日々

穏やかな日々を

少女の話し

2009年05月16日 01時02分53秒 | 
汚(けが)れたわたし お~いや
汚(きたな)いわたし  お~いや
にくにくしいわたし お~いや

人を憎んで 殺してしまった にくにくしいわたし お~いや

呪いのわたし お~いや

若い頃 レイプされたわたしは 男が信じられなくなった
結婚なんかできないと思った
男から男へ渡り歩いて
陥落させることが目的
そのとたん別れた

その 事件さえ起きなければ
平和だった
男を憎むことはなかった
男から男へ渡り歩いて
男の心をもてあそぶ事はしなかった

エイズの少女が言った
エイズを移された腹いせに
移してやるんだ
といって
男から男へ渡り歩く
めちゃめちゃにされたから
めちゃめちゃにしてやるんだと思った

不倫の関係をもたされた幼い少女も同じだった
どうして
あこがれだけで終わらせてくれなかったの?
20もちがう大の大人が
14歳のなにも知らない少女と
関係もたなくったっていいじゃない

少女は怒った
少女は復習を誓った
誘われたら誘われにのって
不倫をし
結婚を迫って男を困らした
妻子を捨てる気持ちのない男は困った
少女はざまーみろと思いながら
妻に別れてくれといいよった
家庭をぼろぼろにしてさっさと別れた
笑ってやった
バカヤローって

そんな多感な少女時代も過ぎていって
男を憎みながら結婚をした
でも
無垢で
夫を愛する心はあった

夫は浮気をした
思いがけないできごとだった
夫も渡り歩いた男と同じだった
男に絶望した

別れたかった
まだ子はできていなかったから
別れたかった
いつもならさっさと別れることができたのに
結婚したらそうはいかなかった
男は別れたくないといった
浮気はやめるといった

それから女は不幸になった
また、男から男へ渡り歩いた

自分が浮気をすることで
夫、男に復習をした

男達を絶対に許さなかった
呪った
死ね!と叫んだ
何人かは早死にしたので
自分の呪いが届いたのかと思った

きたないわたし
おそろしいわたし
男を憎んで死に追いやるわたし
わたしって恐ろしい
わたしって魔女?
そんなわたし好きになれるはずはない

わたしはわたしを呪った

死んでしまえばいいと思った

そして、少女は自殺した

今日はそんなお話をきいた
自分の娘なんですと・・・・・・・・・
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