”そんなにキツいならやめろよ。ただのドMジジイじゃねーか。キモいんだよ”
眉間に深いしわを寄せて一所懸命走れば、そう思われるだろうし。
そう思われたくないので、走るのがただ好きなんです風な薄笑いを浮かべて走れば
”なに意識してんだよ。いい歳してそんなに観てもらいたいのかよ。キモッ!”
人の少ない赤川堤から交通量の多い羽黒橋へ出ると、つい道行く人の目を気にしてしまう。
意識過剰かとは思うけど、往路で力を出し切ったあとの姿は、物凄く無様な恰好だもの。
ましてや、午前中とはいえ30度を超えた炎天下、貧相な七十のジジイが・・・だよ。
”いつまで着てんだよ。ジジイに似合う柄でもねーし、若ぶってんじゃねーよ”
30年も前、地元国体を控えた菅平のレフリー研修時に購入した思い出深いTシャツなんだ。
木陰で息を整えている頃には、走り切った満足感で全部頭から消えているけどね。
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