一口に「多肉植物」というが、その正体を詳しく知っている人がどれだけいるのであろうか。
「多肉植物」とは・・・・。
1、葉や茎、根などが多肉化した植物のことであって、その種類は千差万別で、「非常に多くの種類の植物」が含まれます。
2、葉や茎、根が多肉化しているために「乾燥い強い」「乾燥を好む」とも言われるが、必ずしもそうとは限りません。
「多肉植物」でありながら、比較的乾燥い弱いものもあるのでね。
「奇想天外」などはそん代表格だから。
3、一部には意味が拡大解釈されていて、「砂漠に生えている」という理由で多肉植物として扱われるものもあるが、
前に書いた「奇想天外」はその代表格かも。
「奇想天外」は砂漠に生えるので「多肉植物」として扱われがちだが、実際は乾燥に弱く、一般的な多肉植物とは「別次元の植物」だと思った方がいいだろう。
何しろ、砂漠に生えてはいるが、その根は地下深く(10m以上?)の地下水脈まで伸び、そこから常に水を吸い上げているので、その水脈が枯れたらお終いなのだから。
また、「サボテン」のように、本来は多肉植物の仲間であっても、種類も非常に多くて「独立したジャンル」で扱われるものも多いので。
「球根類」や「根菜類」「蘭」などもれっきとした多肉植物なのだが、「サボテン」と同じで、それぞれが独立したジャンルで扱われています。
4、さらに「観賞が目的かどうか」で扱いが変わることも多く、「タマネギ」などは、「野菜」でもあり「球根」でもあり、「多肉植物」でもあるので。
って言うか、「多肉植物」とは、植物の種類が少ないので「独立した植物群に含まれない植物たち」といってもよいかも。
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