都内の風疹患者 去年の32倍
2月14日 17時5分
首都圏を中心に大流行している風疹の患者が、都内では今月10日までの6週間で260人に上り、去年の同じ時期の32倍となっています。
専門家はこのペースで流行が続くと妊婦に感染が広がり、赤ちゃんに障害が出る可能性が高まるとして、妊娠を希望する女性や妊婦の夫などに予防接種を受けるよう、呼びかけています。
風疹は妊娠中の女性が感染すると、赤ちゃんの心臓や耳などに障害が出るおそれがあり、去年10月以降、実際に障害が出た「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが全国で6人報告されています。
風疹は去年、関東や関西を中心に流行し、患者の数が過去5年間で最も多くなりましたが、ことしは、それをさらに上回るペースで流行していて、特に都内では、今月10日までの1週間に、90人が新たに報告され、患者数は6週間で合わせて260人に上り、去年の同じ時期の32倍となっています。
患者の8割近くが男性で、その多くが、子どもの頃に風疹の予防接種を受けていない20代から40代です。
また、最近は、20代の女性も増えていて、専門家は妊娠を希望する女性をはじめ、妊婦の夫や同居する家族で風疹にかかったことがなく、予防接種を受けていない人に対して、ワクチンの接種を呼びかけています。
東京都健康安全研究センター疫学情報担当課の杉下由行課長は、「風疹は春から夏にかけて流行する感染症なので、冬にこれだけ流行するのは異常事態で、妊婦に感染して子どもに障害が出るのが心配だ。ワクチンの接種が唯一の予防法なので、接種していない人は必ず受けてほしい」と話しています。
予防注射受けましょう。
子がかわいそうです。
2月14日 17時5分
首都圏を中心に大流行している風疹の患者が、都内では今月10日までの6週間で260人に上り、去年の同じ時期の32倍となっています。
専門家はこのペースで流行が続くと妊婦に感染が広がり、赤ちゃんに障害が出る可能性が高まるとして、妊娠を希望する女性や妊婦の夫などに予防接種を受けるよう、呼びかけています。
風疹は妊娠中の女性が感染すると、赤ちゃんの心臓や耳などに障害が出るおそれがあり、去年10月以降、実際に障害が出た「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが全国で6人報告されています。
風疹は去年、関東や関西を中心に流行し、患者の数が過去5年間で最も多くなりましたが、ことしは、それをさらに上回るペースで流行していて、特に都内では、今月10日までの1週間に、90人が新たに報告され、患者数は6週間で合わせて260人に上り、去年の同じ時期の32倍となっています。
患者の8割近くが男性で、その多くが、子どもの頃に風疹の予防接種を受けていない20代から40代です。
また、最近は、20代の女性も増えていて、専門家は妊娠を希望する女性をはじめ、妊婦の夫や同居する家族で風疹にかかったことがなく、予防接種を受けていない人に対して、ワクチンの接種を呼びかけています。
東京都健康安全研究センター疫学情報担当課の杉下由行課長は、「風疹は春から夏にかけて流行する感染症なので、冬にこれだけ流行するのは異常事態で、妊婦に感染して子どもに障害が出るのが心配だ。ワクチンの接種が唯一の予防法なので、接種していない人は必ず受けてほしい」と話しています。
予防注射受けましょう。
子がかわいそうです。