てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

つもり貯金

2006-10-27 15:51:07 | レジャー
 いざという時の、海外旅行の準備万端ととのったものの、肝心の手元が不如意の身ゆえに、おいそれと実行とは参らぬ。このままでは果たしてネクスト・チャンスが、いつ巡ってくるのやら心もとない。
 そこでかみさんと相談の上、一計を案じることにした。名づけて「つもり貯金作戦」と「ワン・コイン(500円玉)作戦」。

 外で一献傾けたつもりで「一献貯金」、外食したつもりで「外食貯金」、買ったつもりで「買物貯金」…という具合に、欲求や衝動が生じても一度は飲み込んで、じっと我慢してやり過ごす。然る上で、もし行動に移していたらいかほどの出費になっていたかを換算し、それ相応分を貯金に廻すのである。
 併せて「ワン・コイン(500円玉)作戦」とは、つり銭で500円玉がきた時には、そのまま貯金箱に入れる。
 更にもう一つ。年に数回のジャンボ宝くじだけは、今後も諦めずに夢を託してみる。

 こうして月額1万円を目標に「旅行貯金」をし、できれば1年に1度の海外旅行を楽しみたいと念じている。
 次は何処にしようかな?行先のことなど思い巡らすのも、また楽し!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いざ西へ

2006-10-26 21:03:12 | レジャー
 朝、かみさんの「尾道ラーメン、食べに行かん!」の一言で決まり。西へ車を走らせることにした。 ※8時59分、滑り込みセーフで山陽道岡山インターに乗り、僅か50分で尾道インターに到着。

 先ずは千光寺公園へ。天気もよく山頂からは尾道市内はもとより、対岸の因島始め瀬戸内海の島々が眺望でき、はるか四国連山をも遠望できた。
 千光寺参拝の後は、尾道ゆかりの作家・詩人の名作がつづる静かな散歩道「文学のこみち」を散策した。

 不躾にも千光寺公園駐車場係りに「尾道ラーメンの一番美味い店は?」尋ねると、すかさず「朱華園」との答えが返った。
 結局は以前食べた味が忘れられず、お目当ての「尾道ラーメン壱番館」へ直行。醤油ベーススープと平打ち細麺でシンプルに仕上げた味は期待通りだった。これまで食べたラーメンでは唯一無二だと思う。あまりの美味しさに、孫子にも食べさせてやりたく、持帰り用パック(1人前430円)を土産に求めた。

 帰路は折角の機会なので、福山のバラ公園へ。どうせ見頃時期は過ぎていると高を括っていたが、あにはからんや色とりどりのバラが咲き乱れた景観は圧巻だった。

 更に帰り道、鴨方の遥照山へ登った。かつて出張で何度か泊まったことのある「(かんぽの宿)遥照山簡易保険保養センター」と日本一の天文台がある「岡山天文博物館」へも足を延ばした。
 郵政公社は来年10月の民営化を控え、保有する不採算施設や社宅の廃止を進めており、当保養センターもその一つに入っているのは寂しい限り。 これも小泉構造改革で辿る運命である。

 たかが一杯のラーメンのために、わざわざ尾道とは、ちと贅沢過ぎる話だが、あまりお金をかけず楽しむことができた。稲刈りを前に、英気を養うに十分な小旅行を堪能した。
…………………………………………………………………………………………
ETC通勤割引:6時から9時または17時から20時の間に高速道路(100Km以下)を利用すると、通行料が5割引になる。 (05年1月から)




















コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百姓今昔

2006-10-25 19:08:59 | 農事
 実りの秋本番を迎えた。いよいよ28日は稲刈りの予定。坂出から長男が手伝いに帰省してくれる手はずになっている。それに備えて、田の畦際刈りと畦草刈りに精を出した。
 いつもはかみさんの仕事で、その後のコンバインを使うのが私のパートなのだが、今回自分がやって見て大変さを痛感した。

 思い起こせば、小学校5、6年になると百姓仕事に駆り出され、田起こし、田植え、稲刈り、野菜作り…何でも手伝わされ、農家(専業ではない)の長男に生まれたことを恨んだものだ。
 稲束は肩に振り分けにして運ぶのだが、身長が足らなくて稲穂を引きずるのを注意されながら…。

 その頃は全てが人牛による手作業で、トラクターの代わりに牛、コンバインはなくて簡易脱穀機、今なら1日で終わる田植えにしても、苗代作りからいうと数倍もの時間と手間がかかっていた。
 百姓仕事の重労働と過酷さをいやというほど思い知らされたものだ。

 高校に上がる頃から、段々に機械化され随分と楽に、しかも迅速になった。親父は視力がない上に不器用だったから、勢い私が機械を使わざるを得ず、小百姓ながらこの道40数年になる。
 機械化の利便さを、普段享受している分、たちまち今日の様に手作業になると、苦しくて辛かった昔を思い出さずにいられない。百姓仕事のしんどさは、経験した人でないと理解できないだろうなぁ。

   
   ファンタジックな朝焼け
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネクスト・チャンス

2006-10-24 18:30:08 | レジャー
 先日から二足続けてスニーカを履き初めした。その必要もないほど足に良く馴染み、このシューズにして正解だった。
 いずれも21日の「せんい瀬戸大橋まつり」の会場で求めたもの。現在のシューズも3年前の同まつりで求め、誠に足によくフィットし、毎日愛用しても疲れ知らずなので、密かに今回の同まつりの開催を狙っていた。

 前後して倉敷の大ショッピングモールの「タイガース応援フェアー」で、お気に入りの大きめのハードケースに買い換えた。
 そして過日期限切れになったパスポートを申請し、23日には入手した。

 別に現時点で具体的な旅行を計画している訳ではないが、準備万端いつでも臨戦態勢にある。前回のニューヨーク旅行から1年少々間が空いたことだし、遠からずネクスト・チャンスが巡ってくるのを願っている。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西条柿

2006-10-23 22:23:03 | グルメと料理
 我が家の裏庭にある西条柿の老木は、成り年と不作が交互に巡ってくる。昨年は大豊作でショウヤクに持て余したほど。
 一転、今日の収穫は昨年の1/3以下、ポリバケツにやっと2杯。その分実はやや大ぶりだった。

 果物王国おかやまにあって、たわわに実る柿は秋の代表的な果実である。とりわけ西条柿は約 800年前から中国地方で栽培されている渋柿で、古くは戦国時代の兵糧として干し柿にされた柿である。
 西条柿の名のいわれは、その甘さや口当たりが最も良いという意味の「最上柿」からだとされている。

 母親の背中にも似た御天道様の温もり、星をも揺らす様な夜の冷たい風が、上品な甘み、独特の風味の“干し柿”を育む。“淡し柿”にしても西条柿でなければ味わえない。
 我が家では、干し柿と淡し柿を半々にショウヤクした。淡し柿は5日後には出来上がり、干し柿も初霜が降りるころには食べられそう。今からその日が待ち遠しい。

 柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺 (正岡子規)
 日あたりや 熟柿の如き 心地あり(夏目漱石)
 里古りて 柿の木持たぬ 家もなし(松尾芭蕉)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする