ヤドTさんがメンテに関する質問をコメントしてきたのだが、私なりの考え方を少し書いてみようと思う。
まず「@の糞(排泄物)」なのだが、多くの人は「糞(排泄物)=不浄な物」と考えるようだが、これは極めて「人間的な考え方」ではないだろうか。
ファーブルの昆虫記で有名な「フンコロガシ」でもわかるように、自然界においては「糞=不浄な物」と言う考え方は通用しないようで、「糞がたまったから掃除をする」と言う事にこだわる必要は無いだろう。
「浜辺の掃除屋」と言われる事もある@にしてみれば、「犬の糞を食べる」と言う事もあり得る事で、@の世界では当たり前のことではないだろうか。
ネットでオカヤドカリに関する情報を見ると「月に1回か2回砂を洗う」と言う事が言われているのだが、これなどは典型的な「人間的思考」から出てきたことではないだろうか。
@を飼育していればわかる事ではあるが、「脱皮で2ヶ月以上砂に潜っている」と言う事も珍しくない事を考えれば、「毎月2回砂を洗う」などと言う事は「落ち着いて脱皮もできない」と言う事になり、極めて矛盾した話ではないだろうか。
しかしながら・・・・、である。
私も@の飼育を始めた初期の頃は結構砂を洗っていたのだが、これには一つの原因があり、この事が「月に2回砂を洗う」と言う話しの元になっているのではないだろうか。
その原因とは、「オカヤドカリは乾燥に弱く、干乾びて死ぬ」と言う情報が元になり、その結果として「砂をウエットに保つ」と言う事である。
「@は乾燥に弱い」と言う思い込みにより「砂はウエットに」と言う事になり、結果的に「水分過剰」と言う事になり、「砂が臭う」と言う問題が発生してしまうのである。
過去に聞いた話では「水槽にイトミミズ(ある種の線虫?)が発生した」などと言う事もあり、概ね「水分過剰→細菌の繁殖→臭う→砂を洗う」と言う構図が出来上がるのであるが、この問題に対する解決策としては「砂をドライに保つ」と言う事が最も良いのであろうが、「砂をドライにすると@が潜れない」と言う問題も発生して悩むところである。
そこで私が取り入れた方法は「ウエットでもドライでもない中間的な状態」にすることである。
この方法で過去3年間、10月始めと6月始めの「年2回」砂を洗うだけで済ませているが、気温の高い夏場で4ヶ月、それ以外の時期は8ヶ月砂を洗わずにいても「特別臭いはしない」のである。
過去の記事を読んでいただけばわかると思うが、真夏の「湿度が30%以下」と言う極度の乾燥状態でも@が元気に動き回っている事を考えれば「湿度に過度の注意は必要ない?」と考えるべきで、砂も「@が潜るのに支障が無い程度の湿りで十分」と考えている。
この程度の湿りであれば細菌の繁殖もそれ程ひどくないようで、8ヶ月砂を洗わなくても特別臭うことも無く、余り神経質に成る必要はないだろう。
次に、これから寒さが増すに従って問題になる「水槽内の結露」であるが、私に言わせれば、結露が起きる状態は「水分過多」と言っても良いと思うのだが・・・・。
「@は乾燥に弱い」と言う思い込みが、「湿度を高く保とうとする→結露がひどくなる→水分過多になる→細菌が繁殖しやすくなる→臭う」と言う悪循環が起きてしまうのである。
まず「@の糞(排泄物)」なのだが、多くの人は「糞(排泄物)=不浄な物」と考えるようだが、これは極めて「人間的な考え方」ではないだろうか。
ファーブルの昆虫記で有名な「フンコロガシ」でもわかるように、自然界においては「糞=不浄な物」と言う考え方は通用しないようで、「糞がたまったから掃除をする」と言う事にこだわる必要は無いだろう。
「浜辺の掃除屋」と言われる事もある@にしてみれば、「犬の糞を食べる」と言う事もあり得る事で、@の世界では当たり前のことではないだろうか。
ネットでオカヤドカリに関する情報を見ると「月に1回か2回砂を洗う」と言う事が言われているのだが、これなどは典型的な「人間的思考」から出てきたことではないだろうか。
@を飼育していればわかる事ではあるが、「脱皮で2ヶ月以上砂に潜っている」と言う事も珍しくない事を考えれば、「毎月2回砂を洗う」などと言う事は「落ち着いて脱皮もできない」と言う事になり、極めて矛盾した話ではないだろうか。
しかしながら・・・・、である。
私も@の飼育を始めた初期の頃は結構砂を洗っていたのだが、これには一つの原因があり、この事が「月に2回砂を洗う」と言う話しの元になっているのではないだろうか。
その原因とは、「オカヤドカリは乾燥に弱く、干乾びて死ぬ」と言う情報が元になり、その結果として「砂をウエットに保つ」と言う事である。
「@は乾燥に弱い」と言う思い込みにより「砂はウエットに」と言う事になり、結果的に「水分過剰」と言う事になり、「砂が臭う」と言う問題が発生してしまうのである。
過去に聞いた話では「水槽にイトミミズ(ある種の線虫?)が発生した」などと言う事もあり、概ね「水分過剰→細菌の繁殖→臭う→砂を洗う」と言う構図が出来上がるのであるが、この問題に対する解決策としては「砂をドライに保つ」と言う事が最も良いのであろうが、「砂をドライにすると@が潜れない」と言う問題も発生して悩むところである。
そこで私が取り入れた方法は「ウエットでもドライでもない中間的な状態」にすることである。
この方法で過去3年間、10月始めと6月始めの「年2回」砂を洗うだけで済ませているが、気温の高い夏場で4ヶ月、それ以外の時期は8ヶ月砂を洗わずにいても「特別臭いはしない」のである。
過去の記事を読んでいただけばわかると思うが、真夏の「湿度が30%以下」と言う極度の乾燥状態でも@が元気に動き回っている事を考えれば「湿度に過度の注意は必要ない?」と考えるべきで、砂も「@が潜るのに支障が無い程度の湿りで十分」と考えている。
この程度の湿りであれば細菌の繁殖もそれ程ひどくないようで、8ヶ月砂を洗わなくても特別臭うことも無く、余り神経質に成る必要はないだろう。
次に、これから寒さが増すに従って問題になる「水槽内の結露」であるが、私に言わせれば、結露が起きる状態は「水分過多」と言っても良いと思うのだが・・・・。
「@は乾燥に弱い」と言う思い込みが、「湿度を高く保とうとする→結露がひどくなる→水分過多になる→細菌が繁殖しやすくなる→臭う」と言う悪循環が起きてしまうのである。