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つえあると障害者に見える 森元首相、医大式典で発言

2022年11月01日 22時56分16秒 | 
つえあると障害者に見える 森元首相、医大式典で発言
 2022年10月31日 (月)配信共同通信社

 森喜朗元首相(85)は29日、金沢市で開かれた金沢医科大の創立50周年を記念する式典であいさつし、自身がつえを使用していることに触れ「つえを突いていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる」と述べた。障害者をやゆしているともとれる発言で、物議を醸す可能性がある。
 森氏は金沢医科大で顧問を務めており、来賓として出席した。「医師の指導でリハビリの効果がかなり出てきており、もうつえはいらない」とも語った。
 森氏は東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長だった2021年2月、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。「女性蔑視」と批判され、辞任に追い込まれた。首相時代にも「日本は天皇を中心とする神の国だ」「態度を決めていない有権者が寝ていてくれれば」などの失言を繰り返した。
 式典にはほかに、馳浩石川県知事や池田貴城(いけだ・たかくに)文部科学省高等教育局長らも出席した。

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