単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

夏の小心者

2023-08-23 | 暮らし・ジョギング

 

 ”そんなにキツいならやめろよ。ただのドMジジイじゃねーか。キモいんだよ”

眉間に深いしわを寄せて一所懸命走れば、そう思われるだろうし。

そう思われたくないので、走るのがただ好きなんです風な薄笑いを浮かべて走れば

 ”なに意識してんだよ。いい歳してそんなに観てもらいたいのかよ。キモッ!” 

 


 

  

人の少ない赤川堤から交通量の多い羽黒橋へ出ると、つい道行く人の目を気にしてしまう。

意識過剰かとは思うけど、往路で力を出し切ったあとの姿は、物凄く無様な恰好だもの。

ましてや、午前中とはいえ30度を超えた炎天下、貧相な七十のジジイが・・・だよ。

 


 

 ”いつまで着てんだよ。ジジイに似合う柄でもねーし、若ぶってんじゃねーよ”

30年も前、地元国体を控えた菅平のレフリー研修時に購入した思い出深いTシャツなんだ。

木陰で息を整えている頃には、走り切った満足感で全部頭から消えているけどね。



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