■「毒を食らわば皿まで」という言葉があります。一度悪事に手を染めたら、二度も三度も同じだと思う心境を現わしているものですが、毒を食べても、その毒を入れてあった皿までも舐めても、一向に死なないとしたら、この言葉が適当なのかどうか、疑問視せざるをえません。他の都道府県でこうした有毒スラグ事件が起きれば、おそらく原因者には厳しい行政対応が為されるはずですが、群馬県ではどうやらそうでもなさそうです。本日、有毒スラグ問題で、毎日新聞と朝日新聞が記事を掲載しました。さっそく順に見てみましょう。
***********2016年10月22日毎日新聞 群馬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b3/4dcb232df442bde62b4022594e54378c.jpg)
鉄鋼スラグ 似た不純物見つかる 前橋の上武道路工事現場 /群馬
国土交通省は21日、前橋市日輪寺町の国道17号上武道路の工事現場で、鉄鋼スラグに似た不純物が見つかったと発表した。砕石や土壌を検査し、スラグかどうかや有害物質の量を調べている。周辺の盛り土建設工事は中断している。県は不純物が混入した経緯を調べている。
国交省高崎河川国道事務所によると、現場は県道151号の西側で、不純物は大きさ2〜7センチの塊約10個。10月6日に、砕石を土手のように盛る工事現場で、同事務所職員が見つけた。
現場への資材搬入業者の中には、県警がスラグを巡る廃棄物処理法違反事件で書類送検した渋川市の業者も含まれていたため、県は21日、業者の資材置き場を調査したが、「不純物が本当にスラグなのか、どこでどう混ざったのか、現段階では不明」(廃棄物・リサイクル課)としている。【尾崎修二】
***********2016年10月22日朝日新聞デジタル 群馬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f4/79860104f40c4e2549d8ce9c8df03180.png)
工事現場からスラグ類似物 国道17号上武道路 /群馬県
今年度末に完成予定の国道17号上武道路で、工事中の盛り土から鉄鋼スラグに類似する不純物が見つかったと国土交通省高崎河川国道事務所が20日、発表した。国交省や県が関係者らから事情を聴いている。
同事務所によると、前橋市日輪寺町の工事現場で今月6日、天然砕石が使われるはずの盛り土から、角張った形の不純物約10個を現場担当者が見つけた。
同事務所は、簡易検査したところアルカリ性を示したため、形状や色なども含めスラグに類似しているとして、何かを特定するために検査機関に詳しい分析を依頼した。11月上旬には結果が出るという。
県廃棄物・リサイクル課は「検査結果でスラグなどの産業廃棄物だとわかれば、どこから持ち込まれたのか追及する」としている。
**********
■今回も報道のポイントを整理してみましょう。
1 「国土交通省が国道17号上武道路の工事現場で、鉄鋼スラグに似た不純物が見つかったと発表したこと」
2 「天然砕石が使われるはずの盛り土から、角張った形の不純物約10個を現場担当者が見つけたこと」
3 「群馬県は21日、業者の資材置き場を調査したこと」
それぞれについて検討してみます。
●ポイント1.「国土交通省が国道17号上武道路の工事現場で、鉄鋼スラグに似た不純物が見つかったと発表したこと」について
毎日新聞は「国土交通省は21日」朝日新聞は「国土交通省高崎河川国道事務所が20日」発表したと日付が一日ズレて報道されています。これはどうしたことでしょう?これは想像ですが、先日10月20日に上毛新聞がスラグ報道をしてしまったので、隠しきれないと判断した国土交通省高崎河川国道事務所が慌てて21日に20日付けで遡って公表をしたのではないでしょうか?
国土交通省高崎河川国道事務所の発表はこちらを参照してください。↓↓
〇上武道路の工事現場から鉄鋼スラグに類似する不純物が発見されました
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
この高崎河川国道事務所の発表資料を読むと、次のとおりとなっています。
「国道17号の上武道路の工事現場で、10月6日に鉄鋼スラグに類似する不純物(以下「不純物」という。)が発見され、その後、工事を中止し現場内の表面の調査を行った結果、約10個の不純物を確認しました。現在、不純物の特定と不純物が確認された箇所の土壌に関する分析調査を実施しております。なお、分析結果がまとまり次第、改めてお知らせ致します。」
つまり、「10月6日に発見、その後工事を中断している」と読めますが、リットン調査団に入った情報によると、中断していた工事は10月20日に再開されたようですが、当日上毛新聞にスラグ報道が掲載されると21日朝、突然工事が再中止になった模様です。国土交通省は何事もなかったかのように盛り土で蓋をして隠ぺいしようとしたのです。この役所の隠ぺい体質は底が知れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4d/1555bf5f3824da67e361e71663b9bf37.jpg)
●ポイント2「天然砕石が使われるはずの盛り土から、角張った形の不純物約10個を現場担当者が見つけたこと」
国土交通省がホームページで公表した不純物とやらを見てみましょう。
〇詳しくはこちらを参照してください。↓↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
これまでに確認された不純物の一部の写真
※不純物の大きさは約2cm~7cm
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/06/174ef88ba28fe3a63c668083051390ce.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/eb/5189a5fe1ec1d4f50842bd76aad50b44.jpg)
(方眼紙の1目盛りは5mm)
どうやら、アルカリ試薬のフェノールフタレーン試薬を振りかけてスラグと確認したようです。ハンマーで割ってアルカリ試薬をかけたようですが、赤くなっていることや、断面が黒色で気泡が抜けたようになっていることから、スラグに間違いないでしょう。
このスラグが混入していた盛り土材をブラック佐藤建設工業が搬入しているとすれば、大同有害スラグに間違いないでしょう。
上記の写真を見るとデカスラグも見られます、今現在大同特殊鋼渋川工場が、遮断型処分場に埋設処分しているスラグは、破砕していないデカスラグであると思われるので、またしても大同特殊鋼のスラグを不法投棄しているのかもしれません。
平成27年9月群馬県廃棄物リサイクル課は大同スラグを産業廃棄物に認定しました。毒があろうとなかろうと不法に埋設された廃棄物は撤去しなければなりません。佐藤建設工業の試験表が添付された建設資材は全て、廃棄物の混入の恐れがある建設資材です。国土交通省はなぜ群馬県警がスラグを巡る廃棄物処理法違反事件で書類送検した佐藤建設工業のいかがわしい建設資材を使用し続けるのでしょうか?お役人様の責任が問われるべきでしょう。
ブラック佐藤建設工業は、建設資材に有害物質を混ぜて利益を得ることを一度覚えてしまったことから、もはや麻薬患者のように不純物を混ぜることが止められなくなっているのかも知れません。悪事は儲かるのです。例えそれが、大同スラグでなくてとも、天然石を使用すると届け出た以上、天然石でないスラグを全量を撤去しなければ、血税を投入した当該工事は完成することはあり得ません。また、近隣住民の不安も消えることはないのです。
●ポイント3 「群馬県は21日、業者の資材置き場を調査したこと」
リットン調査団に入った情報によると、今春から日輪寺町などの上武道路工事に10万㎥以上の大量の盛り土材が、スラグ事件で書類送検されたいかがわしいブラック佐藤建設工業により搬入されたとのことです。遅きに失する調査であることから、有害スラグが今でも某所に山積みになっているハズはあり得ないでしょう。でも、よくよく見ればその痕跡を探すことはできるはずです。実際、痕跡は確実に残されていることでしょう。
しかし、不作為が得意な群馬県廃棄物リサイクル課に、痕跡を丁寧に探すことなどを期待する方がどだい無理というものです。また、痕跡を発見したとしても、見て見ぬふり?をすることだってあるかもしれません。
群馬県が有害スラグ不法投棄事件と今回の所為を認識し、有害スラグ撤去の措置命令を出し、天然石採取を一時停止させ、徹底的な調査を実施していれば、地域住民は有害スラグ混入の盛り土に更なる恐怖を抱かなくても済んだことでしょう。
住民が求める対策は、ただひとつ。
「スラグ混合路盤材など天然石にスラグが混入していることが確認された資材について、その全量を適正に処理すること。」
です。
これは2014年(平成26)年4月22日に群馬県廃棄物リサイクル課が指示した内容です。佐藤建設工業の盛り土材はスラグが混入している資材であり、故意に少量ずつスラグを混ぜて廃棄物リサイクル課の指示を逃れようとしている“悪質な”材料なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/8f/0eba5f80d24f4a4c122710dc916f8baa.jpg)
↑2014年(平成26)年4月22日に群馬県廃棄物リサイクル課が大同エコメットに指示した内容。↑
なお、このあたりの詳細な経緯については、当会の次のブログをご覧ください。↓
〇2014年12月16日: 大同有毒スラグ問題を斬る…サンパイ不法投棄でも刑事告発をしたがらない群馬県行政の特定企業への思い入れ↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1488.html#readmore
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
※参考資料1
〇上武道路の工事現場から鉄鋼スラグに類似する不純物が発見されました。
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
Pdfはこちら⇒takasaki_kasen_jimushokokudo_jimusho.pdf
※参考資料2
〇ブラック佐藤建設工業は書類送検されています。
〇2016年4月26日:【速報】大同有毒スラグを斬る!・・・「大同・佐藤 書類送検へ」各報道機関の報道ぶり↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1975.html
〇2016年4月27日:【速報】大同有毒スラグを斬る!・・・「大同・佐藤 書類送検へ」各報道機関の報道ぶり(続き)↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1976.html
【疑惑】なぜ国土交通省は、検察に書類送検されるような“いかがわしい業者”の“いかがわしい建設資材”を好んで使用したがるのでしょうか?
※参考資料3
〇ブラック佐藤建設工業は産業廃棄物に関する許可を取り消されています
〇2016年8月5日:【速報】大同有毒スラグを斬る!・・・群馬県が佐藤建設工業の許可を取り消し!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2095.html#readmore
〇8月31日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・佐藤建設工業が群馬県より指名停止処分たったの1ヶ月!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2110.html#readmore
【疑惑】なぜ国土交通省は、廃棄物の許可を取り消されるような“いかがわしい業者”に、“いかがわしい建設資材”を使用させ続けるのでしょうか?
***********2016年10月22日毎日新聞 群馬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b3/4dcb232df442bde62b4022594e54378c.jpg)
鉄鋼スラグ 似た不純物見つかる 前橋の上武道路工事現場 /群馬
国土交通省は21日、前橋市日輪寺町の国道17号上武道路の工事現場で、鉄鋼スラグに似た不純物が見つかったと発表した。砕石や土壌を検査し、スラグかどうかや有害物質の量を調べている。周辺の盛り土建設工事は中断している。県は不純物が混入した経緯を調べている。
国交省高崎河川国道事務所によると、現場は県道151号の西側で、不純物は大きさ2〜7センチの塊約10個。10月6日に、砕石を土手のように盛る工事現場で、同事務所職員が見つけた。
現場への資材搬入業者の中には、県警がスラグを巡る廃棄物処理法違反事件で書類送検した渋川市の業者も含まれていたため、県は21日、業者の資材置き場を調査したが、「不純物が本当にスラグなのか、どこでどう混ざったのか、現段階では不明」(廃棄物・リサイクル課)としている。【尾崎修二】
***********2016年10月22日朝日新聞デジタル 群馬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f4/79860104f40c4e2549d8ce9c8df03180.png)
工事現場からスラグ類似物 国道17号上武道路 /群馬県
今年度末に完成予定の国道17号上武道路で、工事中の盛り土から鉄鋼スラグに類似する不純物が見つかったと国土交通省高崎河川国道事務所が20日、発表した。国交省や県が関係者らから事情を聴いている。
同事務所によると、前橋市日輪寺町の工事現場で今月6日、天然砕石が使われるはずの盛り土から、角張った形の不純物約10個を現場担当者が見つけた。
同事務所は、簡易検査したところアルカリ性を示したため、形状や色なども含めスラグに類似しているとして、何かを特定するために検査機関に詳しい分析を依頼した。11月上旬には結果が出るという。
県廃棄物・リサイクル課は「検査結果でスラグなどの産業廃棄物だとわかれば、どこから持ち込まれたのか追及する」としている。
**********
■今回も報道のポイントを整理してみましょう。
1 「国土交通省が国道17号上武道路の工事現場で、鉄鋼スラグに似た不純物が見つかったと発表したこと」
2 「天然砕石が使われるはずの盛り土から、角張った形の不純物約10個を現場担当者が見つけたこと」
3 「群馬県は21日、業者の資材置き場を調査したこと」
それぞれについて検討してみます。
●ポイント1.「国土交通省が国道17号上武道路の工事現場で、鉄鋼スラグに似た不純物が見つかったと発表したこと」について
毎日新聞は「国土交通省は21日」朝日新聞は「国土交通省高崎河川国道事務所が20日」発表したと日付が一日ズレて報道されています。これはどうしたことでしょう?これは想像ですが、先日10月20日に上毛新聞がスラグ報道をしてしまったので、隠しきれないと判断した国土交通省高崎河川国道事務所が慌てて21日に20日付けで遡って公表をしたのではないでしょうか?
国土交通省高崎河川国道事務所の発表はこちらを参照してください。↓↓
〇上武道路の工事現場から鉄鋼スラグに類似する不純物が発見されました
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
この高崎河川国道事務所の発表資料を読むと、次のとおりとなっています。
「国道17号の上武道路の工事現場で、10月6日に鉄鋼スラグに類似する不純物(以下「不純物」という。)が発見され、その後、工事を中止し現場内の表面の調査を行った結果、約10個の不純物を確認しました。現在、不純物の特定と不純物が確認された箇所の土壌に関する分析調査を実施しております。なお、分析結果がまとまり次第、改めてお知らせ致します。」
つまり、「10月6日に発見、その後工事を中断している」と読めますが、リットン調査団に入った情報によると、中断していた工事は10月20日に再開されたようですが、当日上毛新聞にスラグ報道が掲載されると21日朝、突然工事が再中止になった模様です。国土交通省は何事もなかったかのように盛り土で蓋をして隠ぺいしようとしたのです。この役所の隠ぺい体質は底が知れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4d/1555bf5f3824da67e361e71663b9bf37.jpg)
●ポイント2「天然砕石が使われるはずの盛り土から、角張った形の不純物約10個を現場担当者が見つけたこと」
国土交通省がホームページで公表した不純物とやらを見てみましょう。
〇詳しくはこちらを参照してください。↓↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
これまでに確認された不純物の一部の写真
※不純物の大きさは約2cm~7cm
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/eb/5189a5fe1ec1d4f50842bd76aad50b44.jpg)
(方眼紙の1目盛りは5mm)
どうやら、アルカリ試薬のフェノールフタレーン試薬を振りかけてスラグと確認したようです。ハンマーで割ってアルカリ試薬をかけたようですが、赤くなっていることや、断面が黒色で気泡が抜けたようになっていることから、スラグに間違いないでしょう。
このスラグが混入していた盛り土材をブラック佐藤建設工業が搬入しているとすれば、大同有害スラグに間違いないでしょう。
上記の写真を見るとデカスラグも見られます、今現在大同特殊鋼渋川工場が、遮断型処分場に埋設処分しているスラグは、破砕していないデカスラグであると思われるので、またしても大同特殊鋼のスラグを不法投棄しているのかもしれません。
平成27年9月群馬県廃棄物リサイクル課は大同スラグを産業廃棄物に認定しました。毒があろうとなかろうと不法に埋設された廃棄物は撤去しなければなりません。佐藤建設工業の試験表が添付された建設資材は全て、廃棄物の混入の恐れがある建設資材です。国土交通省はなぜ群馬県警がスラグを巡る廃棄物処理法違反事件で書類送検した佐藤建設工業のいかがわしい建設資材を使用し続けるのでしょうか?お役人様の責任が問われるべきでしょう。
ブラック佐藤建設工業は、建設資材に有害物質を混ぜて利益を得ることを一度覚えてしまったことから、もはや麻薬患者のように不純物を混ぜることが止められなくなっているのかも知れません。悪事は儲かるのです。例えそれが、大同スラグでなくてとも、天然石を使用すると届け出た以上、天然石でないスラグを全量を撤去しなければ、血税を投入した当該工事は完成することはあり得ません。また、近隣住民の不安も消えることはないのです。
●ポイント3 「群馬県は21日、業者の資材置き場を調査したこと」
リットン調査団に入った情報によると、今春から日輪寺町などの上武道路工事に10万㎥以上の大量の盛り土材が、スラグ事件で書類送検されたいかがわしいブラック佐藤建設工業により搬入されたとのことです。遅きに失する調査であることから、有害スラグが今でも某所に山積みになっているハズはあり得ないでしょう。でも、よくよく見ればその痕跡を探すことはできるはずです。実際、痕跡は確実に残されていることでしょう。
しかし、不作為が得意な群馬県廃棄物リサイクル課に、痕跡を丁寧に探すことなどを期待する方がどだい無理というものです。また、痕跡を発見したとしても、見て見ぬふり?をすることだってあるかもしれません。
群馬県が有害スラグ不法投棄事件と今回の所為を認識し、有害スラグ撤去の措置命令を出し、天然石採取を一時停止させ、徹底的な調査を実施していれば、地域住民は有害スラグ混入の盛り土に更なる恐怖を抱かなくても済んだことでしょう。
住民が求める対策は、ただひとつ。
「スラグ混合路盤材など天然石にスラグが混入していることが確認された資材について、その全量を適正に処理すること。」
です。
これは2014年(平成26)年4月22日に群馬県廃棄物リサイクル課が指示した内容です。佐藤建設工業の盛り土材はスラグが混入している資材であり、故意に少量ずつスラグを混ぜて廃棄物リサイクル課の指示を逃れようとしている“悪質な”材料なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/8f/0eba5f80d24f4a4c122710dc916f8baa.jpg)
↑2014年(平成26)年4月22日に群馬県廃棄物リサイクル課が大同エコメットに指示した内容。↑
なお、このあたりの詳細な経緯については、当会の次のブログをご覧ください。↓
〇2014年12月16日: 大同有毒スラグ問題を斬る…サンパイ不法投棄でも刑事告発をしたがらない群馬県行政の特定企業への思い入れ↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1488.html#readmore
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
※参考資料1
〇上武道路の工事現場から鉄鋼スラグに類似する不純物が発見されました。
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
Pdfはこちら⇒takasaki_kasen_jimushokokudo_jimusho.pdf
※参考資料2
〇ブラック佐藤建設工業は書類送検されています。
〇2016年4月26日:【速報】大同有毒スラグを斬る!・・・「大同・佐藤 書類送検へ」各報道機関の報道ぶり↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1975.html
〇2016年4月27日:【速報】大同有毒スラグを斬る!・・・「大同・佐藤 書類送検へ」各報道機関の報道ぶり(続き)↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1976.html
【疑惑】なぜ国土交通省は、検察に書類送検されるような“いかがわしい業者”の“いかがわしい建設資材”を好んで使用したがるのでしょうか?
※参考資料3
〇ブラック佐藤建設工業は産業廃棄物に関する許可を取り消されています
〇2016年8月5日:【速報】大同有毒スラグを斬る!・・・群馬県が佐藤建設工業の許可を取り消し!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2095.html#readmore
〇8月31日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・佐藤建設工業が群馬県より指名停止処分たったの1ヶ月!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2110.html#readmore
【疑惑】なぜ国土交通省は、廃棄物の許可を取り消されるような“いかがわしい業者”に、“いかがわしい建設資材”を使用させ続けるのでしょうか?