去年の11月に安かったので気まぐれに買ってきた「苺みるく」という名のシンビジウムです。
非常に丈夫な個体のようで、初めは育ち過ぎで困るくらいだったが・・・・。
7月の竜巻で家の屋根が半分剥がされ、それ以後はほとんどほったらかしに。
雑草まみれになっていたものをとりあえずきれいにしてみたが・・・・。
新しい芽が何本も出始めているが、中央と左端は「花芽」です。
右端と手前の小さな芽は「葉芽」です。
通常だと新芽は春の開花後に出るのだが、この個体は時期などお構いなく出てきます。
ちなみに、私が蘭に興味を持ち始めたのは「シンビジウム」で、今から60年以上も前の事です。
そのきっかけは・・・・。
「日本経済新聞」です。
今はテレビ欄になっている「裏表紙」だが、この頃はまだテレビ欄はなく、ここから様々な情報を仕入れることも出来たのです。
そう、シンビジウムだけでなく、「アマリリスベラドンナ(ベラドンナリリー、本アマリリスとも言うが)」もここで知ったのです。
大卒サラリーマンの初任給が「1万円以下」という時代で、「実生2年苗が1球600円」というとんでもない値段(今なら1万円越え?)だったが、それを2つ買ったのは今でもよく覚えているが。
ちなみに、シンビジウムの開花株だと「数万円(大卒サラリーマンの半年分の給料)」もしたし、カトレアなどは「10万円越え(年収越え)」が当たり前の時代です。
それが今では・・・・。