ある質問サイトで、「冬の屋内のレースのカーテン越しの日光で葉焼けを起こした」という趣旨の質問があり、それにろくでもない回答をする人もいるが・・・・。
そもそも、冬の弱い日差しで葉焼けなど起きるのであろうか。
それも、屋内のレースのカーテン越し」でである。
屋外の直射日光ですら葉焼けなど起きないのに、どうしてこのようなバカげた話が広まるのか。
実は、この様なバカげたことは「ネット社会」になってから広まったのだろう。
ちなみに、かつてある人から「お前さんのブログは文章が長すぎる」と言われたことがあるが、私に言わせると「もっと長く書きたい」と思っているのだが・・・・。
正直なところ、スマホだといくらかましにはなったようだが、普通の携帯の画面は小さいので、少し長い文章になると一部しか表示ができず、それを嫌がる人も多いのだ。
そう、これが原因で初めに書いたような問題が起きるのだ。
ちなみに、かつては「夏の日差しの強い時期には」という注釈が付いていたはずが、長文が嫌われるようになり、何時のまにか肝心な注釈が消えてしまい、この様なバカげた問題が起きるのです。
しかも・・・・。
かつては「戸建て住宅」が中心で、日当たりも今よりはるかに良く、それで「遮光」の必要もあったが、今はあまり必要もなくなり、冬場は直射日光でも「日光不足」になることだってあるのに。
で、質問サイトに出てくる「葉焼け」だが、その多くは「低温によるもの」や「水不足が原因になっている」と思った方が良いと思うのだが・・・・。
葉焼けは「日焼け」とも言い、4月から10月くらいまでの間に起きるので、メカニズムが全く違うからね。
で、低温で起きるのは「紅葉」の場合と「低温障害の前兆」の可能性もあるが。
なので、温度が高くなると元に戻るので。
水不足の場合は色が悪くなり、水をやることで元に戻ることもあるよ。
が、葉焼けだとほとんど元には戻らず、ケロイドのような痕が残ることも多いがね。
とにかく、発生時期が全く違うのだから、それをわきまえること。
AIに関しては記事で書くかも。
水が不足していたり低温であれば、エネルギーを十全に使うことが出来ないので、「過剰になって」光阻害が起きます。
強い直射日光によって起きるのは人間の「日焼け」と同じで、メカニズムは全く違うからね。
正直、LEDに関そてはまだよくわからない部分も多く、未解明の部分も多いからね。
ちなみに、生食用の葉物野菜がもっと強力なLED照明によって生産されているが、そこでは葉焼けは起きないのでね。
低温時に起きるのは「植物の防衛機能」によるもので、水不足の時も似たようなもので、「葉焼け」とは言わず、「変色」といった方が良いかも。
強すぎる光によってアントシアニンが溜まり赤、黒っぽくなるタイプ、葉緑体が分解されて黄色くなったりするタイプ、そこから最終的に茶色く枯れるタイプ。見た目は何も変わらないタイプ。
過剰な光エネルギーにより活性酸素が作られ、これらの働きにより葉緑体が破壊され、細胞が壊死すると言うのが典型的な葉焼けのメカニズムです。
簡単に言うと、低温や乾燥で起きると言うのは、そもそも光合成が出来ないから、光エネルギーが余ってしまうからですね。
野菜工場のLEDは適切な距離、時間で照射しているので通常、葉焼けは起きません。
環境もコンピュータ管理です。
今回も「ficusmore」と名乗る人があれこれと書いているが、どこのだれかなど全く分からず、古い言い方をするなら「闇討ち」と同じことをする。
闇討ち。
これはもともと「性根の曲がった悪いやつ」が使う常套手段で、卑劣なやり方なんだがね。
ハッキリ言うなら、「根拠のない出鱈目話」だからこういう卑劣なことをするんだろうね。
文面から推察すると・・・・。
前にも幽霊のように現れていないかな?。
その男。
しばしば名前を変えて現れるが、よほどの暇人なのかも。
研究も誰がやろうがそれは自由なので、これも掃いて捨てるほど存在するのだがね。
どこぞの物好きが暇つぶしにやっても「研究」であることには間違いはないが、「売名目的」ですることもあるからね。
繰り返すが、何故素姓を隠すのかな?。
どこの誰ともわからないやつの話など信じる気はないのでね。
光阻害。
はるか昔に誰ぞが言い始めただけで、「昔話」でしかないんだよ。
葉焼けが起きるメカニズムに、科学的根拠はあるのか?と言う話ですが、あります。
素人が記述したサイトであれば信頼性は低いと言えますが、ちゃんとしたその分野の学者が出版した文献やサイトは信頼性が高いのです。
さらに、「業界用語」を知っていると思うが、その筋以外では全く通用ぃない用語も多く、植物学と園芸は「別物」といった方が良いかも。
「ちゃんとしたその分野の学者が出版した文献やサイトは信頼性が高いのです」
高いことは認めるが、「絶対に正しい」という保証もないよ。
なので、あんたの言う「科学的根拠」にもあまり意味はないよ。
公序良俗に反する内容や法的に問題の有る出版物には規制はあっても、それ以外にはほとんど何の規制もなく、信頼性の保証もないのでね。
教科書に書かれている事が、今後訂正される事はあると思いますが、現在わかってる範囲ではそういうメカニズムで説明ができています。
そう、学校教育は「植物学の一部」なので、農業高校や農大卒も、農業の現場では「理屈ばかり使い物にならない」と嫌われるんだよ。
寒い時期に起きるのは「低温障害」によるものが多く、葉焼けとは別扱いだからね。
夏場の葉焼けは「火傷」と同じで、冬場に起きるのは「しもやけ」と同じで、メカニズムも全く違うんだよ。
とにかく、園芸の世界では「光阻害」という言葉自体使わないからね。
使い始めたのはごく最近のことで、あんたらだけが使っているんだよ。
最初に光阻害と名付けた人はKokという人で、彼はホウレンソウの葉で強すぎる光を当てると逆に活性が落ちることを発見しました。
当時の定義では「強すぎる光」なので園芸の認識と相違ありません。
主に光化学系IIの阻害と考えられてきました。
単に強すぎる光であれば光化学系II、光化学系Iの阻害は修復できないのでそれを守る仕組みがあるんです。
って言うか、あんたらがいう屁理屈でどれだけ多くの初心者が泣かされているのか知らないのだろうね。
言っちゃ悪いが、あんたらのしているのは「言葉遊び」と似たようなもので、最も肝心なこと(解決策)ににはなにも触れようとしない。
たぶん、これもスマホンの普及がもたらした「害」なんだろうね。
植物の研究をしている人は、机上であれこれ理屈を組みたてているのではなく、植物を使って研究しています。
学者達の研究の上に園芸は成り立っているので、それを「屁理屈」と言うのは最初に植物のあれこれを発見した研究者達に失礼だと思います。
無関係ではなく、大いに関係があるのでは?。
かつては「光阻害」などと言う言葉は知恵袋でも出てこなかったのが、最近は時折出てくるようになった。
これは以前からあったことではあるが、「いったいどこでそんな情報を仕入れた?」と言いたくなるような情報が増えていて、それに初心者が惑わされて泣いている。
どうやら、あんたがその「情報の発信源」になっているのかも。
ネット上は「無法地帯」に近いので、嘘や出鱈目だらけなんだよ。
「最初に植物のあれこれを発見した研究者達に失礼だと思います」
こんなことを考えたら趣味も道楽も成り立たないからね。
って言うか、あんたは論点をただはぐらかしているだけ。
趣味や道楽の世界にそんな難しい話は必要ないんだよ。
その時点で「強すぎる光を当てると」と言うこと自体は分かってます。低温と弱光で阻害が起きる事が分かったのも別に最近の事ではなく1990年代です。
別な言い方をするなら、「絵に描いた餅」と同じで、腹の足しにはならないんだよ。
「俺は物知りなんだよ」と自慢でもしたいのかな?。
俺も研究者の端くれだが、研究者には多いんだよな。
「自己顕示欲」の強い人が。
最近は特に。
専門家や研究者が書いた文献が役に立たず、一般人の落書きが役に立つ道理は何でしょうか?