特養2施設で介護ロボ実証実験始まる 北九州市
2016年7月15日 (金)配信西日本新聞
北九州市は13日、介護現場へのロボット導入を目指し、市内2カ所の特別養護老人ホームで実証実験をスタートさせた。市が進める国家戦略特区事業の一つ。今月から3カ月間、どのようなロボットが有効かを探り、10月から投入。12月から翌年3月までに結果をまとめ、厚生労働省に報告する。北橋健治市長は「全国の介護現場が抱える課題に具体的な方向性を示すのが、北九州市のミッション(使命)だ」と述べた。
特別養護老人ホームは、門司区松原1丁目の社会福祉法人孝徳会「サポートセンター門司」(入所者120人、介護職員約80人)と、同区大里戸ノ上4丁目の社会福祉法人春秋会「好日苑大里の郷」(入所者29人、介護職員18人)。
市によると、8月ごろから職員の体にセンサーを付けるなどして作業時の負荷などの測定を始め、ロボットの導入で負担軽減や効率化を期待できる作業を絞り込むという。施設の規模による効果の違いも比べるとしている。
大里の郷の渡辺大祐施設長は「職員の8割が腰痛を抱えている。技術力を活用し、少しでも楽になるよう取り組みたい」と話した。
2016年7月15日 (金)配信西日本新聞
北九州市は13日、介護現場へのロボット導入を目指し、市内2カ所の特別養護老人ホームで実証実験をスタートさせた。市が進める国家戦略特区事業の一つ。今月から3カ月間、どのようなロボットが有効かを探り、10月から投入。12月から翌年3月までに結果をまとめ、厚生労働省に報告する。北橋健治市長は「全国の介護現場が抱える課題に具体的な方向性を示すのが、北九州市のミッション(使命)だ」と述べた。
特別養護老人ホームは、門司区松原1丁目の社会福祉法人孝徳会「サポートセンター門司」(入所者120人、介護職員約80人)と、同区大里戸ノ上4丁目の社会福祉法人春秋会「好日苑大里の郷」(入所者29人、介護職員18人)。
市によると、8月ごろから職員の体にセンサーを付けるなどして作業時の負荷などの測定を始め、ロボットの導入で負担軽減や効率化を期待できる作業を絞り込むという。施設の規模による効果の違いも比べるとしている。
大里の郷の渡辺大祐施設長は「職員の8割が腰痛を抱えている。技術力を活用し、少しでも楽になるよう取り組みたい」と話した。