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iPS網膜細胞、ひも状に 移植計画を厚労省了承

2022年02月19日 22時21分27秒 | 医療情報

iPS網膜細胞、ひも状に 移植計画を厚労省了承

 2022年2月18日 (金)配信共同通信社
 

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞をひも状に加工し、目の病気の患者に移植する神戸市立神戸アイセンター病院の臨床研究計画を厚生労働省の専門部会が了承したことが17日、同省への取材で分かった。

 臨床研究の対象は、視力の低下や視野の欠陥があり、「網膜変性疾患」と診断された20歳以上の男女。50人を目標とし、4年間の観察期間を通じて移植した細胞が正常に機能するかなどを調べる。

 研究には京都大が備蓄するiPS細胞から作った網膜色素上皮細胞を使用。同病院ではこの細胞を含む液体を移植する臨床研究を既に実施しているが、ひも状に加工することで移植した後も定着しやすくなることが期待できるという。

 理化学研究所などのチームは2014年、iPS細胞から作った網膜の細胞をシート状にし、患者に移植することに成功したと発表している。

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