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撃たれた医師、即死と判明

2022年01月31日 12時14分36秒 | 事故事件訴訟

撃たれた医師、即死と判明 容疑者、生存かたり籠城か 母治療で医師会に不満訴え

 2022年1月31日 (月)配信共同通信社
 

 埼玉県ふじみ野市の立てこもり事件で、人質となっていた医師〇木純○(き・じゅん)さん(44)は銃で撃たれ心臓が破裂、即死だったことが29日、捜査関係者への取材で分かった。渡宏(わた・ひろし)容疑者(66)=殺人容疑で送検=は立てこもっていた際、捜査員に鈴木さんの容体について「大丈夫だ」と話していたが、東入間署捜査本部は虚偽の説明をしていた疑いがあるとみて、詳しく調べている。

 また事件発生前日に死亡した母親に関し、渡辺容疑者が治療を担当していた鈴木さんの方針に不満があるなどとして、東入間医師会に15回前後電話相談していたことも分かった。

 医師会関係者によると、母が通院したほかの複数の医療機関にも苦情を入れることがあった。

 渡辺容疑者は27日夜、鈴木さんの経営するクリニック関係者計7人を自宅に呼び出し、鈴木さんを散弾銃で撃ったとされる。理学療法士の男性も撃たれて重体となった。医療相談員の男性は催涙スプレーの被害に遭った。

 そのまま11時間近く立てこもった渡辺容疑者は、捜査員に対し、人質とされていた鈴木さんについて「大丈夫だ」「救出してほしい」などと話したが、直接会話をさせようとはしなかった。鈴木さんは27日夜の時点で死亡していたとみられる。

 捜査関係者によると、渡辺容疑者は当初黙秘していたが、その後「自殺しようと思い、自分だけでなく医師やクリニックの人を殺そうと考えた」と供述した。渡辺容疑者自身にけがはなく、自殺を図ったような形跡はなかった。

 捜査関係者によると、渡辺容疑者が鈴木さんらの訪問を受けた際、催涙スプレーを使用後に発砲したとの情報が当初あったが、発砲が先だった可能性が出てきたため、確認を進めている。

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