3月10日は 東京空襲の日だったんだね。
初めてこの日が分かる。
東京には叔母従兄がいたから
空襲を受けていたと思う
でも
その話はほんとに出なかったね。
父は戦争話をしなかったように
思い出したくない事は
話したくないよね。
でも、今、語る人あり
聞く子あり。
昭和30年代に東京に行ったよ
渋谷の駅の周辺は空き地だらけだった
唐十郎のテントの演劇を見たよ
へんてこりんな演劇だった・・・・・・・・
もう跡形なき昭和の街並み
高い高いビルが並んで
病葉(わくらば)を 今日も浮かべて
街の谷 川は流れる
ささやかな 望み破れて
哀しみに 染まる瞳に
黄昏(たそがれ)の 水のまぶしさ
思い出の 橋のたもとに
錆びついた 夢のかずかず
ある人は 心つめたく
ある人は 好きで別れて
吹き抜ける 風に泣いてる
ともし灯も 薄い谷間を
ひとすじに 川は流れる
人の世の 塵(ちり)にまみれて
なお生きる 水をみつめて
嘆くまい 明日は明かるく
そんな昭和の歌が似合っていた
初めてこの日が分かる。
東京には叔母従兄がいたから
空襲を受けていたと思う
でも
その話はほんとに出なかったね。
父は戦争話をしなかったように
思い出したくない事は
話したくないよね。
でも、今、語る人あり
聞く子あり。
昭和30年代に東京に行ったよ
渋谷の駅の周辺は空き地だらけだった
唐十郎のテントの演劇を見たよ
へんてこりんな演劇だった・・・・・・・・
もう跡形なき昭和の街並み
高い高いビルが並んで
病葉(わくらば)を 今日も浮かべて
街の谷 川は流れる
ささやかな 望み破れて
哀しみに 染まる瞳に
黄昏(たそがれ)の 水のまぶしさ
思い出の 橋のたもとに
錆びついた 夢のかずかず
ある人は 心つめたく
ある人は 好きで別れて
吹き抜ける 風に泣いてる
ともし灯も 薄い谷間を
ひとすじに 川は流れる
人の世の 塵(ちり)にまみれて
なお生きる 水をみつめて
嘆くまい 明日は明かるく
そんな昭和の歌が似合っていた