日々

穏やかな日々を

虫の合唱

2008年09月03日 23時16分17秒 | 
充実の日
久々なり

相手(敵)が見え始めると
こちらが決まる。

安心と満足と活気が蘇る

本当は仲良くすべき関係なのに
なぜそんなに非難するのか
陰口を叩くのか

こだわりを捨てて
うなずきあえば
解りあえるのだけれども
なかなか
うなずかない
そうね、
そうですねと
なかなか言わない。

なぜ?

そんなにこだわるの?



秋の虫が合唱している
鈴虫もいるのか
もちろんこおろぎも
名知れない虫たちの合唱は
人の世の
複雑な関係が
どう写っているのだろうか
それぞれが
かってな音色を奏でているのに
心地よい音色は
混ざってよけい
身に響き
足をそばだてて
近づけば
音しばらく止み
沈黙の風
流れて
やがて
再び鳴り始め
歩いても
鳴き止まない
信頼のこころ通じて


虫たちのこころ
人に届けば
この
すずやかな
秋の夜の
忘れていた母のこころ
かけらでも
思い

人の心奪わんと貪する
可哀想な繋がりを
明日になれば
忘れ
いたわりと
ほほえみの
繋がりへと
変えて
飛び


夕映えの秋
黄金の月の輝き

満ち足りた
虫の合唱

人のこころに
響いて
染み渡る

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いつまでも

2008年09月03日 02時32分43秒 | 思い出
秋晴れ
飛ぶ雲

心地いいコスモスの風

この地球の
しっとりと
この地球の
爽やかな
この地球の
おおらかい

この地球の秋の光を
いっぱいに浴びながら
自転車を走らせる

夕映えのたんぼみち

いつまでもいつまでも
あなたのことを
胸に抱き

抱きすくめられたときの
触感

風が包むほお

溶けそうに
消え入りそうに
うずくまる

夕陽の影で
シルエットになった
あなたの顔を
穴が開くほど
見つめる

まだ刈られない黄金の田
ふわりと横たわる

キスを受けながら泣いた
すきすきといった
こころとからだをふるわせて
キスを受ける

夕映えの残る田に
月の影が浮かぶ
透きとおった
田の水の
月があなたを照らす

19歳の秋

しっとりと
暗くなって
なにもかも
包んでしまった

あなたとのキス
あなたを感じ
あなたを慕う

煌々と
黄金の
鮮やかな月の下

いつまでも
いつまでも

あざやかな月の中

いつまでもいつまでも









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