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「マイiPS」万博で披露 山中氏、早期開発に意欲

2019年02月17日 10時11分23秒 | 医療情報
「マイiPS」万博で披露 山中氏、早期開発に意欲
2019年2月4日 (月)配信共同通信社

 2012年のノーベル医学生理学賞を受賞した京都大iPS細胞研究所の山中伸弥(やまなか・しんや)所長が1日、大阪市内で開かれた関西プレスクラブの会合で講演し、「マイiPSを(25年の大阪・関西)万博会場で披露したい」と語り、早期開発へ意欲を示した。マイiPSは、患者本人の細胞から作る人工多能性幹細胞(iPS細胞)で、移植した際に拒絶反応が起きにくい。
 山中氏は現在の再生医療や創薬に関し、開発費用の低コスト化と研究期間の短縮が課題と指摘。患者本人の細胞からiPS細胞を作るには現在、数千万円かかるが、100万円程度にし、数週間での提供を目指すとした。
 また、他人の細胞を使って、拒絶反応が起きにくいiPS細胞を作って備蓄し、研究機関などに迅速に提供する京大の「ストック事業」について言及。日本人の約40%に移植が可能となったと説明したが、「日本だけでなく世界の人をカバーするのは手に負えない」と話し、マイiPSの重要性を強調した。
 山中氏は万博開催決定について「一番うれしいニュースの一つ」と振り返り、「貢献できるよう一生懸命研究を進めたい」と意気込んだ。

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