「マムシグサ」の変種だと思うが、「青マムシグサ」です。
いつ買ったのか全く記憶にないほど前からいるのだが、まったく増えません。
ちょっと「雪餅草」に似た感じだが、色は明るいグリーンです。
で、この花も雪餅草同様に、性転換をするようです。
というのも、これまでも花自体は毎年咲くが、種らしきものができたことがないのです。
ところが・・・・。
今回は種らしきものが出来ている。
が、交配させたくても雄花がありません。
そこで・・・・。
これはたまたま咲いていた雪餅草の雄花です。
写す前に取ってしまったが、この花の花粉を使ってみようと思う。
雌花は奥の方にあるので、花粉ごと中に入れてみました。
品種が違うのでうまく種ができるのか。
種が出来たとしても、どんな色になるのか。
1ヶ月もすれば種が出来たかどうかはわかるが、どんなものが生まれるかは3年か4年後になる。
新型コロナの影響ではないが、最近はほとんど新しい植物は買わなくなってしまい、このような交配や実生で気分転換をしています。
2022.05.12.
追記です。
どうやら受粉はしているようで、種が出来そうだが・・・・。
問題は種が熟すまで花茎が維持できるのか。
この仲間は花茎が軟弱なため、ちょっとしたことで折れたり腐ったりする。
種が完熟するのは半年後の11月ごろ。
それまで何とか持つとよいのだが・・・・。
そして・・・・。
種を蒔いても花が咲くのは3年後。
そう、この結果がわかるのは4年後になります。
2022.05.26.
再追記です。
間違いなく種はできているようだが、このまま秋まで維持できるのか。
背が高いので風対策はしたが、茎が柔らかいので腐らないで欲しいものです。
今はまだ緑色だが、種が熟すと赤(オレンジ)くなり、鳥が食べに来ます。
2022,06.01.
追記です。
雨模様で湿度が高くてレンズが曇っていたようで、あまりきれいに写らなかったが、上半分だけ種が出来たようです。
「青マムシグサ」に「雪餅草」を掛け合わせたので、どんなものが生まれるのか。
結果がわかるのは4年くらい先かも。
2022.06.23.
その後の様子でも。
「青マムシグサ」に「雪餅草」の花粉を付けたもので、ちょっと形がいびつになったが、種はできているようです。
こちらは「浦島草」だが、まだちょっと微妙な感じも。
種が熟すのは11月ごろで、そのころになるとオレンジ色になります。
種ができるのか、その種からどんな子ができるのか…楽しみにしています🥰
この仲間には「雌雄同株」もあれば、育ち具合で「性転換」をするものもあります。
育ちが悪いとオスになり、育ちが良いとメスになる。
オオハンゲやカラスビシャク、ムサシアブミなどは勝手に種が出来て増えまくるので。
オオハンゲは斑入りを買ったのだが、それがこぼれ種で雑草のごとく生えてきて困るんだがね。
この姿は小豆島の寒霞渓を登っているときに一度見たことがあります
これからもまだまだ乗り越える壁はありますが見ているこちらとしてはワクワクです
植物のたくましさを見せつけてほしいですね
紫帝玉も頑張って欲しいです
ちなみに、草花の実生だと結果もすぐに出るが、山野草はそうもゆかず、気長に待つしかないのが悩みの種だがね。
紫帝玉。
今のところは何とか無事です。
が、まだ先が長いがね。