一本が押し固まっていて見るからに危険そうだ。いつになったら撤去するの?渋川のお役人様~スラグを直接経口摂取すると危険だったよね。雨水だってかかるよね、一体どうするつもり?↑
↑スラグは続くよ何処までも。大同特殊鋼株式会社は、裁判で「スラグは廃棄物ではない」と悪の本性をさらけだして主張し始めたらしいが、大同スラグを廃棄物かどうか決めるのは、残念ながら大同様でも渋川市でもなく、監督官庁である群馬県廃棄物リサイクル課だよ。「悪人様が群馬県と話をつけてから裁判に出て来い」って、徘徊老人は思うのだが…。↑
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↑この林道は、看板によると「関東森林管理局 群馬県森林管理署」が所管する林道のようだね。↑
↑ここも以前調査したよね。砕石が敷砂利されているが、スラグを撤去してくれたのだろうか?↑
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↑奥の方まで砕石が敷砂利されているが、スラグを撤去しないで、スラグの上から隠すように砕石を敷き設したのかな?だったら群馬森林管理署ってとんでもないインチキ役所だね。(当会注:関東森林管理局は、群馬県前橋市岩神町にある林野庁の地方支分部局。管轄は関東地方および福島県、新潟県、山梨県、静岡県。傘下の群馬森林管理署は同局庁舎内にある。群馬県内にはこの他、沼田市に利根沼田森林管理署が、中之条町に吾妻森林管理署がある。)↑
↑堂々と「林業安全宣言」だ。。時期尚早、本末転倒も甚だしい御旗を立てるのなら、きっと有害スラグも撤去してから安全宣言しようね…。↑
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■有害スラグを野放図に埋め立てした影響なのでしょうか?リットン調査団レポートにあった大同特殊鋼が所有する廃棄物最終処分場からは、今日も怪しいタンクローリーが何台も、日曜日でさえも休まずに、ひっきりなしに大同特殊鋼(株)渋川工場との間を行き来しています。
この処分場は汚染事故を起こして地下水まで汚染され、汲み出しても汲み出しても汚染が止まらない(?)、と噂されています。もし本当なら市民の生活環境は破壊され大変危険な状態となることでしょう。
裁判所の法廷で「スラグは廃棄物ではない」などとハレンチな主張をして、とうとう悪の素顔を見せ始めた大同特殊鋼株式会社とそれを容認する役所の姿勢は、決して許されてはなりません。当会は本年も微力ながら県民の生活環境保全の脅威である悪の枢軸の根絶に向けて戦いを続けてまいります。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
※参考資料1「大同特殊鋼株式会社の廃棄物処分場に出入りする怪しいタンクローリーについて」
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↑写真は2016年3月20日に撮影されましたが、現在(2021年1月)もタンクローリーはひっきりなしに走り回っています。しかも増車されているようです。↑
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〇2017年11月5日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・「大同産廃処分場・地下水汚染問題」群馬県議会での質疑応答その1↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2453.html#readmore
〇2017年11月12日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・「大同産廃処分場・地下水汚染問題」群馬県議会での質疑応答その2↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2461.html
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※参考資料2「渋川の産廃処分場事故情報」
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↑問題の大同特殊鋼株式会社の廃棄物最終処分場。深く深く廃棄物を掘り返す工事が行われているように見える。しかし2021年になっても有毒水を運ぶタンクローリーは止まる気配を見せない。どれだけ深くまで汚染されているのやら!↑
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〇2017年10月1日:【詳報】大同有毒スラグを斬る!…処分場の地下水汚染を隠蔽12年!ふざけるな群馬県環境部局!↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2427.html
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