タイ事故犠牲者、京都の医師と妻か 病院にも動揺広がる
2017年11月10日 (金)配信京都新聞
タイ中部アユタヤで日本人4人が死亡した交通事故で、亡くなった日本人が参加したツアーを企画した日本旅行は、4人は大阪府在住の親子と京都府在住の夫婦だと発表した。関係者によると、4人は成本勝彦さん(65)=本籍福岡県、成本陽香さん(30)=同、米今久美子さん(59)=本籍京都府、米今義夫さん(68)=同。
米今義夫さんが勤務していたとみられる京都市下京区の京都武田病院では、職員らが事実確認や報道対応に追われた。浦田直樹事務長(59)によると、9日午前の段階で正式な確認は取れていないが、同病院の米今義夫医師の可能性が高いという。
米今医師は左京区在住で、2006年4月から常勤の内科医として週5日勤務。7~10日に妻の久美子さんとタイ旅行に行くとして休暇を取っていたという。浦田事務長は「米今医師は病院内の産業医として職員の健康を守る存在でもあった。事実確認がまだだが、スタッフも動揺している」と話している。
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