日々

穏やかな日々を

【宮城】地域支える医師10人募る 朝ドラモデル診療所 移住せずチームで貢献

2021年06月12日 21時02分14秒 | ウイルス

【宮城】地域支える医師10人募る 朝ドラモデル診療所 移住せずチームで貢献

 2021年6月10日 (木)配信読売新聞
 

 登米市など県内外6か所に在宅診療所を展開している「医療法人社団やまと」は、東北の医師が足りない地域に医療を提供しようと、10人の医師を募集している。都市部に住みながら、地方に移住せずとも地域医療を支える働き方を掲げ、NHKのドラマに登場する診療所のモデルになるなど、注目されている。

 同法人理事長の田上佑輔さん(41)は東大病院で外科医として働いていた2011年、東日本大震災の医療ボランティアとして、東京と登米を往復して診療を行っていた。

 その経験から、都市と地方で医師を循環させ、医師不足の解消につなげる仕組みを発案し、「やまとプロジェクト」と名付けた。

 13年4月に開業し、今では登米市や岩手県一関市など6か所の診療所を展開。東京や仙台など都市部に居住する田上さんら20人以上の医師がチームで、地域の在宅患者を支えている。

 登米や気仙沼など宮城県内を舞台に、5月から放送が始まったNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」では、東京の医師が1週おきに交代で訪れる診療所が登場する。この仕組みは、6か所ある診療所の一つ、「やまと在宅診療所 登米」がモデルになっている。

 今回募集するのは、大崎や石巻、気仙沼など医師が不足する地域で勤務する医師。仙台など都市部に住みながら、平日や週末のみなど医師のライフスタイルに合わせて地域医療に貢献してもらうことを想定している。田上さんは「医師が孤軍奮闘することなく、同じ志をもつ仲間がチームを作ることで医療を継続して提供できる。患者のため、地域のために働きたい人は手をあげてほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは、やまとのメールアドレス(info-tome@yamato-clinic.org)。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワクチン非接種「クビに」 ... | トップ | 都、1日60回で17万5000円の個... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウイルス」カテゴリの最新記事